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ガタンゴトン

てると

すごいなぁ✨

てるとは今、カボチャの馬車の中で街並みを眺めている。

てると

いろんなお店ある。あ、美味しそうなお菓子屋さんだ!今度まひちゃんと行ってみようかな

ばぁう

てるちゃん、俺にもご褒美ほしいー!

ばぁうは馬に乗って馬車を引っ張っている

てると

わかってるよ✨この馬車もドレスも、全部想像以上でびっくりしてるよ。よしよーし。ばぁうくんは偉い子だねぇー

ばぁう

ふふ、俺、偉い?

てると

うん!すっごく偉いよ。ありがとう

ばぁう

(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°それほどじゃないって

てると

(機嫌よくなってる。チョロw)

てると

わぁ、ここがお城。立派だなぁ

ばぁう

ほら、ついたよ。楽しんできな。

てると

ありがとう!!(でも、、意外と引き止めないな)

ばぁう

どうしたの♪

てると

んー、なんでもない。行ってくるね!

少し腑に落ちないまま、僕はお城の中に入って行った。

てると

わ、素敵、すごい、、

招待状を見せて入り口をくぐった途端、お城の広さや華やかさに圧倒される。

てると

(招待されている人も、綺麗な人ばっかりだ)

少し不安な気持ちがしたけれど、すぐに知り合いが声を掛けてくれた

そうま

あー!てるとさん!こんばんは

てると

そまちゃー、さん付けなくていいよ!あー、まひちゃんも!!

そうま

そっか、じゃあてると!

まひと

て、てるちゃん、、//

てると

まひちゃん、今日は一段とかっこいいよ!ちゃんと王子様って感じすごくするよ!

まひと

そ、そうかなぁ。えへへ//

まひとは照れ笑いしながら、綺麗な模様のマントを手で持って揺らした。

そして、少し俯いたまま

まひと

その!てるちゃんも、すごく綺麗だよ。いつも可愛いけど、さらに、好きになっちゃった

てると

...そ、そうかな!頑張っておしゃれしてきたから、嬉しい✨

お互い、少しぎこちなく会話をする

そうま

(青春だぜ!いいな!)

陽キャの護衛は微笑ましく2人を見ている。

しゆん

あの、さ、真剣に付き合うつもりないのにそんなこと言ったら勘違いさせて、逆に傷つけちゃうと思うんだけど

2人がラブラブしているのが見てられなくて、しゆんも会話に入ろうとする。

しゆん

(話しかけてきた令嬢をあしらってたら先越されてた、、)

てると

あ、、、

てると

そうだよね。

(告白されたのに、またまひちゃんと友達感覚で喋ってたかも。)

しゆん

え?違うって!お前はなんも悪くないよ。そこの王子のこと!

てると

ほんと?

涙目で見つめる

しゆん

そんな見られると、どうしていいかわかんなくなる///可愛すぎて!

しゆんは顔を赤くしててるとから目を逸らす

てると

ちょっと、すぐそうやって口説こうとする!

てると

(でも、意外と照れ屋なんだよなぁー。そういうとこ、可愛いかも)

まひと

(てるちゃん、嬉しそう、、なんか、僕への態度と少し違う、、?)

まひと

(苦しい)

そうま

まひちゃんはね、てるちゃんに告白したんだよ。だから本気

しゆん

はぁ?お前も?ちなみに俺も本気だけど

まひと

そうだよ。てるちゃんに告白するなんて、君もなかなかやるじゃん。

まひと

(え?え!!?どうしよう!)

そうま

ふふ(まひちゃん、心の中では焦ってるな)

てると

もぉー、仲良くしてよ

そうまの隣には、2人に少し呆れている、てるとがいた。

そうま

てると、あっちにご馳走あるけど、食べる?

てると

わぁー✨✨美味しそう!

てると

嘘!ポテトある!!

そうま

そうだね、この地域では少し珍しいかもね。

てると

前、一度食べたことあって、その味が忘れられなかったんだ

それぞれ、自分の皿に料理とポテトを乗せる。

てると

ぱく

てると

んーー!!おいしぃ。しあわせ♡

そうま

可愛いな。あ、深い意味じゃなくて

てると

もう!みんな私のこと好きすぎ!

ベシッ!背中をノリで叩く

そうま

ははっは。(しっかり痛てー)

ペシ!

てると

どーしたの!?そーまちゃ!

そうま

背中叩くのやめろよ(笑)

てると

ふふふ、ごめんごめん!ちょっと、はしゃいじゃったw

そうま

全然いいよ。お前、おもしろいよな。似たやつ、見たことねぇーわ

てると

そまちゃみたいに頼りになりそうな人もなかなかいないよ!

そうま

そう言ってもらえるとありがてぇー

しゆん

てると、どうしてそうやってすぐ、いろんな男と絡むの?

てると

しゆちゃー!

しゆん

し、しゆちゃ??

てると

あ、ごめん、なんか流れで、

しゆん

いや、悪くない。むしろ、そう呼んで欲しい

てると

そっか。しゆちゃ!うん!なかなか悪くない!

しゆん

うん、ありがとな、てると(嬉しいー!)

まひと

(むー!)

まひと

そうだ!てるちゃん、僕と踊る約束してたよね?

てると

そうだね!踊ろう✨楽しみ!!

てると

あー、でもあんまり上手じゃないと思う。

まひと

大丈夫!僕がエスコートするから、おいで?

てると

頑張って踊る!

まひと

おお、いい感じ。才能あるよ

てると

まひちゃんが踊りやすくしてくれてるおかげだよ✨

一方、しゆんはそれを見て不機嫌そうにしている。

しゆん

ダンスなんか、俺だっていくらでも教えてやれんのに。

そうま

焦らなくて大丈夫よ

しゆん

………

しゆん

悔しい。

そうま

俺はまひちゃんを応援したいけど、どっちでも、お似合いだって思ってる。

しゆん

なんでそんな優しいんだよ

そうま

てるとには幸せになってほしい。お前が本気なら、お前のことも応援したい。

しゆんとそうまはたまに会う機会があるため、案外仲が良い

そうま

だから、大丈夫。よしよし

しゆん

やめろって、こんなとこ誰かに見られたら俺の株が下がる

そうま

じゃあ

しゆん

そうま

しゆん、俺と踊る?

しゆん

なんでだよ!!!

てると

ダンスって楽しいね。

まひと

そうだねー。

てると

ねぇ、さっきから少し…

まひと

んー?

数センチ目の前に、まひとの顔がある

てると

ち、近くないですか??///

まひと

普通、これくらいだよ?//(いつも、これくらいドキドキしてくれたらいいのに)

平和な世界を壊す者は、突如として現れた。

謎の男

はーはっはっはっ!!我は、イケボに選ばれた男、伝説の怪盗である!

てると

へ?

会場の電気が消えた。

皆、ざわざわと困惑している。

天井近くの窓際に立つその男は、静かに告げた

謎の男

宝石のように美しい、俺の天使、てるちゃんを奪いに来た!

てると

はあ?

もう、開いた口が塞がらない。

てると

何やってるの?ばぁうくん!?
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