薆 花
わ 、私 、ですか?!
先輩は深く頷いた
澪
行ってきな ー 笑
薆 花
う 、うん
先輩に会えたのが嬉しくてついにやけてしまう さっきまでの気分の落ち込み具合が嘘みたいだ
薆 花
えっと ... 何でしょうか
楓
... これ
そう言って差し出してきたのは
薆 花
?!私のキ ー ホルダ ー ...
楓
よかった 、合ってたっぽいな
薆 花
昨日落としちゃって
見つかんなくて落ち込んでたんですけど ... よかった
見つかんなくて落ち込んでたんですけど ... よかった
薆 花
でも何で先輩が 、?
楓
昨日通りかかった所に落ちててさ
楓
いつも鞄に付けてたし ... 大事そうにしてたから
薆 花
そうなんです ... か 、?!
そうなんですか 、と言おうとした途中で ぼっ と顔が熱くなる
薆 花
( いつもって 、?!)
楓
?どうかし ...
「 あ 、」と言い先輩も顔を背けた
楓
い 、今の無しな
薆 花
そ 、そうですか
少し咳払いをして先輩が口を開いた
楓
... その 、今言うのあれなんだけど
薆 花
は はい 、?
楓
同じ電車の子 ... だよな
薆 花
!!
楓
制服一緒だなって ... 見てた
最後に何故か目線を逸らしてそう言った
薆 花
そ そうです!!
私も先輩の事見 ...
私も先輩の事見 ...
楓
?
薆 花
な 、何でも無いです
楓
そ?
楓
... あ 、じゃあ俺教室戻るわ
薆 花
あ はい!
ほんとにありがとうございますっ
ほんとにありがとうございますっ
楓
いえいえ ー
楓
そんじゃまたな
2回目の「 またな 」だ
薆 花
... っはい!
また!!
また!!
今度はちゃんと返せた
薆 花
... よし
色んな幸運が重なって良かった
キーホルダーを握りしめて教室に戻った






