/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
kaaya
意味怖ダァー
名無し
そうだねー
あすた
嫌なんだが…
kaaya
あすたは強制☆
あすた
止めろぉー！
名無し
もう諦めるしかない
kaaya
ということで始めるぞー
菜々
ねーねー
ユリ
どうしたの？
菜々
なんか1つは嘘言ってみよー
由美
いいよ〜
菜々
私今日ね宝くじ一等当てた
由美
彼氏出来た
ユリ
ん〜…なんにも思いつかない…
ユリ
じゃあ嘘の話作ってもいい？
由美
有りなの？
菜々
まぁいいんじゃない？
ユリ
じゃあねー
ユリ
私はある日、目が覚めると
ユリ
白い部屋にいたの
ユリ
どうしてここにいる？
どうやって入った？
そんな事は分からない
どうやって入った？
そんな事は分からない
ユリ
だけど直感でここが夢だと思った
ユリ
しばらく唖然としていると
これから進む道は 人生の道であり 人間の業を歩む道
選択と苦闘と 決断のみを与える
歩む道は 多くして一つ 決して矛盾を歩むことなく
ユリ
スピーカのような音だった
ユリ
ﾌﾟﾂﾝっと音がして
ユリ
周りを見ると
ユリ
赤い文字で「進め」と書いていた
ユリ
ドアがあったので進むと
ユリ
白い部屋が広がっていた
ユリ
…部屋を見ると
ユリ
右にはテレビ
ユリ
左手には寝袋があった
ユリ
寝袋には膨らみがあり、人が入っている様子だった
ユリ
その奥にはドアがあった
ユリ
床に目をやると紙が落ちていた
ユリ
その上にはこう文字が書かれていた
みっつ与えます 一つ、右手のテレビを壊す事 二つ、左手の人を殺す事 三つ、貴方が死ぬ事
一つめを選べば 出口に近づきます 貴方と左手の人は解放され その代わり彼らが死にます
二つめを選べば 出口に近づきます その代わり左手の人の道は 終わりです
三つめを選べば …おめでとう 貴方の道は終わりです
ユリ
……どれを選んでもだめじゃん…
ユリ
滅茶苦茶だ…
ユリ
私は恐怖で震えていた
ユリ
それくらいその場所は異様な雰囲気だった
ユリ
そして…考えた
ユリ
何処かの知らない多数の命か…
ユリ
すぐそばの見知らぬ一人の命か…
ユリ
一番近いとても良く知っている命……
ユリ
進まないと多分死ぬ
ユリ
…それは三つの選択になるのか…？
ユリ
……嫌だ
ユリ
何も分からずに死ぬのは嫌だ
一つの命と多くの命
ユリ
そんなものは比べる必要が無い
ユリ
寝袋のすぐ横には
ユリ
箱があり
ユリ
その中には…
ユリ
大きな斧が入っていた
ユリ
私は静かに斧を取り
ユリ
寝袋に近づき斧を振り上げた
ユリ
鈍い…音がした
ユリ
だけどドアが開く音がしない
ユリ
…もう一度斧を振り上げた
ユリ
まだ開いた音がしない
ユリ
また振り上げたその時に
ｶﾞﾁｬ
ユリ
という音がした
ユリ
先に進むと
ユリ
右手には客船の模型
ユリ
左手にはさっきと似たような寝袋があった
ユリ
床には紙がありこう書かれてあった
三つ与えます 一つ、右手の客船の模型を壊す事 二つ、左手の寝袋を燃やす事 三つ、貴方が死ぬ事
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
