それは、いつものように優人と帰っていたある日
突然のことだった
優人
姫歌
姫歌
ん?
姫歌
何ー?
優人
…俺、文化祭終わったら小雪先輩に告ろうと思う
姫歌
ふーん
姫歌
…って、ええ?!
姫歌
ま、まじで言ってる?!
優人
まじだ
姫歌
ゆ、優人…熱があるんじゃ
優人
ない
姫歌
いつもあんなにおどおどしてるのに?!
姫歌
告白なんてできんの?!
優人
失礼な
優人
…小雪先輩、かわいいし
優人
ほっておいたら彼氏が出来そうだし
優人
だから、文化祭までにアピールして
優人
終わったら告白しようと思う
優人
もう、決めたんだ
姫歌
(優人…)
姫歌
そっか…
姫歌
優人の、したいようにすればいいよ
姫歌
私は、応援してるから
優人
ありがとな、姫歌
姫歌
(……優人が、告白か…)
あまりにも突然のことで
心の準備が出来ていなかったんだと思う
心臓の音が、すごくうるさかった
優人
じゃ、また明日
姫歌
うん
姫歌
また、明日
その頃…
晴哉
悪い!小雪
小雪
あ、晴哉
小雪
もー、自分から呼び出しておいて遅れないでよねー
晴哉
悪かったな笑
小雪
で、何?
小雪
わざわざ呼び出してまで、言いたいことって
小雪
くだらないことだったら殴るわよ?
晴哉
ひえ〜
晴哉
まあ、今回は割と真面目な話しでさ
小雪
……?
晴哉
俺さ……
晴哉
部長、やろうと思う
小雪
私の代わりに?
晴哉
ああ
晴哉
この部をもっと上の大会まで連れていきたいんだ
小雪
そっか
小雪
じゃあ、私
小雪
副部長ならやってもいいよ
晴哉
本当か?
小雪
副部長ならね(^v^)
晴哉
じゃあ、先生にはそう伝えておく
小雪
うん
晴哉
……
晴哉
えっと
晴哉
じゃあ今日はこれで…
小雪
まって
晴哉
………
小雪
本当の要件、まだ聞いてない
晴哉
……
小雪
それだけじゃないでしょ?
小雪
本当は、何を言いに来たの?
晴哉
……
晴哉
小雪…
小雪
うん
晴哉
部活に、支障が出るといけない
晴哉
晴哉
だからその…
晴哉
一応みんなに隠して、幼馴染として接してきたわけだけど
晴哉
俺たち、本当にただの幼馴染に、
晴哉
戻ろう
晴哉
俺と、別れてほしい






