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こんにちは、あるいは初めまして零です。今回フォロワーさん90人を記念して、新連載を書いていこうと思います。
𝑠𝑡𝑎𝑟𝑡↓↓↓
8月1日 第一話 陽ガ落チル
連
おかあさん
連
おかあさん
連
なつやすみのにっき 8がつ1にち きょうからなつやすみがはじまります。なつやすみはともだちのゆうまくんとあそんだり、おとうさん、おかあさんと、おにちゃんといっしょにとおいところにいってりょこーをしたいです。
連
おかあさん
連
連
連
連
連
おかあさん
おかあさん
連
おかあさん
連
そのときのおかあさんはすこしこわかったです
連
陽翔
ドアをあけるとおにいちゃんがいました
陽翔
連
おにいちゃんのしゅくだいはおわったのかな
陽翔
連
おにいちゃんが虫とりあみをかたにかけて、げんかんを出た ぼくもいそいでサンダルをはいて、あとをおいかけた
連
陽翔
連
陽翔
連
陽翔
連
陽翔
陽翔
連
このときおかあさんのやくそくをやぶったのははじめてで、とてもふあんでした
まさかあんなことになるなんておもいもしませんでした
じんじゃについたのは、もう夕方の手まてだった 空はまだ青いけど、少しずつ赤くなりはじめていた
連
陽翔
連
陽翔
石段を上ると、でっかいクスノキの下に、古い神社が見えてきた。 風鈴のような音が風に混じって鳴っている。だけど……風が吹いてない。
連
陽翔
ゆうまくんが見つからなかったのでぼくは、大きなこえでゆうまくんを呼びました
連
.......来たの?
じんじゃのおくから、こえがした。だけどそれはゆうまくんのこえじゃなかった
連
陽翔
おにいちゃんがぼくの手を引っぱったそのときでした──────
カラン....コロン...
足元の石段に、サンダルがかたほう、落ちていた。 ……ゆうまくんの なまえがかいてある
連
ふりかえると、おにいちゃんのかおは真っ青でした
陽翔
連
陽翔
ぼくたちははしった じんじゃをうしろにして、全力で、 夕焼けが、背中をじわじわと追いかけてくるみたいだった。
連
陽翔
げんかんにとびこむとおかあさんはおどろいたかおをしていました
おかあさん
連
おかあさん
おかあさんのかおがこわくなりました
おかあさん
陽翔
連
おかあさん
連
おかあさんは、なにもいいませんでしたただ、ひとことだけそとを見ていいました
おかあさん
キリタチ村ノ掟メ 壱、陽ガ暮クレルマデ二各自家に帰ル事弐、神社ニハ入ッテハイケナイ 参、掟ヲ破ッタ場合神の処罰ガ下ル 肆、掟ハ村ノ関係者以外口外ヲ禁止スル
…… ᴛᴏ ʙᴇ ᴄᴏɴᴛɪɴᴜᴇᴅ