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七番目

ここ、どこ?

七番目

おーい、だれかーいませんかー?

七番目

ん、なんだろう、コレ。

七番目

ポツポツあたって、溶けてる?

七番目

あ、やんだ

七番目

おーーいだれかーーー

二番目

うるさい。キモイ声で叫ばないでくれる?

三番目

お、六番目さんですか?

七番目

六番目?

三番目

三番目

よく見ると、違う。

三番目

新しい卵?!

一番目

お、なんだー?かくれんぼしてんのか?

二番目

そんなわけないでしょ、キモイ。この子、多分七番目じゃないかしら。

二番目

こんな子一度も見たことないもの

一番目

でも、もうママのお腹は限界のはずだぜ?

二番目

そういえば、五番目と六番目、四番目は?

六番目

呼んだー?

五番目

呼んだか?

二番目

アンタ達…タヒんだの…?

六番目

う、うん…

六番目

お兄ちゃんに「こっちに腕があるから」って言って付いて行ったんだけど、雨で溶けちゃった…。

二番目

五番目?

六番目

うん

五番目

は?オレそんな記憶ないぞ?タヒんだのかもわかんないし

五番目

でも、めだま野郎がカンシになって、そのあとの記憶はねぇな。

二番目

カンシにやられたのね。

五番目

いや、違う。カンシは来なかった。けど、なんか触られた気がした。なんかに

一番目

めだま、カンシ、カンシにやられたわけじゃない

一番目

四番目じゃねーの?

二番目

え…?

一番目

前からコイツらの体欲しがってた。五番目の体でいこうとしたけど結局、ママに捨てられた、てきな。

六番目

お兄ちゃん、ママの声を聞くとね、僕たちだけは捨てる気なんてなかったんだって。おかしくなぁい?

五番目

…それならママじゃない。オレ、元々心臓がないからな。

五番目

もうタヒんだ?が

一番目

は?

二番目

え?

三番目

はい…?

六番目

え…?

七番目

え…と忘れてません?

二番目

そういえばアナタ、生きてるの?

七番目

そうじゃないんですか?

七番目

そもそもなんでそう思ったんです?

二番目

雨に当たっても痛くなさそうだったから。

「カーン」

そうやってなにかカネのようなものがなった音がした

六番目

カンシ?

すると目の前に背の高い「モノ」がみえた

暗くてよくみえなかった。

ただソレだけはみえた。

ソレがみえた瞬間、私はゾッとした

異様につりあがった口

奇妙なほどに笑う目

そして

何か分からない、そんな形の手には

赤いモノが付着していた

七番目

キャ!!

気付けばその怪物は目の前まで来ていた

頭が追いつかない

そんな中、小さなお兄さんは私に何かを言った

一番目

逃げろ!!

もうわけわからない

どうしてママにあうためにこんなっ…!

けどママにあいたい。

ママにあうまでははタヒねない

何故かわかる

ここで逃げなきゃ

詰んでしまう

だから今は言うことを聞くしかない

必死に逃げた

奥の部屋に着いた

七番目

はぁ、はぁ、はぁ、

五番目

きっとここにはカンシは来ない

五番目

オレが生きてるときはそうだった

七番目

ねむたい…

何故か無性にねむい

私はそのまま眠った

ママにあいたい・二次創作 -もしも七番目がいたら-

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