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英寿
今日は愁斗が先に仕事だから後で駅で合流する約束でいた
でも一つ心配なことがある
俺がパニック障害であること
最近は発作もおきてなくて多分今日も大丈夫だろうと
愁斗には心配されたけど一人で電車に乗った
英寿
なんか、ふわふわする
少し嫌な予感がした
車内は平日だったがすごく混んでいて空いている椅子はなかった
でも、だからといってヘルプマークを出したくはなかった
きっと大丈夫、発作じゃない
自分に言い聞かせた
英寿
もうすぐで愁斗が乗ってくる
愁斗に自分の車両を知らせるためにメッセージを打った
愁斗
英寿
愁斗
愁斗
何を心配されているかわからなかった
愁斗
愁斗に言われて気がついた
バタッ
英寿
愁斗
愁斗
俺は愁斗の肩を借りながらなんとか立ち上がり椅子に座った
英寿
英寿
愁斗
恥ずかしくて
悔しくて
愁斗に顔を押し付けた
愁斗
愁斗
英寿
英寿
愁斗
ずっと俺の背中を撫でてくれる小さな手は
とても心地がいい
愁斗
愁斗
英寿
俺のことをよくわかってくれている愁斗
ひと目が少ない場所へ当たり前のように連れて行ってくれる
自分のこの姿がとても疲れる
英寿
愁斗
一向におさまる気配のないこの状況、愁斗は呆れていないだろうか
いや、呆れてるに決まってる
愁斗
愁斗
英寿
愁斗
愁斗
英寿
英寿
愁斗
英寿
呼吸が落ち着くと同時に申し訳なさと恥ずかしさが押し寄せてくる
英寿
英寿
英寿
英寿
英寿
愁斗
愁斗
英寿
愁斗
英寿
英寿
英寿
突然、動悸、呼吸困難、めまいなどの発作を繰り返す 不安が増していく
発作が起きたらどうしよう、という予期不安や広場恐怖になる