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Attention

こちらは腐向け、nmmn作品になっております。

苦手な方は自衛、意味がわからない方は回れ右をお願いします💦

そしてこちらはsmsnで、曲パロ、死ネタ含みます.

FTISLAND様の「オレンジ色の空」 という楽曲を用いてパロディさせていただきます❥⍤

それでもいいよ!という方はどうぞ✨

snr

〔なあしまくん、僕らずっと一緒やよな〕

sm

〔…そうやとええけどなぁ。〕

sm

〔“永遠”は、ないの。〕

って、微笑んでいた。

snr

〔なあしまくん、なんで?〕

snr

どうして………?

sm

〔ごめんな、センラさん。〕

僕が伸ばした手は、志麻くんに届くことはなかった。

僕は志麻くんが離れていってしまうのが怖かったんじゃなく

snr

〔志麻くんッ!!しまくん!!!〕

snr

〔やめてや、神様…っ〕

snr

〔志麻くんを連れて行かんで……!〕

ずっと二人でいたこの場所にひとり、取り残されてゆくのが

たまらなく寂しく、辛く、怖かった。

snr

…こんな日でも夕暮れは綺麗なんやな

夕暮れに照らされながら、ふと足を止め

ふと空を見上げた。

snr

なぁ、しまくん。

僕が生きている理由はしまくんだった。

snr

じゃあ、いま生きてる理由ってなんなんやろ。

志麻くんがいる空を見上げて、

生きている理由を

今日もまた、探す。

僕の髪をふわりと揺らす風がやみ、影が伸びていく。

寒く強い風が、あたたかい春の風に変わっていく。

その風はまるで志麻くんのようだった。

僕を包み込むだけであたたかくて、凄く落ち着いた。

snr

…家、帰るか。

家に着き、僕と志麻くんふたりで写っている写真を眺めていた。

snr

……ふふ、

ばかみたいに騒いでる動画もあれば

Twitterにあげる用の、おとなしい僕らの画像もあった。

それは全部、愛しい面影のままで。

sm

〔センラ。〕

今も、まだあの日の優しさに

見守られているのかな。

sm

〔センラは俺の分まで生きて〕

sm

〔俺の分まで幸せになって。〕

sm

〔それだけで俺は幸せだから〕

sm

〔ずっと見守ってるから、な?〕

志麻くんが心に語りかけているように

すっと言葉が入ってくる。

窓から射し込むオレンジ色の夕日に照らされ

snr

……っ、しまくん"…ッ

そっと、頬に涙が伝った。

生きていていいのかもわからない曖昧な命も、

あなたが居ないこの世界でもまだ光輝けること 幸せでいてもいいこと みんなを笑顔にして生きていけることを教えてくれた。

僕ひとりじゃ、変わっていけない事も。

しまくんが消えた世界で、 きっと僕は志麻くんを思い出して何度も泣くだろう。

志麻くんが言ってくれたように

志麻くんがかなしくないように。

きっとまたいつか笑える日が来るから

それまで想い続けてもいいですか。

本当は志麻くんにも 限りのある日々を、駆け抜けてほしい。

志麻くんらしく、志麻くんの生き方で。

snr

…入ってるかな

…今日会社から手紙来るの忘れてた。

ポストを開けると、 明らかに会社からの手紙ではない

薄紫の封筒に入った手紙があった。

snr

この封筒、どっかで…

記憶を辿り、なんとか思い出そうとした。

snr

……!!

まだ遠距離だった頃。 「直筆の方が何か良い」 と謎すぎる意見とともに、

薄紫色の封筒に入れられた手紙が 志麻くんから送られてきたことを思い出した。

snr

さすがにな…そんなわけw

ゆっくりと手に取り、ぺり、と黄色のシールを剥がす。

snr

自惚れかもやけど 黄色と紫ってやっぱり合うよな…

夕日に照らされ、一層綺麗だ。

封筒をゆっくりと開きながら部屋に入り、椅子に座る。

便箋を手に取って広げてみると、

sm

「センラへ」

と、今はもういない彼からの手紙だった。

snr

…なんで…っ

それを読んでいる間はずっと泣いていた

手紙が読めなくなるほど泣いていた。

sm

「センラは一人じゃない。」

sm

「もう、終わりなんかじゃない。」

sm

「俺の為に生きて。俺からのお願い。」

ひとりじゃ、ない。

終わりじゃ、ない。

そっと目を閉じて。

snr

…僕は

僕は、

snr

志麻くんのために生きる…

オレンジ色の空の下で

生きてく理由を、感じている。

蓮愛

こんにちはー!!

蓮愛

ひさしぶりのsmsnです🙌

蓮愛

最近他界隈の腐にドハマリしちゃってなかなか書いてませんでした()

蓮愛

今ドハマりしている界隈でもこの曲でパロを書きたいなって思ってます!

蓮愛

(界隈は察してください())

蓮愛

最後まで見てくださりありがとうございました!

蓮愛

次もぜひ!

(1)

永遠はないの、って君は微笑んでいた なんで?って どうして?ってと 僕は手を伸ばした 離れていくことじゃなく ひとりきりこの場所に 取り残されていくのが たまらなく寂しいんだ

夕暮れの街で ふと足を止めて、 見上げてる オレンジ色の空の下 生きてく理由を 探している

(2)

風がやんで、影が伸びていくんだ ぬくもりだけに、包み込まれていくんだ いとしい面影のまま、 想い出から見つめてる あの日の優しさに まだ 見守られているのかな?

懐かしい声が 何か伝えてる この心に オレンジ色の空の下で、 ただ理由もなく、落ちる涙

(3)

曖昧な命も 光輝けることを 教えてくれたね ひとりよがりでは 変われないことも

限りある日々を 駆け抜けてほしい、 あなたらしく オレンジ色の空からの oh 手紙を受け取り 落ちる涙 ひとりじゃないんだ、 終わりじゃないんだ、目を閉じて オレンジ色の空の下で、 生きてく理由を 感じている

この作品はいかがでしたか?

300

コメント

10

ユーザー

でへどぅへへすき

ユーザー

これ移行垢です! まだこのストーリー投稿した垢も使います~

ユーザー

泣いた(´;ω;`)

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