もしかしたらこの世界に 神様がいるなら
誰にも必要とされない私は
どうか私を作った意味を 教えて欲しい
きっと神様の失態で できた存在だから
メイド
慈
慈
メイド
慈
メイド
メイド
メイド
慈
メイド
メイド
そう言ってあの人は何処かに 行ってしまいました
この仕事は朝先輩からあの人に 頼まれた仕事だったはず
いくら私が仕事できないからと いって、仕事を押し付けるのは いけないよね
ちゃんと自分の仕事は きちんとやんなきゃ
私がクビになったらどうしよう
親には虐待され、学校では 虐められて
嫌すぎて家出同然で出てった私が たどり着いたのはこの反社
そういしたら私の行く宛は…
そんなことを考えていると
身体に衝撃が走った
?¿
私は尻餅をついた
舞い上がった沢山の書類の中に
人影を見つけた、白髪に黒い服 顔には隈がくっきりとついている
私はその人を知っている
ここの首領、佐野万次郎である
慈
言うと同時に私は土下座をし、 頭を床に擦り付けた
慈
慈
慈
クビになってしまったら 行く宛はない
図々しいけれど私が生きていくにはこうしなくては
首領
慈
この次の言葉で私の人生が決まる
クビに為ったらどうしよう、 もう水商売しかないのか
そもそも命はあるのか?
首領
慈
予想外の言葉に私は敬語が 抜けてしまった
慈
首領
首領
慈
私はそう言うとポケットから どら焼きを取り出して、手渡した
幸いさっきの衝撃でも形を 保っていた
首領
首領
慈
慈
首領
そう言うと首領は 不適の笑みを浮かべていた
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