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神座の街に近くのパーキングに車を停め、連なって【人妻ヘルス】の看板に向かう。
倉科
尾崎
神座の街は基本的に高いビルに囲まれているが、ちょうどアンダープリズンの付近だけ、そのビル群が途切れている。
縁を見つけ出すのも難しくはないだろう。
倉科
倉科
倉科
倉科
尾崎
走りながら打ち合わせをし、いよいよアンダープリズンの近くまでやってくる。
ここで屋上があるような高いビルは二棟だけ。
互いに通りを挟んで向き合うようにして建っている。
倉科
倉科
倉科
尾崎
尾崎
倉科
自然と二手に別れてビルに飛び込む尾崎と倉科。
おそらく、エレベーターを呼んで、それに飛び乗ったほうが早いだろうに、階段を使って一気に駆け上る尾崎。
二段飛ばしで駆け上がり、そしていよいよ終点――屋上の出入り口らしき扉の前にたどり着く。
そこで一度立ち止まり、ホルスターから拳銃を引き抜く尾崎。蹴破るかのようにして扉を開けた。
尾崎
拳銃を構えて左右を確認する。
しかし、そこには誰もいない。
やや寂れてしまった屋上が広がっているだけ。
尾崎
ふと、向かいのビルの上に人影が見えた。
その人影は尾崎のことに気づくと声をかけてくる。
倉科
倉科が抱きかかえているのは――ぐったりとした様子の縁のようだった。
尾崎
倉科
倉科
尾崎
尾崎は倉科の指示に従って救急車を呼ぶと、応援要請を――するにしても、どんな内容で応援要請すればいいのか。
尾崎
尾崎はそう言うと、駆け上ってきた階段を下り、通りを横断して向かいのビルに入る。
ここでようやく、文明の利器であるエレベーターの存在に気づくが、しかしこちらのエレベーターは作動していないらしい。
仕方なく階段を駆け上り、そして屋上へと飛び出した。
――何がどうなっているのか。
ぐったりとした縁、抱きかかえる倉科。
そして、血の海の中に沈んだ中嶋の姿。
尾崎はスマホを取り出すと、応援の要請をする。
尾崎
尾崎