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登坂優奈
登坂優奈
登坂優奈
登坂優奈
登坂優奈
小学校の卒業式が終わってしばらくたった日、明星学園から「制服採寸のお知らせ」が届いた_
その予定の日、私とお母さんは明星学園に出掛けた_
すごく優しそうなスタッフさんが、身長、肩、胸、腰、と順番に測ってくれた_
スタッフさん
登坂優奈
お母さん
登坂優奈
登坂優奈
登坂優奈
お母さん
登坂優奈
登坂優奈
制服採寸も終わり帰り道_
お母さん
登坂優奈
お母さん
登坂優奈
登坂優奈
図書館の帰り道_
登坂優奈
登坂優奈
登坂優奈
登坂優奈
登坂優奈
自販機の前にドリンクを飲んでいる男子4人組がいた_
登坂優奈
登坂優奈
しばらく歩いていると…
前の男が急におばあちゃんの鞄を奪い取った_
そして次の瞬間、おばあちゃんが突き飛ばされた_
登坂優奈
思わず目をつぶった_
すると、すぐに男の子の声が聞こえて来た_
赤パーカーの子
おばあちゃん
赤パーカーの子
恐る恐る目を開けてみると、そこにはさっきの男子4人組の1人がいた_
どうやらスライディングをして、おばあちゃんと地面の間に滑り込んだようだ_
あとから3人が追いかけてくる_
青いシャツの子
青のシャツを来た、男子の顔が真っ青になっていた_
登坂優奈
赤パーカーの子
4人は男が去っていった方向へ走り出す_
登坂優奈
私も慌てて追いかける_
その先は広場になっていて、4人もそこにいた_
赤パーカーの子
白のコートの子
私はすごく迷った
この「トクベツな力」を使うかどうかだ_
登坂優奈
登坂優奈
登坂優奈
赤パーカーの子
登坂優奈
赤パーカーの子
登坂優奈
青いシャツの子
登坂優奈
赤パーカーの子の腕を引っ張った_
自分でもわからないが、とにかく必死だった_
登坂優奈
登坂優奈
黒い服の子
私は目を閉じて集中する_
この力を使っている時は、なんだか海の深くを潜っているような感じになるの_
私は一度見たものは絶対に忘れない_
さっきの記憶の写真を手に取って、それを広場の人と照らし合わせる_
私はこの力を「カメラアイ」って呼んでるんだ_
登坂優奈
登坂優奈
鞄を奪い取った男
登坂優奈
鞄を奪い取った男
登坂優奈
登坂優奈
登坂優奈
鞄を奪い取った男
鞄を奪い取った男
登坂優奈
鞄を奪い取った男
男が逃げようとしたので、腕を逃げられないように掴んだ
だが、すぐに振りはらわれて、突き飛ばされてしまった_
登坂優奈
強い衝撃が来ると思い身構えたが、ふわっと包み込まれる感覚がした_
登坂優奈
白のコートの子
どうやら白のティーシャツの子が受け止めてくれたようだ_
登坂優奈
白のコートの子
登坂優奈
登坂優奈
登坂優奈
青いシャツの子
黒い服の子
他の4人は落ち着いていて、私だけが焦っているみたいだった_
白のコートの子
どうやらこの赤いパーカーを来ている男子が翔太と言うみたいだ_
翔太
と言って次の瞬間、一瞬でいなくなった まるで赤い弾丸のように_
私はあの子だけしか見えなくなった_
真剣で自信に満ち溢れている、力強い目_
登坂優奈
人ごみをドリブルのようなステップで交わして行く_
すぐに犯人に追い付いた_
そして、後ろから飛び蹴りを入れた_
鞄を奪い取った男
犯人は大きな鞄を落とし、その中からおばあちゃんの鞄が出てきた_
登坂優奈
黒い服の子
鞄を奪い取った男
そのあと、あの男は逮捕されて警察署に送られていった_
青いシャツの子
翔太
登坂優奈
登坂優奈
登坂優奈
白のコートの子
登坂優奈
私はとにかく走って逃げた_
白のコートの子
登坂優奈
登坂優奈
登坂優奈
登坂優奈