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学校の秘密

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学校の秘密

1 - 学校の秘密

♥

42

2020年11月28日

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私の名前は神崎美華 涼宮高校1年生 この学校にはテニスの推薦で入ってきた。 強豪とだけあって毎日の練習は大変で クタクタになる生活を送っていた。

美華

はぁー。今日も疲れた〜。

美華

((推薦で入ったはいいけどこんなにきついなんて……))

奏斗

おーい美華〜!

美華

あ!奏斗!
奏斗も今終わり??

この子は私と同じく推薦で入った女の子 なれない学校生活で初めて仲良くなった親友

美華

もうほんとに部活大変だよね💦

奏斗

ホントだよー

奏斗

今日もめっちゃ走らされたしー

この子は陸上の推薦で入ってきた 1年生にして数々の賞を総なめしていて 部活の部長も任されている

美華

そうなんだね💦

美華

相変わらず奏斗のところも厳しいんだ💦

奏斗

そうなんだよー
もう毎日クタクタでさぁー

奏斗

美華は?
美華ん所も相変わらず厳しいん?

美華

もうめちゃくちゃだよー💦
他の1年がミスったからって
連帯で走らされたんだ……

奏斗

マジかよww!
うちらんとこも同じだよ

美華

ええ?!そうなの?

美華

なんだかいくら強いとはいえ
最近おかしい気がするよね

奏斗

それな

塩崎先生

おーい坂口ー

塩崎先生

ちょっといいかー

奏斗

あ!はーい!今行きますー

奏斗

ごめんね!今日先帰っててー!

美華

うん、分かったー!

美華

((奏斗って人気だな

そんなことを思いながら家に帰った。 家族とご飯を食べて 部屋でまったりしてる時に ふと携帯の着信がなった

美華

((あれ……?誰からだろ……))

美華

え?!奏斗?!

奏斗

通話終了

通話
02:59:30

奏斗

急にかけてごめんね
そゆことだから💦

美華

そっか……

私は奏斗と通話を終えてから 奏斗が通話で喋ってくれたことを思い出していた。

美華

((奏斗が教えてくれたこと……))

美華

((もしホントだとしたら次は……))

美華

ううん、今は考えててもダメだよね
私たちに出来ることを考えないと

私達の学校に通っている生徒がどんどんと消えている。 奏斗たちの部活の生徒も5人消えている。 奏斗からの電話の内容はそれだった。

美華

((にしても怖いな……
集団失踪だなんて……))

美華

((先生たちは神隠しって言ってるらしいけど……))

美華

((何かおかしいよね……))

そして次の日

私たちは奏斗の部屋に居た これからのことを話し合うために

美月

ね、ねえ……さっきの話って……
もしそれがほんとだとしたら……
次は私達も……

美華

……

奏斗

……

そう…… あれから私達は奏斗と美月、私の3人とで探っていたの

そして真相に気がついた

美華

今いなくなってる子達はみんな……

奏斗

……塩崎の担当するクラスの子たちばっかりだよな……

美月

じ……じゃあ……
塩崎先生が犯人……?

奏斗

可能性は高いだろうな

美華

だっ、だとしたら私達も危ないんじゃ……

奏斗

……私たちで塩崎のこと探ろう

美華

えっ、、でも、

美月

そっ、そうだよ……もしそんなことして塩崎先生にバレでもしたら……

奏斗

真相を知ってる私たちが今動かないで誰があの子たちを助けるの?

美華

……

奏斗

それに警察へ駆け込んだとしても
誰がそれを信用する?
私たち子供の言うことなんて信用しないよ

美月

なっ……なら学校の先生たちに……

美華

そっ、そうだよ

奏斗

いや、無理だろうな

美華

ど、どうして……?

奏斗

塩崎がもし生徒を攫った犯人だとして
今までなんの処置もなかったのおかしいと思わない……?

美華

……!

美月

そんな……

美月

もしかして学校もグルってこと……?

奏斗

だろうな。
それにもし

奏斗

私たちがこのことを知ったと分かったら
間違いなく学校は私たちを消す。

美華

……!!

美月

……そんなっ……

美月

じ、じゃ……どうすれば……

奏斗

とりあえず今日は遅いから解散

奏斗

これからのことは明日から話し合おう

美華

分かった……

美華

((……塩崎先生……))

美華

((どうして塩崎先生が……

あれから自分の部屋に着いた私は 何もやる気が起きなくなり ただボーッと自分のベットの上で考えていた

その時

ピンポーン

美華

((え……誰だろう……こんな時間に……))

夜中にいきなりチャイムがなった

美華

((……怖いけど……出てみよう……))

私は恐る恐る 玄関を開けた

美華

?!

美華

奏斗?!なんでそんなにボロボロに……っ

そこに居たのは奏斗だった。 日課の走り込みをしていた時 いきなり追いかけ回されたらしく ここまで走ってきたのだ。と

美華

大丈夫…?

美華

少しは落ち着けた……?

奏斗

ありがとう……

私はとりあえず自分の部屋に奏斗を入れて 話を聞いた。

美華

それで……走り込みしてた時いきなり声かけられて
追いかけ回されたんだよね……?

奏斗

うん、

美華

その時相手の顔は見れた、、、?

奏斗

いや、、暗かったからなんとも……

美華

そっか

奏斗

あ、でも

美華

……?

奏斗

走り去る時
「あいつに気をつけろ」って

美華

あいつ……?

美華

美華

もしかして……

奏斗

多分そうだと思う。

美華

だとしたらその人はもしかして……

奏斗

恐らく
あいつ。
塩崎から逃げてきた生徒

美華

だっ……だよね

奏斗

うん

美華

と、取り敢えず今日はもう遅いからうちに泊まっていって

美華

そして明日は一緒に学校に行こう

奏斗

わかった。
ごめんね。遅くに

そして私たちは2人で 布団にくるまりながら寝た。 そして次の日…

美月

大丈夫だった?!奏斗!

奏斗

ああ……何とかね……

美華

にしても誰だったんだろう……
奏斗に危険教えてくれた人って…

奏斗

誰なんだろうな……

そんなことを話していた時

ドンとうしろの方から音がした

奏斗

え、、、?!

美華

あれって……

美月

う、嘘……っ

私たちが音のした方へ行くと そこに落ちていたのは 3年の如月先輩だった。 美月の部活,美術部の部長だった。

美月

如月さんっ……!
如月さんっ……!

美月

そん……なっ……

美華

……っ

奏斗

……クソっ……

高崎先生

如月さんっ……?!

美華

あ……
高崎先生……

私たちが呆然としていると そこに居たのは養護教諭の高崎先生だった

高崎先生

そっか……そんなことが……

私たちは高崎先生に保健室に連れてこられ 今まであったこと全てを話した。 塩崎先生が怪しいこと 学校でのこと そして… 如月先輩のことを

高崎先生

……あなた達はこの件から引きなさい

美華

えっ……

奏斗

でもっ!それじゃあ!いなくなった私たちの部の子達は……!

美月

……

高崎先生

これはもうあなた達だけで解決できる問題じゃないの。

美華

……っ

奏斗

……だけどっ……

美月

……。

高崎先生

……あなたたちの気持ちも分かるわ。
だけど…これだけは分かって欲しいの
学校や,警察,周りの大人が信じれなくても
私だけは絶対に貴方たちを見捨てたりはしない

美華

先生……

奏斗

……分かりました

美月

……んなの……

美華

……?

美華

美月……?

奏斗

どうしたの……?

美月

こんなのっておかしいよ……!
なんで私たちがこんな目にあうの、、?!
如月さんや
周りの子達が何したって言うの……!
私たちはただ……部活がしたかっただけなのに……っ!

美華

あっ!

奏斗

おい美月!

高崎先生

笹崎さん!

ーはあっ……はあっ……。ー

美月

((もうどれだけ走ったんだろう……。)

美月

((奏斗達はああ言うけど……

美月

((おかしいよこんなの…………。))

美月

((如月さんっ……。))

グイッ

美月

……?!

美月

きっ、きゃああああ!!

美華

!?

奏斗

今の声ってまさか……!

高崎先生

笹崎さんっ!

声がした方へ行くと そこには美月はいなくて あったのは美月が履いていたシューズだった。

美華

そんな……っ

奏斗

美月……っ

高崎先生

……これで……わかったでしょう……

美華

……

奏斗

……

高崎先生

……あなたたちはこの件から引きなさい……
あとは私がどうにかする。
絶対みんなを助け出してみせるって約束するから

美華

……でも先生は……

奏斗

……どうなるんですか……

高崎先生

……私のことは気にしなくて大丈夫。
だから、早く逃げて……!

高崎先生

後ろを振り向かないで逃げて!!
できるだけ人が多いところに!

美華

せんせ、、っ!

グイッ

美華

先生に声をかけようとしたら 奏斗に腕を引っ張られて連れていかれた

高崎先生

……2人とも……頑張ってね……

ザシュッ……

美華

……。

奏斗

……。

美華

先生……大丈夫かな……

奏斗

……今は信じるしかないだろ

美華

……そうだね……

美華

不在着信

不在着信

美華

えっ?!

奏斗

どうした、、、?

美華

今っ……美月から電話が……

奏斗

!!?

奏斗

かけ直してみて!

美華

う、うんっ

美華

通話終了

通話
01:30:04

奏斗

美月はなんて、、?

美華

しんぱいかけてごめんね
おそくなるかもだから
ざんねんだけど
ききの祝いは
え んきにしよう
んーん
と うとい
つ ぎのひとかにしょう

奏斗

……えっ?

美華

これが通話で言われた……

奏斗

ちょ、ちょっと待って?!

美華

奏斗……?

奏斗

これって……
縦読みなんじゃ……

美華

……!

美華









奏斗

!!

美華

まさか、、っ

奏斗

塩崎が煙突に!?

美華

ど、どうしたらいい?!

奏斗

しっ

奏斗

とりあえず

奏斗

美華はバレないように
警察に電話して

美華

わ、、分かった

暫くして駆けつけた警察によって 塩崎先生は捕まった。

他の生徒たちも,無事にみんな見つかった。

ーそしてそれからー

美華

……でもみんな見つかってほんとに良かった……

奏斗

そうだな。

美月

……如月さん。
もう大丈夫ですよ…
全て……解決しました

美華

……

奏斗

私達は先輩の分まで
頑張ります。

奏斗

……だから……
……だからっ
見守っていてくださいね

私たちは学校へ行く前 如月さんのお墓参りに来ていた ……全てが終わったことを報告に

美華

あっ!やばい!
もうこんな時間っ!

奏斗

遅刻するー💦

美月

走っていこ!!

こんにちは 作者です ここまで見ていただきありがとうございました。 今回はホラーはホラーでも 長編作品として初めて上げてみました。 どうだったでしょうか?

この作品はいかがでしたか?

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