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インド
インド
イギリス
インド
インド
長くてつまらない時間がようやく終わった。
インド
疲れたのはこっちの方だ。 しかし今そんなことは気にならない。 楽しみにしていたティータイムなのだから。
カチャ、とそっと2つのティーカップが置かれる。 私の大好きなアップルティーの香りが広がった。
インドの方は…名前は分からないが、 香りからして南国フレーバーだろうか。
スコーンの焼ける香ばしさとともに、 インドも遅れて席につく。
…私の分も作ってくれるところとか、 料理上手な面は、インドのせめてもの良いところ。
イギリス
アップルティーに口をつけた私が思わずそうつぶやくと、 インドはなんだか満足そうな顔になった。
インド
インド
口を開いたかと思えばそんな話で、 驚いた私は吹きこぼしてしまった。
インド
イギリス
兄さまがどうとかいう話は、心底どうでもいい。 ただ…やってしまった…とだけ思った。
インド
案外あっさりとことは済んで、タオルを片付けたインドが 再びスコーンに手を伸ばしたところ。
インド
なんだか塩らしいので、逆に感謝してみた。
イギリス
うわべだけだが、これでちょっとは機嫌も直っただろう。 そう思ったが。
インド
………長い。長ったらしい。 一回労いの言葉を放っただけで聞いても居ないことをペラペラと…
きっとインドは私のことが嫌いなんだろうな。 大丈夫、私もあなたのころ嫌いですから。