この作品はいかがでしたか?
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ないこ
りうら
悠佑
初兎
- hotoke -
いふまろ
怜 = 。
また病気かよ , 心の何処かでそう呟く
ないこ
りうら
りうら
何故りうらはそんなにも珍しい病気に罹ったのだろうか
ないこ
彼は簡潔に一文で纏めた
りうら
俺からさっと血の気が引いた
りうら
そう言って彼は苦笑する
俺は何も言えなかった
少し沈黙が続いた後 , りうらは死成病になる迄を教えてくれた
中3の頃 。( 発症したのは高1夏休み )
2学期は特に学校に行ける回数が少なく , 学校に行くと必ず1回以上は虐められていたらしい
そんな中 , ある日
( 御免なさい北海道弁が(( ) 上履きが水浸し 。 机に暴言 。 クラスメイトからの暴力 。
其れに耐えられず , 昼休みは屋上に行っていたと言う 。 気分転換に
其の時 , ふと口から出た言葉が
死にたい
だったと言う 。
言葉を発した時に自分がどんな意味を込めて言ったのかは 憶えていない , と彼は言う
親からも軽蔑され , クラスメイトからも批判される 。
そんな日常に耐えられなかった 。
そう言った彼は俯いていた 。
りうら
りうらの涙腺は脆いが , 俺の涙腺も脆い 。 気付けば俺は涙を流していて , りうらはそんな俺の背中をさすってくれていた
ないこ
誰にも言っていない秘密がある , そう言うと彼は興味を持ったのか 体制が少し前のめりになる
ないこ
りうら
此れは生まれ付きでは無かった
中2の時に突然出来る様になったものだった
俺が未来予言について深く語りすぎたのか , いつのまにか彼は寝ていた
ないこ
コメント
6件
最高です!
next♡500 !!