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あっきぃ
あっきぃくんは、驚いた目で 私を見つめた。久しぶりに、ちゃんと目が合ったな...
萌華
あっきぃ
ガチャ
まぜた
萌華
あっと
まぜたくんとあっとくんが、リビングに 入ってきた。2人とも、冷たい目で私を睨んでいる。
この2人は、メンバーの中でも特に 私を嫌ってる...だからこそ、聞かなきゃ。
萌華
まぜた
萌華
萌華
まぜた
萌華
あっきぃ
まぜた
あっと
あっと
萌華
まぜた
まぜた
萌華
あっとくんがドアを開け、歩いていくと。
バンッ
...思いっきり、ドアを閉められてしまった。
萌華
私は、急いで自分の部屋に戻った。 ドアを閉めると、色々な感情が混ざった涙が溢れる。
大好きなメンバーと、撮影以外に久しぶりに 会話した。
大好きなメンバーと、久しぶりに目が合った。
みんなに嫌われている理由が、わからなかった。
私が「何かをした」ことに、全く自覚がなかった。
萌華
萌華
萌華
1週間の間に、どうして自分が嫌われたのかを知る。
普段つけている日記帳に、新しく目標を書いた。 日記帳を読み返すと、2ヶ月前から、同じことばかり。
...どうして、嫌われたんだろう ≀ ...あっきぃ...あっきぃくんの誕生日。みんなと 一緒に、祝いたかった...ケーキ、食べたかったな。 プレゼントは、なんとか受け取ってくれた。 ≀ ...撮影。芋のいじりが面白かった。 撮影後も、ふざけあいたかった。 ≀ ...朝陽ちゃんと、メンバー達...日に日に 仲良くなってる。いいなあ...羨ましい。 ≀ ...朝陽ちゃんのようになったら、また仲良くなれるのかな。 ≀ ...撮影。ぷりっつくんに瞬○されちゃった。 敗北部屋でけちゃおくんと話せて嬉しかったな。 ≀ ...私は、グループから抜けた方がいいのかな。 ≀ ...まぜたくんの誕生日。あっきぃくんとちぐさくんが 作ったケーキ、とても美味しそうだった。 プレゼント、受け取ってもらえなかった...。 ≀ ...これからもずっと、嫌われたままなのかな。
萌華
萌華
受け取ってくれるかは、わからないけど。
萌華
？？？
～あっきぃ視点～
萌華
萌華の部屋から、ゴソゴソ動く音が聞こえる。 そして、すぐに静かになった。
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
俺は、リビングにあった課題を渡そうと、 萌華の部屋の前に来ていた。
あっきぃ
萌華
あっきぃ
泣いて、る？
萌華
あっきぃ
あっきぃ
みんなが、萌華を嫌いになった理由。 それが、俺には、あまり信じられなかった。
まぜち達は、みんな信じている。 すごく仲が良かった、ちぐちゃんまでもが。
唯一、ぷりちゃんだけは... ちょっとだけ、疑ってるみたいだけど。
あっきぃ
俺は、どうしたらいいの？
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
あっきぃ
さすがに、寝てるときに部屋に入ることはせず、 ドアの前に課題を置いて、リビングに戻ろうとした。
ガチャ
ちぐさ
萌華の隣の部屋のちぐちゃんが、 ドアから顔を出した。
あっきぃ
ちぐちゃんは、無言で手招きする。 彼の部屋に入り、2人でベッドに腰かけた。
ちぐさ
あっきぃ
ちぐさ
あっきぃ
あっきぃ
ちぐさ
あっきぃ
ちぐさ
あっきぃ
ちぐちゃんのスマホで再生される動画を 見て、目を疑う。
あっきぃ
ちぐさ
ちぐさ
あっきぃ
ちぐさ
あさちゃんから
あっきぃ
ちぐさ
あさちゃんは、とてもいい人だ。 この2ヶ月で、彼女への信頼は、厚くなった。 俺らと違って、萌華に話しかけたりしてるし...
そんなあさちゃんが、送ってきたなら。
あっきぃ
ちぐさ
信じても、いい、よね？
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