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ya_(一ノ瀬 優杏)
今は、4:30くらい。
ゆあんくんは、俺のためだけに、4:00くらいに起きてくれる。
dn_(心狐天 斗温)
ほんと…感謝しかないな…、!
ya_(一ノ瀬 優杏)
そういうゆあんくんは、優しく笑いかけてくれて…、
そんなゆあんくんが眩しくて、…
だけど、俺は全然で。
ゆあんくんは、優しい。 頼もしいし、面白い。
俺とは違う。
でも…羨ましいな〜… って違う違う、違うじゃん…。
"こんな気持ち"なんて、いらない。
ゆあんくんが…いや、ゆあんくん"だけ"の才能、…とはちょっと違うと思うけど、ゆあんくんが持ってるものだからッ、!
羨ましいとか思っちゃだめッ、!
ya_(一ノ瀬 優杏)
dn_(心狐天 斗温)
ya_(一ノ瀬 優杏)
ん〜…?
気になる、けどっッ!
「なし」なのかぁ…っ、
dn_(心狐天 斗温)
ya_(一ノ瀬 優杏)
dn_(心狐天 斗温)
ちょっと嘘。
言って欲しいけど…本人優先だからッ!
俺が我慢して、気にしてない"フリ"をすれば良いだけッ、!
言いたくないことがない人間なんてそうそういないし!
dn_(心狐天 斗温)
"へーき"なんだからさ!
ちゃんとしなきゃじゃん、…
"ふつー"を、"いつもどーり"を。 "へーぜん"を作る。
ゆあんくんをっッ…大切な人を、… 悲しいとかッ…嫌な気持ちにさせたくないからっ…
傷ついてほしくないし、なんなら幸せになって欲しい。
みんなが「幸せな人生」なら、俺は、「辛い人生」でも良い。
"みんなが"傷つくより、"俺が"傷ついた方が良い。
でもその「辛い」を、この「傷」をみんなに隠さなくちゃダメ。
そうだよっッ!
俺が許したら、我慢したら丸くおさまってくれるはず、
そうだよねっッ、?
相槌を打つように、生暖かい風が通り過ぎ、俺の伸ばしている髪が靡く。
ya_(一ノ瀬 優杏)
dn_(心狐天 斗温)
ya_(一ノ瀬 優杏)
そう言って、親友は少し背の低い俺の頭を撫でてくれる。
とっても優しくね、!
dn_(心狐天 斗温)
ya_(一ノ瀬 優杏)
と、彼はぽつりと呟く。
こう言うのも、聞こえるんだよね、!
耳が良すぎるから。
便利っちゃ便利だけど、不便でもあるかな〜...
っていうか…
dn_(心狐天 斗温)
可愛くないしッ!
ya_(一ノ瀬 優杏)
dn_(心狐天 斗温)
こうやって、ちょっとからかってきてくれて、!
そういうところに助けられて、救われて、
今の俺がいるんだなっ、!
なんか、この時間がず〜っと続いてくればいいのに...
なんて、叶うわけないんだろうけど、!
でも、本ッ当にそう思うくらい、ゆあんくんといる時間は楽しくて、安心できて、...
何が起きても大丈夫な気がする!
そんなことを考えながら…
dn_(心狐天 斗温)
ya_(一ノ瀬 優杏)
dn_(心狐天 斗温)
ya_(一ノ瀬 優杏)
dn_(心狐天 斗温)
dn_(心狐天 斗温)
ya_(一ノ瀬 優杏)
普っ通〜な会話をしながら、学校に向かう。
こんなことでも、楽しい。
ya_(一ノ瀬 優杏)
dn_(心狐天 斗温)
本ッ当にゆあんくんの言う通りで、 先生も誰1人いない真っ暗な学校。
ya_(一ノ瀬 優杏)
dn_(心狐天 斗温)
ya_(一ノ瀬 優杏)
dn_(心狐天 斗温)
でもほんとに幽霊とか出そうなくらい真っ暗なんだよなぁ…
ya_(一ノ瀬 優杏)
dn_(心狐天 斗温)
dn_(心狐天 斗温)
dn_(心狐天 斗温)
ya_(一ノ瀬 優杏)
と、親友はけらけら笑う。
dn_(心狐天 斗温)
だって、学校の七不思議に、真っ暗な時の学校に行ったら幽霊に呪われる〜みたいなのは聞いたことあるんだもんっ…
まぁどうせただの噂でしかないんだろうけど、…
ほんとなのかは気になりはする…
けどさぁっッッッ、!?
そもそも会いたくないし…
怖いし、怖いし、…怖いじゃんかぁっッ…
ちょっと怖くなりながら門をくぐり下駄箱に向かう。
その足取りはゆあんくんのおかげか、 少し軽かった。
ya_(一ノ瀬 優杏)
dn_(心狐天 斗温)
どーせ入ってるけど、w
虐めのレパートリー少ないからね〜、
あいつらのっ、!
ya_(一ノ瀬 優杏)
dn_(心狐天 斗温)
ya_(一ノ瀬 優杏)
dn_(心狐天 斗温)
気のせいか、ゆあんくんの瞳が少し曇ってしまった気がした。
ya_(一ノ瀬 優杏)
黙ってしまったゆあんくんの気持ちに
気づかない"ふり"をして、
靴箱の中の上履きを覗く。
dn_(心狐天 斗温)
入ってない、…
なんてことはないもんなぁ…、っッ…
まぁまぁ!
こういうのの処理は慣れてるからね!
大丈夫、だいじょーぶ、…!
いつも通り処理すれば良いだけ。
dn_(心狐天 斗温)
ya_(一ノ瀬 優杏)
ya_(一ノ瀬 優杏)
ya_(一ノ瀬 優杏)
dn_(心狐天 斗温)
ya_(一ノ瀬 優杏)
dn_(心狐天 斗温)
ya_(一ノ瀬 優杏)
dn_(心狐天 斗温)
ちょっと嬉しい、…!
って馬鹿っッ!
ばかばかばかぁっッッ…
俺なんて別に優しくないし、可愛くないし…、ッ
ya_(一ノ瀬 優杏)
dn_(心狐天 斗温)
んも〜…!
からかいすぎぃッッ!!
ya_(一ノ瀬 優杏)
dn_(心狐天 斗温)
ya_(一ノ瀬 優杏)
俺って分かりやすいのかなぁ…?
ya_(一ノ瀬 優杏)
画鋲?
dn_(心狐天 斗温)
dn_(心狐天 斗温)
そもそも俺の問題だし、…
俺がゆあんくん巻き込んじゃってるし…
ya_(一ノ瀬 優杏)
dn_(心狐天 斗温)
dn_(心狐天 斗温)
dn_(心狐天 斗温)
dn_(心狐天 斗温)
ya_(一ノ瀬 優杏)
優しすぎるんだよぉっッ…、ッ
dn_(心狐天 斗温)
ya_(一ノ瀬 優杏)
dn_(心狐天 斗温)
ya_(一ノ瀬 優杏)
え…、⁉︎…、え、?
そう、昨日ちょっと刺さっちゃって…
何で知ってるの…、?
え、昨日うまく隠したつもりだったんだけど、…
ばれてたの、…、?
ya_(一ノ瀬 優杏)
やっぱ分かりやすいのかなぁ…ッ、
dn_(心狐天 斗温)
ya_(一ノ瀬 優杏)
はぁ…っッ…
やっぱゆあんくんは凄いや、…
やっぱり、…、っ
敵わないな、…w
dn_(心狐天 斗温)
ya_(一ノ瀬 優杏)
dn_(心狐天 斗温)
ya_(一ノ瀬 優杏)
dn_(心狐天 斗温)
画鋲を手に持って遠ざかっていく背中にぽつりと呟く。
それに比べて俺は、…ッ…
はぁぁっッッ…
ゆあんくんが太陽だとしたら、俺は雑草とかかなぁッ、w
ゆあんくんの光と優しさを浴びて、勝手に羨ましいとか思って、だけどゆあんくんの光と優しさで嬉しくなっちゃって…さ。
みんなからも嫌われて、っッ!
嫌われて、嫌がられて、虐められて、 っッ…!
死にたいと思っても、なぜか死ねない。
何の意味もなく生き残って、またおんなじことを繰り返すだけのつまらなさすぎる人生。
だったらさぁッ…?
死んじゃえば、…っッ、楽になれる、…
それは当たり前。
それでも良いよっ…ッッ…、?
ya_(一ノ瀬 優杏)
でもっッ…
それ以上に、
ゆあんくんはさ、…っ、ッ…
dn_(心狐天 斗温)
ya_(一ノ瀬 優杏)
優しすぎるじゃんかっッ…
dn_(心狐天 斗温)
ya_(一ノ瀬 優杏)
dn_(心狐天 斗温)
ya_(一ノ瀬 優杏)
ねぇっッ…、
君のそーゆーところだよ、…、?
君のせいで、また…まだ、死ねなくなっちゃうんだよっッ…ッッ、
俺が死んだら、君は悲しむ…、?
それは俺の思い込み、っッ…?
もう、分かんないよ…っッ…、
でも、それでもっッ…!
君のおかげで、…
dn_(心狐天 斗温)
まだッ…生きようって思えるよ。
まだ、希望は残ってるはずだからっ!
前に向かって行こう。
俺は独りじゃないんだからっッ!
そうだよっッッ、!
朝日が昇り始め、眩しい光が2人を照らした。
ya_(一ノ瀬 優杏)
スタートの合図と共に。