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翡翠 凛太郎
久保 奏汰
溝咲 理来
明溜間 将暉
希粋 琉佑
石瀬 拓真
翡翠 凛太郎
久保 奏汰
溝咲 理来
石瀬 拓真
希粋 琉佑
明溜間 将暉
明溜間 将暉
翡翠 凛太郎
明溜間 将暉
翡翠 凛太郎
石瀬 拓真
希粋 琉佑
溝咲 理来
明溜間 将暉
久保 奏汰
翡翠 凛太郎
全員
(十分休憩)
希粋 琉佑
翡翠 凛太郎
希粋 琉佑
翡翠 凛太郎
希粋くんが話しかけてくれた。 希粋くんとは、よく休み時間に話す。
希粋くんは勘がいいから、 僕の元気がないことに気づいてる とは思ってたけど、…なんで、久保くんが 関係してるって、わかったんだろう。
希粋 琉佑
翡翠 凛太郎
希粋 琉佑
翡翠 凛太郎
…久保くんも、元気ないんだ。 …そうだよね…嫌なこと、言っちゃたし。 …頼ってほしい、って、昨日言われた ばかりなのに…結局、言えなかったし。
希粋 琉佑
翡翠 凛太郎
希粋 琉佑
翡翠 凛太郎
…一緒に帰りたいって、 思ってくれてるんだ。 本当は、僕も一緒に帰りたいけど。 …でも、今日は…。
翡翠 凛太郎
希粋 琉佑
翡翠 凛太郎
希粋 琉佑
翡翠 凛太郎
希粋 琉佑
翡翠 凛太郎
希粋 琉佑
翡翠 凛太郎
希粋 琉佑
希粋くんは、少し考え込んだあと、 僕の目を見ながら言った。
希粋 琉佑
翡翠 凛太郎
希粋 琉佑
希粋くんは、心配そうな顔をしていた。
希粋 琉佑
翡翠 凛太郎
希粋 琉佑
僕の返答をきいて、 希粋くんは優しく微笑んだ。
…そうだ、僕は…久保くんが好きだ。 …恋愛的かはわからないけど… …でも、好きなことに変わりはない。
…帰って、ちゃんと謝ろう。 久保くんなら、きっと …受け止めてくれる。
(昼休み)
溝咲 理来
石瀬 拓真
翡翠 凛太郎
溝咲 理来
翡翠 凛太郎
溝咲 理来
…そんなに、元気ないかな。 …僕が隠すの下手なのか、 みんなが周りをよく見てるのか…。
溝咲 理来
翡翠 凛太郎
石瀬 拓真
翡翠 凛太郎
溝咲 理来
翡翠 凛太郎
石瀬 拓真
溝咲くんは、少し考え込んだ。 希粋くんの仕草と似ている。
溝咲 理来
翡翠 凛太郎
溝咲 理来
翡翠 凛太郎
石瀬 拓真
翡翠 凛太郎
溝咲 理来
溝咲くんは、 Aくんたちの名前を聞くと、 納得したみたいだった。
溝咲 理来
翡翠 凛太郎
溝咲 理来
溝咲くんは、また考え込んだ。 …やっぱり、体育館裏に 呼び出されるって、危ないよね…。 …行きたくないな…。
溝咲 理来
明溜間 将暉
石瀬 拓真
溝咲 理来
明溜間 将暉
溝咲 理来
翡翠 凛太郎
将暉くんがきて、溝咲くんに 話しかける。溝咲くんも、 久保くんに用があるんだ。
…久保くん、みんなから頼りに されてるな…。…何の話してるんだろ…。
明溜間 将暉
石瀬 拓真
2人が、僕の目をまっすぐに見つめる。
明溜間 将暉
石瀬 拓真
明溜間 将暉
翡翠 凛太郎
石瀬 拓真
明溜間 将暉
石瀬 拓真
…僕は…。…僕も…、 みんなと離れたくない。 久保くんと一緒にいたい。
ずっと、みんなと、笑っていたい。
翡翠 凛太郎
2人は、顔を見合わせて、 嬉しそうに笑った。
…将暉くん、大丈夫なのかな。 …久保くんの志望校、 偏差値めっちゃ高いんだけど…。
…でも、みんなと…一緒に 目指すの、いいな…。 …みんなと通えるように、僕も早く、 久保くんと仲直りしなくちゃ。
『キーンコーンカーンコーン』
石瀬 拓真
明溜間 将暉
翡翠 凛太郎
…みんなと、同じ高校に行けたら、 きっと…幸せだろうな。
(放課後)
約束通り、体育館裏に向かう。 久保くんには、希粋くんが伝えて くれてるから、問題はないだろう。
Aくんたちは、先に 行ってるみたいだった。
…体育館裏が見えてきた。 Aくんたちの姿もある。
※次のシーン、暴力とかが苦手な方は 注意してください。
A
B
翡翠 凛太郎
少しずつ、近づいていく。 途中で足が竦んで、動けなくなった。 心臓がバクバクいっている。
C
D
…直感が、危ないと告げている。 前に進んだらだめだ。 背筋が凍る。息が苦しくなる。
A
B
C
Aくんたちは、心配そうに 声をかけてくれた。
…そうだよ、心配して くれてるのに、疑うなんて…。 それに、ただの直感だし。 …大丈夫。きっと…、大丈夫。
…今日、それで…久保くんを 傷つけたばかりなんだから…。
翡翠 凛太郎
ゆっくり、Aくんたちのもとへ向かう。 近いのに、一歩一歩が重かった。 …はやく、終わらせよう。
翡翠 凛太郎
D
A
Aから色紙を受け取ろうとした。
…そのとき。
『ドサッ』
翡翠 凛太郎
色紙へ伸ばした腕を掴まれ、 Aに押し倒された。
A
B
C
D
手足を固定される。 思考がまとまらない。
…だめだ。また、だ。 …なんで、僕は…毎回こうなるの…? …やっぱり、人と関わるんじゃなかった。 関わるから、目をつけられるんだ。
翡翠 凛太郎
…それだけじゃない。 久保くんを、頼ればよかった。 希粋くんたちに、相談すればよかった。
…なんで、一人で…来ちゃったんだろう。 …こうなるって、予想できたのに。 …危ないって、わかってたのに。 …自分を、信じられなかった。
A
B
C
翡翠 凛太郎
…なにを、するの…? …今まで、そういうことを避けてきた。 見ないようにしてきた。
…わからないことが、逆に…こわい。
D
A
C
B
Aくんたちの言ってることが 理解できない。
こわい。苦しい。誰か、助けて…。
翡翠 凛太郎
無意識に、久保くんに 助けを求めていた。
…久保くんが、来てくれるはずない。 …だって、今日…久保くんを 傷つけちゃったし、…そもそも、 体育館裏に、久保くんがいるわけない。
…そう、思っていた。
久保 奏汰
翡翠 凛太郎
びっくりして、声がしたほうを向くと、 久保くんがいた。
翡翠 凛太郎
久保 奏汰
翡翠 凛太郎
久保くんに会った瞬間、 抑え込んできたものが爆発して、 涙が止まらなくなった。
…来てくれると思ってなかった。 …嫌われたと思っていた。
B
A
C
D
AとBは、僕の手足を固定したまま 離れてくれない。 CとDが、久保くんのところに ゆっくり近づいていった。
…2人は、多分…久保くんに、 暴力を振るう気だ。
翡翠 凛太郎
久保 奏汰
久保くんは、僕のほうを向くと、 切なげに微笑んだ。 抵抗する気がないように見える。
C
D
久保 奏汰
翡翠 凛太郎
この光景…あのときを思い出す。 久保くんと、初めて学校で会った日。 久保くんが、クラスの男子に 殴られていた。 …誰も助けようとしなかった。
僕は、それを、見ていることしか できなかった。殴られるのが 終わったあとに、話しかけただけ。
…久保くんは、それで十分だった、って 言ってくれたけど…。…僕は、嫌だった。
目の前で殴られてる人がいるのに、 その場で動けなかったことが、 …助けられなかったことが、 すごく悲しかった。
翡翠 凛太郎
今も、何もできない。助けられない。 手足を固定されて、 動くことすらできない。
翡翠 凛太郎
…久保くんは、殴られても、 抵抗しなかった。 頬が赤くなって、血が出ている。
C
D
C
Dが、手を大きく振り上げた。
…そのとき、
永田先生
Dの手を、永田先生が掴んだ。 Aたちが驚いている間に、 他の先生がAたちを拘束した。
永田先生
久保 奏汰
永田先生
久保 奏汰
永田先生
久保 奏汰
永田先生
久保 奏汰
他の先生たちに、 4人が連行されていった。 …Aたち、どうなるんだろう。
…久保くん、大丈夫かな…。 …血、出てる…。 …僕なんかより、もっと… 自分を大切にしてほしい。
久保 奏汰
永田先生
翡翠 凛太郎
永田先生の後ろをついて 保健室に向かう。
久保くんは、血も出てて、明らかに 久保くんのほうが重症なのに… 僕のことを優先してくれた。
…まさか、先生がくるまでの時間を 稼ぐために、わざと…。
(保健室)
永田先生は、僕たちを保健室まで つれてくると、手当てをしてくれた。 そのあと、「すぐに戻ってくる」と 言って保健室を出た。
…というか…先生は、 なんでこのことがわかったんだろう。
翡翠 凛太郎
溝咲 理来
翡翠 凛太郎
溝咲くんが保健室に入ってきた。 溝咲くんは、気まずそうに 顔を伏せている。
翡翠 凛太郎
溝咲 理来
翡翠 凛太郎
溝咲 理来
翡翠 凛太郎
溝咲 理来
久保 奏汰
翡翠 凛太郎
…久保くんは、なんで… 自分のことより、僕なんかのことを 優先してくれるんだろう。
…もちろん、嬉しい。 …でも…僕のせいで、久保くんが…。
溝咲 理来
翡翠 凛太郎
久保 奏汰
溝咲くんは、優しく微笑んだ。
…そういえば、なんで…2人が…?
翡翠 凛太郎
溝咲 理来
久保 奏汰
翡翠 凛太郎
久保 奏汰
溝咲 理来
やっぱり、2人は…優しいな。 …2人がいてくれて、よかった。 …みんな、心配してくれたし。
…僕、心配かけてばかりだな。 …僕も、みんなを救えたらいいのに。
『ガチャッ』
永田先生
溝咲 理来
永田先生
翡翠 凛太郎
永田先生
翡翠 凛太郎
永田先生
翡翠 凛太郎
…僕のせい、だ。…僕が、 Aくんたちの未来を、壊してしまった。
僕がいなければ、…何もなかった。 僕が今日…断わっていれば、 こんなことにはならなかった。
永田先生
翡翠 凛太郎
永田先生
溝咲 理来
久保 奏汰
翡翠 凛太郎
Aくんたちは、 悪いってわかってるけど、 …でも、…やっぱり、もやもやする。
…一緒に、学校行事もやってきたのに。 …一緒に、頑張ってきたのに。
永田先生
久保 奏汰
永田先生
溝咲 理来
久保 奏汰
翡翠 凛太郎
久保くん…そこまで、考えてたんだ…。 僕たちの、ために…?
久保 奏汰
永田先生
翡翠 凛太郎
溝咲 理来
久保くんは…僕たちと同じ高校に 行くために、耐えたんだ。 …すごいな、やっぱり。
…久保くんに比べて…僕は、ずっと …逃げてばっかりだ。…すぐに諦めてた。
翡翠 凛太郎
…Aに押し倒されたときも、 4人いるから無理だって、 抵抗すらしなかった。
…僕が抵抗してたら、その分、 先生が来るまでの時間を稼げたのに。 久保くんも、殴られないで 済んだかもしれないのに。
…もう、次は、諦めない。 一人で抱え込まない。…絶対、 久保くんに、つらい思いはさせない。
永田先生
久保 奏汰
永田先生
翡翠 凛太郎
…言いたく、ないな…。 襲われそうになったとか、気まずいし…。 心配かけたくない。 …気を遣われたくない。
久保 奏汰
永田先生
翡翠 凛太郎
久保 奏汰
永田先生
久保 奏汰
翡翠 凛太郎
よかった…。知られなくて、すむ…。 …もしかしたら、Aくんたちが、 ストーカーしてたのかな。 それなら、辻褄が合う、よね…?
…でも、多分…ストーカーは…。 …久保くんと、ちゃんと話そう。
…それにしても…退学、か…。 僕、Aくんたちから 恨まれてるだろうな…。
久保 奏汰
翡翠 凛太郎
永田先生
溝咲 理来
久保 奏汰
溝咲 理来
翡翠 凛太郎
溝咲くんに手を振って、保健室を出た。 …久保くんに、ちゃんと…伝えるんだ。
翡翠 凛太郎
久保 奏汰
溝咲 理来
明溜間 将暉
石瀬 拓真
溝咲 理来
希粋 琉佑
明溜間 将暉
溝咲 理来
久保 奏汰
翡翠 凛太郎
翡翠 凛太郎
石瀬 拓真
希粋 琉佑
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