一覧ページ

黒猫の眼光

第2話 - 黒猫の眼光 #2喫茶店の血の匂い

2019年10月30日

#サスペンス

#ミステリー

#連載

#長編

#ホラー

たけすけ

ジョン

あいつは……あいつだけはダメだ！

ジョン

イカれてる……

ウィリアム・ブラウンズ

え…………………？

ジョン

とにかく無かったことにして戻ってこい！

ウィリアム・ブラウンズ

すいません。ジョンさん

ウィリアム・ブラウンズ

それだけは無理です。

ジョン

なんでだ？

ウィリアム・ブラウンズ

僕の出世がかかってます！

ジョン

は？

ウィリアム・ブラウンズ

イギリス1の探偵になる事が僕の夢なんです！

ジョン

いいか？よく聞け！
あいつは操作のためなら人を殺して事件を起こす！犯人と繋がるためだ！その上奴の操作は確実なため、政府も皇室もそれを黙認しちまってる！

ジョン

お前が死んだらどうする？

ジョン

命が1番だろ！？

ジョンさんはウィリアム・ブラウンズさんにブロックされました。

ジョン

おい！ウィリアム！

２日後

ウィリアム・ブラウンズ

ここか…

ウィリアム・ブラウンズ

ほんとに俺は運がいい！

ウィリアム・ブラウンズ

何もかもツいてるぜ！

オリバー・クラリス

こんにちは。

ウィリアム・ブラウンズ

こんにちは！

オリバー・クラリス

事件です。

ウィリアム・ブラウンズ

はい！

オリバー・クラリス

はっきり言います。

オリバー・クラリス

殺人事件です。

ウィリアム・ブラウンズ

！？

オリバー・クラリス

起こってしまうものですね。

ウィリアム・ブラウンズ

マジすか！？

オリバー・クラリス

行きましょう。

ウィリアム・ブラウンズ

えっここ？

ウィリアム・ブラウンズ

前の喫茶店じゃないすか！？

オリバー・クラリス

はい。そうですよ。

ウィリアム・ブラウンズ

マジかよ……

ガランガラン

店員ソフィ・クライシス

お願いします…。

店員ジェイコブ・デイーパー

お願いします。

オリバー・クラリス

お任せ下さい。

ウィリアム・ブラウンズ

オリバーさんどこで誰が…？

店員ソフィ・クライシス

あのーこっちです。

ドーン・スーベ警部

よろしくお願いします。

ドーン・スーベ警部

ミスタークラリス

オリバー・クラリス

承知しました

オリバー・クラリス

では、全員自己紹介をお願いします。

ドーン・スーベ警部

私はドーン・スーベ

オリバー・クラリス

警部は結構。

ドーン・スーベ警部

失礼。

店員ソフィ・クライシス

ソフィ・クライシス

店員ジェイコブ・デイーパー

ジェイコブ・デイーパー

ロン・スミス(客)

ロン・スミス…

ドーン・スーベ警部

被害者は、ベンジャミン・ドーリア氏
この○○喫茶店のオーナーです。

ドーン・スーベ警部

害者の体内から青酸カリが検出されました。おそらく自殺です。

オリバー・クラリス

体内以外からはどこから？

ドーン・スーベ警部

いえ…それはまだ……

オリバー・クラリス

まずはそれを調べるべきです。

ドーン・スーベ警部

はい…すいません…

オリバー・クラリス

絶対的な調査の元に事件があることを忘れないように。

ドーン・スーベ警部

失礼。

ウィリアム・ブラウンズ

ちょっ！オリバーさん。言い方きつくないですか！？

オリバー・クラリス

あれくらいの方が彼や害者のためです。

オリバー・クラリス

年下に罵られること程イラつくことはありませんからねぇ。フフッ

ウィリアム・ブラウンズ

…

ドーン・スーベ警部

ミスタークラリス！

オリバー・クラリス

なんでしょう？

ドーン・スーベ警部

現場のマグカップから何かが…

ドーン・スーベ警部

青酸カリかも知れません。

オリバー・クラリス

そうですか。他殺ですね。

店員ジェイコブ・デイーパー

でも…自殺じゃないですか？

店員ジェイコブ・デイーパー

直接飲むのを躊躇ったとか…

オリバー・クラリス

一般人は口を出さないで頂きたい。

店員ジェイコブ・デイーパー

ですが！私は早くオーナーにゆっくりしてもらいたく…

オリバー・クラリス

ジェイコブさん…死んだ人は…ただの肉の塊です。

店員ジェイコブ・デイーパー

！？

オリバー・クラリス

オーナーはオーナーではないのですよ？

店員ジェイコブ・デイーパー

おまっ！……

ウィリアム・ブラウンズ

ちょっ！

ウィリアム・ブラウンズ

オリバーさん！？

オリバー・クラリス

失礼。言いすぎました。

店員ジェイコブ・デイーパー

あんたなぁ！？

ドーン・スーベ警部

ミスターディーパー、落ち着いて

ドーン・スーベ警部

ミスタークラリスは元からこういう性格なんです。
なんでも昔思い出したくもない事件に巻き込まれたとかで…

店員ジェイコブ・デイーパー

そうなんですね…

ウィリアム・ブラウンズ

(スーベ警部！今のホントですか？(ﾎﾞｿｯ))

ドーン・スーベ警部

(いいえ、ミスターブラウンズ。
その場しのぎです(ﾎﾞｿｯ))

オリバー・クラリス

では、まずソフィ・クライシスさんから事情聴取を…

店員ソフィ・クライシス

はい…

オリバー・クラリス

奥の部屋を使ってもよろしいですか？

店員ソフィ・クライシス

はい…

ドーン・スーベ警部

私も誰か事情聴取…

オリバー・クラリス

いえ。大丈夫です。

オリバー・クラリス

他人がやると解釈の違いによって食い違います。

ドーン・スーベ警部

…では頑張ってください

オリバー・クラリス

ありがとうございます。

オリバー・クラリス

ウィリアム君。

ウィリアム・ブラウンズ

はい！？

オリバー・クラリス

私が法外な事情聴取をしないよう
立ち会いをお願いします。

ウィリアム・ブラウンズ

あ…はい(厳格な人だなぁ)

オリバー・クラリス

では、行きましょう、ウィリアム君。

ウィリアム・ブラウンズ

はい！

店員ソフィ・クライシス

お願いします…

オリバー・クラリス

本格的な捜査の始まりですよ！

黒猫の眼光

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

0件

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！

たけすけ

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

黒猫の眼光

第2話 - 黒猫の眼光 #2喫茶店の血の匂い

関連するタグ

作者の他の作品すべて見る