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君がくれた幸せ 2

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君がくれた幸せ 2

1 - 君がくれた幸せ 2

2019年01月17日

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ー夏祭り当日ー

香織

ごめん!遅れる💦

大丈夫👍待つよ

僕は香織を待たせないように、早めに駅に向かった

香織

ごめん!待った?

いや、大丈夫

スマホから目を離して彼女を見ると、走ってきたのか少し髪が乱れていた

僕はまるで彼女を初めて見たかのように緊張した。だってメイクしてるんだ。彼女の良さを引き立たせていて、凄く綺麗だ

私服初めてだね。可愛い

緊張してる感じがバレないように、僕はできるだけ自然に言った。緊張が伝わってなければいいんだけど

隣で歩く彼女がいつもとは違っていて、彼女をまともに見れなかった

うわ!きゅうりだ!俺きゅうり大好きなんだよね

夏といえばきゅうり!じゃね?笑

香織

カッパみたい笑笑

買ってくるけどいる?

香織

大丈夫👍

僕はきゅうりを買い、香織の隣で食べながら歩いた。自分が本当にカッパみたいに思えて、笑ってしまった

香織は途中でかき氷を買った

香織

食べる?

いいの?

香織

うん笑

じゃあ、いただきます

僕がスプーンを受け取ろうとしたが、彼女は渡してくれない

スプーンくれないと食べれないよ笑

香織

食べさせてあげるから口開けて

ええ笑恥ずかしいよ笑

香織

開けないとあげないよ

僕は少し人の目を気にし、恥ずかしがりながら口を開けた。香織は少し悪戯っぽい笑みを浮かべて僕の口にかき氷を入れた

んっ!うまっ!もう一口ちょうだい

つめった!

香織

一気に口に入れ過ぎだよ笑

頭がキーンとしてる僕を見て香織が笑うと場が和む感じがして、緊張が少し溶けた

ね、花火見ない?場所見つけようよ

断られないかな、っと少し不安になる

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