珍しい事もあるものだ。
まさかカレーを作ってくれているなんて思ってもいなかった。
一緒に暮らしだして和真がご飯を作ってくれたのは、これが初めてだった。
よくよく考えたら私って頑張ってたんだな。
出来た嫁じゃん、なんて。
食器を洗いながら、そんなことを思ってしまった自分が可笑しくて笑ってしまった。
和真と一緒に暮らしだして、1人暮らしの時より自炊することが増えた。
前は嫌いだった料理も、やっぱり食べてくれる人が居ると作り甲斐もあり、不思議と苦にはならない。
だけど、たまにはこうして誰かが作ってくれた料理を食べるというのも悪くない。
ううん、けっこう良い。
しかも私だけのために作ってくれたものだから、なおさら嬉しく感じてしまう。
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