A男
いやー怖いですねーその話
B男
だろ?
B男
じゃ今度はお前の番な
A男
えっ
会社員全員
おお!
A男
(どうしよう、怖い話なんて全くない)
A男
(そうだ!作っちゃえばいいんだ!)
A男
えーっと
A男
ある家に、女の人が住んでいて
A男
その家がある日、火事になってしまって、その女の人は亡くなってしまって、それでその家を燃やした人を呪うために、今でもその家の周辺に幽霊となっているらしいです。
A男
これで終わりです。
会社員全員
おおー
B男
さすが!
B男
俺も若ければ、こんな話もできたんだろうなぁ
A男
いえいえそんな事ないですよ
A男
(なんか盛り上がっちゃったけど、まあいいか。)
飲み会の帰り
A男
あれ?ここどこだ?
A男
初めて来たところだから道に迷っちゃったかな?
A男
誰かに道を教えてもらおう
A男
あのー、すいません
女性
はい?
A男
あのー、○○駅ってどう行ったらいいですか?
女性
あっだったら一緒に行きましょう。
女性
私もそこに今から行くんで
A男
あっそうなんですか
A男
女性
はい。それじゃ行きましょう
20分後
A男
(あれ?ここなんか知ってるような...)
A男
(あっさっき作り話しで話した家だ...)
A男
(気味が悪い、こんな偶然あるか?)
A男
あっここからは一人で行けるので
女性
そうですか
A男
はい
A男
ありがとうございました
五分後
A男
(あんな偶然あるか?)
A男
(しかも後ろから視線を感じるし...)
A男
(ちょっと見てみるか)
A男
あれあなたはさっきの人...
女性
......
A男
どうしたんですか?
女性
さっき私の話をしてたでしょ
A男
えっ?あなたの話?
女性
呪ってやる
女性
呪ってやる!
女性
死ね!
女性
あの時の私のように!