一人の人間の話

あの日の晴明が戻るまで

最近ストーカー被害を受けていると、晴明から相談を受けた凛太郎。いつも元気だった晴明がどんどんやつれていくのを感じていた周りの皆。そんな中、突然晴明が失踪してしまう。あの日の笑顔の晴明を取り戻すため、みんなが奔走するお話です。

あの日、僕らは忘れたふりをした

「ここは………どこだ…？」
起きると病院にいたレッド。
目の前にいるのは「仲間」と名乗る七人。
誰だかは全く知らない。自分の記憶に存在しない七人で、わかりもしない状況に困惑するレッド。
だが、七人は優しくレッドを励ます。
それすらもレッドは"他人の台詞"に聞こえていて……

これは記憶喪失になったレッドが前までの自分と今の自分の気持ちに葛藤していく物語。

忘れていたとしても。

例え俺を忘れた君だとしても