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コメント
6件
まって!めっちゃ神すぎん? 上手!!やばーい!ハマりそう! フォロー失礼します!(*^^*)
控えめに言ってすき🙌💗 頑張って下さい💪続き待ってます🔥
初コメ&フォロー失礼します! 最高でした‼︎続きが楽しみです!
ヌッッシです
ヌッッシです
ヌッッシです
今回も思いつき
=
謎作((殴
𝐿𝑒𝑡'𝑠 𝐺𝑜!!!!
僕はほとけ。 僕は施設育ち。親の顔が見た事ないどころか、いたことすら知らなかった。
普通知ってるだろって?
そんなの知るはずがない。だって僕は生まれてすぐ捨てられたのを園長と奥さんに拾われたんだ。
僕を拾ってから、この児童施設をひらいた訳だから、僕は3年前までは園長と奥さんが親だと思ってた。
そう、だから僕は、ここの中で一番この施設にいる時期が長い初期生と言えば良いのだろうか
園長🍀
園児「...〜!...w〜...」
僕はこの時間が、この居場所が好きだった。ずっとここにいたいと、もはやここで働きたいとまで思ってた。
そう、願った
幸せだった。 "この時までは"
その日は、少し疲れが溜まったのか、あまり体調の優れない日だった。
僕は病弱という程では無いが、普通の人より免疫が少ないため、時々体調を崩す時がある。
だから今回も、そんな感じなんだろう、そう思った。
正午過ぎ
突然、事件は起きた。
園児「このゲームたのしー!」
園児「ほとけお兄ちゃんどうしたの?」
園児「おにいちゃん?」
園児「お兄ちゃん!![大声&泣]」
園長🍀
🍀妻
その声が響いたのか、園長が来た。 でも、僕は痛みに耐えきれず、そのまま意識を失った
僕が次に目を覚ましたのは病室でのことだった。
園長🍀
園長が気づいてナースコールを呼んでいるのは分かる。けど、声を出す気力がなかった。
看護師「〜!...〜...」
ほんの数分で先生が来た。 そして、先生は険しい顔をしていた。
園長🍀
園長が渋々聞く。 そして、先生が放つ言葉は、信じられないものだった。
先生「稲荷ほとけさん、貴方は」
"心臓病" です...
あれから数ヶ月。そろそろ世間では新学年と呼ばれる春になった
正直、僕はあれから病院に通院しているけど、良くなる傾向は一切ない。その前に、園長が倒れて今いるのは奥さんだけ。
園長は僕が心臓病と診断されてからたくさんのストレスを抱えてしまった。そのストレスによるものだと医者は言っていた。
だから今、奥さんしかおらず、僕の周りの園児はみんなまだ大きくて小学校低学年。そんな子達に頼るわけにはいかない。
そうしているうちに、僕の心臓は少しずつ弱くなっていった。
そんなある日、僕は奥さんに園長の部屋へ連れていかれた。
久々に園長の部屋に入る
🍀妻
一瞬、空気が暗くなる。
そうは言ったが、急に呼び出すなんて今までなかった。きっと深刻なことだろう。
園長🍀
園長🍀
そう、思って園長に伝えようとする。
園長🍀
言葉を遮られた。何で?その思いだけが、脳内でぐるぐる回った
🍀妻
🍀妻
🍀妻
🍀妻
奥さんの顔はとても真剣で、でもどこか寂しそうな、悲しそうな顔をしていた。
だから僕は引き受けた。奥さんと園長の想いを
🍀妻
奥さんは今にも泣きそうな声で僕に言った。
きっと、これでいいんだ。 今まで僕や僕の弟妹(園児)を2人で育ててきてくれたんだから
少しでも、彼らの思いを叶えてやりたい。だから僕は、決めた。 例の家でこれから過ごすことを
2人きりのこの空間。 園長の代わりに奥さんが送ってくれた。下の子達にも挨拶をした。
全ての荷物を持って、僕は16年間の思い出が詰まった場所から離れた。
🍀妻
2人きりのこの空間で、施設からここに来るまでの2時間、僕たちが交わした言葉はこれだけだった
🍀妻
🍀妻
🍀妻
僕の年齢の頃には既に里親が見つかってそこで幸せに暮らしているんだろうけど、僕は未だに施設にいた。
外の世界何て、興味なかった。でも、今日、僕は新たな1歩を踏み出すのだ。
そう言って慰めたあと、僕は自分からインターホンを押した。
🍀妻
「はーい」 という声が聞こえた。そろそろ来る。奥さんとのお別れが、施設とのお別れが、 "家族" とのお別れが
🍀妻
その人の笑顔はまるで神の光のようだった。黒と黄色のグラデーションの髪。少し背の低めで、ロングの髪の人。
でも、僕より少し低いその背とは似合わない程の大きな優しいオーラを纏った人。
関西圏なのか、敬語ではあるがイントネーションが関西弁のようだった。
🍀妻
奥さんがそう言うと、グラデ髪の人が
と言った。 僕はその時思わず口を漏らしてしまった
きっとここでも幸せに暮らせる。そう思った。そうして、笑顔で振り向くと、奥さんは少し泣いていた
🍀妻
🍀妻
🍀妻
僕はここでお別れをした。そして、新たな家族と出会った。
さっきより話しやすくなった。この人の力は偉大だなんて思いながら廊下を進んでいたらアニキはそこでとまった
鼓膜破れんようにな なんて言葉が聞こえたような気がしたが、僕は一体どうなるのだろう
余程真剣な事なのか、なんて思っていた……が
<ガチャ
そう、音を立てながらドアを開けた瞬間
このふたりの声が通り過ぎて、大きすぎてタヒにかけた あの言葉はそういう意味だったんだろう
そんな会話をしていた時、後ろからまた一人やってきた
僕の声はそんなに特徴的なのだろうか、そんな疑問は浮かびながらもアニキからこの家の案内と、僕の部屋を教えてくれることになった
<ガチャ
普通に僕の施設の一人部屋の2倍だった。正直びっくりしてる。見た目的には施設よりも狭かったのに、中に入ると意外と、いや想像以上に広かった
そして今日から僕は、この部屋にお世話になるのだ。
そう言って僕たちはLI○Eを繋げた。そしてその時僕は、ひとつ違和感を覚える
そのグルラにはメンバーが6と書かれてあった。そういえば、まろという愛称で呼ばれているいふくんの他に、もう一人いた。
そう聞くと、みんなは引き攣ったような表情を見せた。 さっきアニキから聞いた "初兎と同い年やな" という言葉も少し引っかかる
僕は事前にこの家について調べた。 その時に僕と同い年はいなかったような気がする。
そう思った時、ないちゃんが口を開いた
初兎という子は精神的な年齢が同い年であった。
交通事故で記憶喪失になり、一年間の記憶が無くなったらしく、自分を高校1年生だと思っているようだ
自分が記憶喪失になったらなんて考えたって、想像がつかない。
それに、記憶喪失が原因で、"笑顔" がなくなったらしい。
まだ初兎という子に対面してない僕。今日夜は降りてくると連絡が来たから楽しみにしていた。
はずだった
そう、僕はこの時、リビングに行こうとした時に、何も無い所で躓いて地面に転がり込んだ
そして立ち上がろうとした時、誰かから後ろに引きずられ誰かの部屋に入った
急に引きずられたと思ったら、白髪の男の子がいた
彼は無言だった。でも、自分が気づかないだけで、きっと心の底では喜んでいるのだろう。表情には出てないけど、ちゃんと分かる。
この時、僕は誓った。君を、僕が笑顔にしてみせる と。 園長や奥さん、施設のみんなが僕にそうしてくれたように、次は僕が与えられる側から、与える側に変わる瞬間だった
僕と君の物語は、ここから始まった
#.1 君との出逢い ❦ℯꫛᎴ❧