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実鳴 歩斗
実鳴 歩斗
歩斗はカウンターの奥へと進み、居間にいるナリナリロボットを呼ぶ
すると律が歩斗の背中を眺めながらポツリと呟く
実鳴 律
知らねぇよ
月影 未彩
月影 未彩
月影 未彩
未彩はなんのポーズなのか、猫の手招きのように手を上下に動かす
お前は20歳の自覚を持ってくれ
実鳴 律
だろうな
実鳴 律
実鳴 律
月影 未彩
そんなにだろ
雪名 穂架
同調されてるぞ
そんなことを話していると、歩斗がナリナリロボットを連れてカウンターに戻ってくる
実鳴 歩斗
実鳴 歩斗
月影 未彩
雪名 穂架
すると、ナリナリロボットは両手を上下に動かしながら喋り始める
ナリナリロボット
ナリナリロボット
ナリナリロボット
実鳴 歩斗
実鳴 歩斗
歩斗はナリナリロボットの頭を撫でた
親子かよ
実鳴 律
律は上を向きながら鼻と口を抑える
ブラコンめ
雪名 穂架
雪名 穂架
穂架は身をかがめて尋ねる
ナリナリロボット
ナリナリロボット
ナリナリロボット
ナリナリロボットはガクンと意識を失い、動かなくなる
実鳴 歩斗
雪名 穂架
雪名 穂架
雪名 穂架
穂架は表示されたスクリーンをなぞりながらシステムを確認する
雪名 穂架
雪名 穂架
雪名 穂架
穂架は画面をスクロールする手を止める
雪名 穂架
月影 未彩
月影 未彩
未彩が穂架の顔を覗き込む
雪名 穂架
なにそれ
月影 未彩
んなわけないだろ
雪名 穂架
実鳴 律
ブラコンすぎて仕事しないんだから必要だろ
実鳴 歩斗
実鳴 歩斗
数日前
実鳴 歩斗
ナリナリロボット
実鳴 歩斗
ナリナリロボット
実鳴 歩斗
実鳴 歩斗
ナリナリロボット
ナリナリロボット
実鳴 歩斗
実鳴 歩斗
実鳴 歩斗
雪名 穂架
雪名 穂架
穂架はふむふむと頷き納得する
実鳴 律
実鳴 律
ブラコン
月影 未彩
月影 未彩
実鳴 歩斗
歩斗は再び説明を始める
とある日の仕事中
ナリナリロボット
実鳴 律
ナリナリロボット
ナリナリロボット
実鳴 律
実鳴 律
食いつきいいな
ナリナリロボット
ナリナリロボットは動画を再生する
実鳴 歩斗
ナリナリロボット
実鳴 律
実鳴 律
ナリナリロボット
ナリナリロボット
実鳴 律
実鳴 律
律は走って部屋を出る
実鳴 律
実鳴 律
実鳴 律
ナリナリロボット
言われてるぞ
実鳴 歩斗
雪名 穂架
雪名 穂架
若干引き気味の穂架である
月影 未彩
実鳴 律
弟でもそれは異常なのよ
月影 未彩
そうだね
実鳴 律
こっちの勝手だろ
雪名 穂架
雪名 穂架
実鳴 歩斗
No.4 零夜自宅
情報屋を出た未彩達は、零夜の家へやってきた
コンコンコン
来栖 零夜
零夜が玄関の扉に体を半分隠しながら出てくる
月影 未彩
来栖 零夜
雪名 穂架
雪名 穂架
来栖 零夜
来栖 零夜
零夜は未彩と穂架を家の中へ入れる
零夜に案内され、リビングにあるソファへ座ると、零夜のロボットがやってくる
ロボットのルイノはお茶をテーブルに置きながら言う
ルイノ
雪名 穂架
穂架は受け取ると一口啜る
月影 未彩
未彩は受け取ったはいいが、お茶を見つめて固まっている
どうやら、先日の遥花とのやり取りの印象が強すぎてお茶を飲むのが怖いようだ
月影 未彩
めっちゃ恐れてる
零夜もソファに座ると、口を開く
来栖 零夜
雪名 穂架
来栖 零夜
雪名 穂架
雪名 穂架
来栖 零夜
雪名 穂架
雪名 穂架
来栖 零夜
来栖 零夜
雪名 穂架
来栖 零夜
雪名 穂架
ルイノ
なんか驚いてるけど
来栖 零夜
来栖 零夜
ルイノ
ルイノ
絶対やばいシステムあるだろ
来栖 零夜
ルイノ
来栖 零夜
来栖 零夜
零夜はしゃがんでルイノと目線を合わせて言う
ルイノには、そんな零夜が上目遣いをしているように見えた
ルイノ
そんな見つめ合いが数分ほど続き…
ルイノ
ルイノ
ルイノがようやく折れ、電源を落とす
雪名 穂架
雪名 穂架
雪名 穂架
穂架が読み取って確認したシステム
1つ目2つ目は当たり前に「基本システム」と「サポート学習システム」だが…
雪名 穂架
雪名 穂架
なにそれ
月影 未彩
未彩は電源の入っていないルイノをじっと見つめて言う
きっと初対面の時のルイノの態度を思い出しているのだろう
雪名 穂架
穂架がシステムの中身を見るとそこには──
雪名 穂架
明らかに盗撮された零夜の写真や動画が大量にあった
雪名 穂架
来栖 零夜
雪名 穂架
雪名 穂架
賢明な判断だよ
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