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77
あんだーわいん
142
無名。
459
15,598
コツ、
コツ、
アメリカ
アメリカ
ソ連
大声で軽口を叩きながら、肩に自然と手を回してきたこの国は…………
アメリカ
青空に似つかわしい碧眼を持つ。Яと同じ大国 "アメリカ"
ソ連
もごもごと、何を話せばいいのか分からず、必死に脳から単語を探し出す
でも結局、何を述べたらいいか分からない時点で、もう話すこともなかった
Яが口篭っているのが気に食わなかったのか、紅茶を優雅に啜っていたもう一国が口を開いた
イギリス
紅茶をテーブルに置きながら、冷たく鋭い眼差しが向けられる。
まるで、"いる価値"もないというかのように
ソ連
Яが、すぐに謝罪の言葉を言いかけたところで、先ほどからガッチリと肩に手を回していた国が口を挟んだ
アメリカ
アメリカ
イギリス
アメリカと、イギリスがバチバチと互いに火花を散らして睨み合っている
流石に会議室で喧嘩はやめて欲しい、
ソ連
あわあわと、手のひらを胸くらいまで上げて、「落ち着いて」と言わんばかりに振る
アメリカくんはЯから、手を離してイギリスさんと口論を続けた
イギリス
イギリス
アメリカ
イギリス
アメリカ
イギリス
何だかどんどんヒートアップしている気が、
ソ連
アメリカ
イギリス
ソ連
アメリカ
イギリス
ソ連
ソ連
自分の話を聞いてもらえない時は、たくさん合ったし、こういうのには慣れている、
こういう時は、黙って部屋の隅にでも座って、火が消えるのを待つだけ、
ぼんやりと、アメリカくんとイギリスさんが口論をしまくっている光景を眺めながら、ここへ来る最中のことを脳裏に浮かべた
横切った、あの小さな背の国のことを
真っ黒に塗りつぶされたかのような軍服と、十字の紋章がついた帽子。背筋はまっすぐで、曲げない意志を持った目つき。
あの子のことを思い出すたびに、鼓動がどくどくと跳ねる
ソ連
アメリカ
ソ連
突如として、先ほどまで口論を続けていたはずのアメリカが、Яの顔をじっと覗いていた
アメリカ
ソ連
急に話しかけられた反動で、裏声で返してしまった、
裏声で返してしまったことを気にすることなく、アメリカくんはЯの肩にまたもや手を回した
アメリカ
アメリカ
ソ連
視線を自分の足元へ向ける
ソ連
アメリカ
イギリス
アメリカ
イギリス
思い出したかのように、手のひらにポンっと拳を乗せて、アメリカが声を上げた
アメリカ
アメリカ
アメリカは、全く申し訳なさを感じさせない謝罪を繰り返しながら、ホワイトボードの前に立ち、ボードマーカーを手に持った
黒いインクが白いボードにスラスラと滑らされて、英語である文が書かれた
翻訳すると……………
『ソ連の仲良し大作戦』
コメント
3件
この世界のソ連様大好き
新しい扉が開いたような
うわあ、この3カ国の空気感、すごく好きです。アメリカの陽気なノリとイギリスの冷めた皮肉が絶妙で、その間に挟まれてオロオロしてしまうソ連の視点が切ない。途中で回想に出てきた「小さな背の国」がすごく気になる…まさかドイツ?「これが『愛』ってこと?」の一文も含めて、この世界の歴史と人間関係の織り方が見事だなあ。議題が「ソ連の仲良し大作戦」ってのも、続きが気になりすぎますね!