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俺は市場へと足を運んでいた。

安いよー安いよー?

大橋和也

うわっ、ほんまや。でも、珍しい野菜ですよね。これって・・・(レストランでもよく扱ってるし・・)

お兄ちゃん、よく分かってるね?さては自分で料理とかしちゃう、今どきの料理男子なのかな?

大橋和也

・・・・・(笑)そうなれたらいいなーって思いつつ、料理人目指しとります

⤴正直に答えるところははっすんらしいね。

なるほど、それならちょうどいい!これなんかどう?なかなか手に入らない代物だよ?安くしとくよ?

大橋和也

えー?でもー・・・

この市場は今日までだから、お客さん、運がいいよ?

大橋和也

運がいい・・・か

これで、どうだい?

⤴商売上手なおじさんだね。その値段、大橋くんの心を動かしちゃったみたいだね 。

電卓を彼に見せると?

大橋和也

えーっと、じゃあ・・

とそのあとものせられやすいのか随分買い込んで、気づいたら紙袋にいっぱいで・・ 。

大橋和也

あはは。ちょっと買いすぎたかな

予算オーバーしてしもたわ。

これは、つくおきして行かなな・・・。

節約しやなあかんし・・・ 。

そんな中歩きながら・・ 、

大橋和也

今日はなにつくろうかなぁ・・・

⤴ほぼ独り言。

何作るか想像しつつ、何故かにやにやしながら歩道を歩いていた。

手には買ったばかりの新鮮な野菜が入った紙袋を持っていた。

大橋和也

そうや。たまには丈くん呼んであげようかな・・・こないだのお金貸してくれたお礼に・・・それとも差し入れ・・・・

そんなことを考えていてハタっと気づいた。

大橋和也

いやいや待って?また丈くんのことを考えちゃうんやけど・・・

自分どんだけ好きなん?

ってつっこみされそうや。

彼には彼女がおるんやった。

藤原丈一郎

彼女とは、なんも無いわ

大橋和也

あれ?彼女とは幼なじみやけど、なんもないんやっけ?

いやでも待てよ?その前に俺が丈くんの彼氏でも彼女でもないわ!あはは 。

藤原丈一郎

ダチの1人なんで・・・

大橋和也

って言われたんやったわ

チ───(´-ω-`)───ン

ひとりで自己完結した。

香水の瓶はわれてしもたし、作り方さえ忘れてしもた。

丈くんに聞けばええか?とは考えたけどそんな勇気あるわけないやん!!

なのに、丈くんってば、

藤原丈一郎

また買えばええやん

なんて言うし!

大橋和也

(いやいや!そんな簡単に作れるわけないやん)

同じ匂いは、2度作れやんってことや。

あの時はその人の香りに近づけることに必死やったから。

そしてあの日の夜(焼肉行った夜)にはまだ続きがあって、別れ際に・・・

藤原丈一郎

あのさ!大橋・・・

大橋和也

えっ?

結構な距離があいてからなぜだか呼び止められて・・・

藤原丈一郎

和也・・・

大橋和也

っ(ドキン)

藤原丈一郎

って・・・呼んでええか?(⑉>///<⑉)

大橋和也

えっ、えーっと・・・(いや、そこ照れるとかなしや。可愛すぎるやろ)

⤴見えているのか?

大橋和也

(ぴ、びっくりした)

けど俺が返事しないでいると・・・ 、

藤原丈一郎

あっ!いや・・・・恥ずかしいから今まで通りで!
今の忘れて?

大橋和也

(忘れてって・・・・)・・・・ええよ・・・(名前呼ぶのになんで許可とるん?)

藤原丈一郎

えっ(;゚Д゚)!

大橋和也

(なぜ驚く)いや、だから呼んでええよ。そ、その代わり・・【2人きり】・・・・の時なら?(/// ^///)(だってそうしなきゃ大ちゃんとか騒ぎ出すし・・・)

⤴こっちも何故か照れてるし。

藤原丈一郎

えっ(可愛いやないか)

大橋和也&藤原丈一郎

(なんなん?かわいすぎるやろ )

どうした2人とも。

藤原丈一郎

わ、わかった。じゃあ・・・和也?・・・バイバイ👋

大橋和也

・・・・(笑)バイバイ、丈くん👋

⤴なぜ、名前を呼び合うのに疑問形を付けるんや、この人たちは 。

あのとき、丈くんは俺になんか言おうとしてたし・・・・ 、

藤原丈一郎

大橋!こっち向け!俺は・・・

大橋和也

嫌や!

けどあの時の俺は否定しちゃったし・・・ 。

滅多に待っていてくれるとかしやん丈くんが 、

藤原丈一郎

待ってたで

大橋和也

なんで?

好きなプリン買って待っていてくれるやなんてそんなん惚れてまうやろ?

⤴既に独り言モードに突入。

既に惚れちゃったのはどこの誰かな?

大橋和也

・・・・・

もしかしてって自惚れたり、俺の気持ち知られたんやないかーって焦っていたのにあれから丈くんからちっとも連絡なくて。

俺もしてへんけどさー。

大橋和也

(やっぱり俺はタダの元お隣さんってことやんな?)

とまた、自信をなくしてしまっていた。

その頃丈くんは・・・・ 、

愛梨

・・・・・

丈くんちに来た愛梨さんを部屋に入れずに

藤原丈一郎

なんか用か?

と、塩対応。

愛梨

ねぇ?ちょっと出かけない?

藤原丈一郎

・・・・・・

愛梨

もう最後にするから!!お願い!!

何故か様子のおかしい愛梨さん。

ちょっとこっち来い

藤原丈一郎

えっ(;゚Д゚)!

何故か見知らぬ男に連れ去られてく愛梨さん。

愛梨

助けて!!

藤原丈一郎

待てや!!

冷たく突き放そうとしていた愛梨さんを助けようとしていたのだった。

📱

ブーブー

丈くんのスマホが部屋に置かれたままでぶるっていて・・・。

誰かからの着信で・・・ ?

大橋和也

・・・・・やっぱり出やんやん

俺は、最終的に丈くん家に料理を作りに行ってあげようと思っていて・・ 。

大橋和也

(なぁんだ。留守か・・・・)

と諦め、自分家に帰ろうとしていた。

それから、どれくらい歩いただろうか。

いつもは走るいつもの道を今日は大荷物やし歩いていたんや。

自転車パンクしたから

自転車ないしな。

信号が変わったから渡ろうとしていた。

だけど俺は横から来るものすごいスピード違反で来る車に気が付いてさえいなかった。

もちろん、その他にも渡る人たちは何十人といたから。

その車は、ブレーキさえかけずにやってきていた。

ザワっ

気がついた時には、既に車はすぐ近くにいて・・・・

大橋和也

(逃げられない!ぶつかる! )

その場から動けずにいたその時やった!?

藤原丈一郎

和也!危ない!

大橋和也

(・・・・えっ?和也?)

見知った声にそう呼ばれた気がして、

ドン!

背中を押されていて・・・・

キキー

ドン

ガシャン

色んなぶつかる音がして・・・・。

何が起きたのか・・・・・分からない事が起きた・・・・・。

Timeless Love~なにわ男子BLストーリー~(丈橋編)

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