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私は「モテ女」と呼ばれる。

モテるって羨ましい?

そんなことない。

苦労と嫉妬に包まれるのが

「モテ女」なんだよ。

私、石橋美海。

1人年子の妹がいる。

父、母はおらず、

私のバイト代で

2人でなんとか生活している。

そして、

今日もまた

妹を起こして…

石橋 美海 ─イシバシミウ─

立花〜起きなさーい。

石橋 立花 ─イシバシリッカ─

んんん、お姉ちゃんのばぁかムニャムニャ

石橋 美海 ─イシバシミウ─

はあ!?あんたよりは頭いいわ!

バシーン!

石橋 立花 ─イシバシリッカ─

いったあ!!

石橋 立花 ─イシバシリッカ─

いいよね、お姉ちゃんは!

石橋 美海 ─イシバシミウ─

なんで…?

石橋 立花 ─イシバシリッカ─

だって可愛いから怒っても暴力振っても叶わないんだよ!?

石橋 美海 ─イシバシミウ─

そんなこと言ったって

石橋 美海 ─イシバシミウ─

しょうがないじゃない。

石橋 美海 ─イシバシミウ─

石橋 立花 ─イシバシリッカ─

お姉ちゃん今日大学休み?

石橋 美海 ─イシバシミウ─

そう、文句ある?

石橋 立花 ─イシバシリッカ─

今日、彼ピ連れてくるね〜♪

石橋 美海 ─イシバシミウ─

え、いや、やめときなよ?

石橋 立花 ─イシバシリッカ─

お姉ちゃんが結婚していいか判断してねー?

石橋 美海 ─イシバシミウ─

い、いや、立花はまだ早い!!

石橋 立花 ─イシバシリッカ─

早くないよおー

石橋 立花 ─イシバシリッカ─

ってことで!

石橋 立花 ─イシバシリッカ─

高校行ってきます!

石橋 美海 ─イシバシミウ─

はあ……

石橋 美海 ─イシバシミウ─

どうしよう…

立花の彼氏が来たら

自分で言うのもあれだけど

きっと私に惚れる。

立花が可愛そうだ。

こんな私……

石橋 立花 ─イシバシリッカ─

お姉ちゃん、ただいま〜!

石橋 立花 ─イシバシリッカ─

か・れ・ぴ♥

石橋 美海 ─イシバシミウ─

えっ、もう!?

石橋 立花 ─イシバシリッカ─

入ってー

明堂寺 璃斗 ─ミョウドウジリイト─

おじゃましまっす。

石橋 立花 ─イシバシリッカ─

石橋 美海 ─イシバシミウ─

(あ〜…こーゆー系か(;´∀`)

石橋 美海 ─イシバシミウ─

こっ、こんにちは〜✨

明堂寺 璃斗 ─ミョウドウジリイト─

こんちはっ

石橋 美海 ─イシバシミウ─

(これはまさかの惚れてない…?

石橋 美海 ─イシバシミウ─

(やったー!!!

石橋 立花 ─イシバシリッカ─

えーと、お姉ちゃんの美海!

石橋 美海 ─イシバシミウ─

立花の姉です。

石橋 立花 ─イシバシリッカ─

お父さんとお母さんは………

石橋 立花 ─イシバシリッカ─

分かるよね?ギロリ

石橋 美海 ─イシバシミウ─

(立花怖いよ怖いよw

明堂寺 璃斗 ─ミョウドウジリイト─

あ、ああ分かるブルブル

明堂寺 璃斗 ─ミョウドウジリイト─

美海…さん?

石橋 美海 ─イシバシミウ─

あ、それでいいですよニコッ

明堂寺 璃斗 ─ミョウドウジリイト─

あ、あの///

明堂寺 璃斗 ─ミョウドウジリイト─

連絡先とかって…?

石橋 立花 ─イシバシリッカ─

りいくん!!!!

明堂寺 璃斗 ─ミョウドウジリイト─

りっちゃん…?

石橋 立花 ─イシバシリッカ─

ちょっと出てって…

明堂寺 璃斗 ─ミョウドウジリイト─

あ、うん…

石橋 美海 ─イシバシミウ─

(この展開って…

石橋 美海 ─イシバシミウ─

(私が怒られる系!?

石橋 立花 ─イシバシリッカ─

お姉ちゃん………

石橋 美海 ─イシバシミウ─

り、立花…

石橋 立花 ─イシバシリッカ─

なんで私の彼氏にニコッって!ニコッって!

石橋 美海 ─イシバシミウ─

え、いや笑った方がいいかなあって…

石橋 立花 ─イシバシリッカ─

お姉ちゃんのバカ!

石橋 立花 ─イシバシリッカ─

もう家に連れてこないから!

石橋 美海 ─イシバシミウ─

立花、ごめん…

バンッ!

私はこうやって

色んな女子に嫉妬され、

いろんな男子に惚れられる。

もうどうすればいいのかわかんないよ

石橋 美海 ─イシバシミウ─

ううっ…

石橋 美海 ─イシバシミウ─

立花…

石橋 美海 ─イシバシミウ─

ごめんっ…

石橋 美海 ─イシバシミウ─

ごめん、ほんとにごめん(涙)

ポタッ

私の涙が床に落ちる。

城野 廉海 ─シロノ レミ─

……大丈夫か。

石橋 美海 ─イシバシミウ─

廉海っ…

声でわかる。

お隣さんの幼なじみ。

合鍵を持っていて

たまたま入ってきたのだろう。

石橋 美海 ─イシバシミウ─

私っ、妹の彼氏を…

城野 廉海 ─シロノ レミ─

そんなに男はお前に惚れるのかよ。

城野 廉海 ─シロノ レミ─

辛いか?

石橋 美海 ─イシバシミウ─

辛いよっ…泣

城野 廉海 ─シロノ レミ─

じゃあさ…

城野 廉海 ─シロノ レミ─

俺と付き合ってるってことにするか?

♥100で書きます!

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