りゅうじ
なあ、俺の家の近くにさ?
みゆき
うん、なに?
りゅうじ
マンションあるじゃん
みゆき
あー、確かあったね
りゅうじ
確かって笑
りゅうじ
彼女なんだから、しっかりしろよー
みゆき
はいはい
みゆき
で、なに?
りゅうじ
あそこの444号室に幽霊出るって知ってる?
みゆき
なにそれ
りゅうじ
だからさ、確かめるために見に行こうよ
みゆき
何を確かめるのよ?
りゅうじ
幽霊だよ
みゆき
みゆき
いやだ、行かない
みゆき
そーゆー所に行って、何かあったらどうするのよ?
りゅうじ
何も無ければ良いんだろ?
みゆき
何かあってからじゃ、遅いじゃない
りゅうじ
りゅうじ
ふ〜ん
りゅうじ
俺に、何かあったら嫌なんだ?
りゅうじ
それでこそ!
りゅうじ
俺のかの
みゆき
行きたいなら行けば
みゆき
一人でね
りゅうじ
りゅうじ
お前!
りゅうじ
最近、冷たいだろ!
りゅうじ
おい!みゆき!
りゅうじ
みゆき?
りゅうじ
りゅうじ
っ....あーもう!
りゅうじ
一人で行ってやるよ!
みゆき
みゆき
実況ヨロ
りゅうじ
...
りゅうじ
何なんだよお前...
りゅうじ
みゆき
(これは、りゅうじのためなの)
みゆき
(りゅうじが、思い出すために...)
りゅうじ
りゅうじ
つきました〜
りゅうじ
おい、みゆき
りゅうじ
ここ、結構雰囲気あるぞ!
りゅうじ
まじで出たりして〜
みゆき
早く、444号室入りなよ
りゅうじ
....
りゅうじ
おい!....っ
みゆき
早く
りゅうじ
わかったよ
りゅうじ
入れば良いんだろ
りゅうじ
りゅうじ
うっわー...
りゅうじ
気持ち悪っ
りゅうじ
りゅうじ
ん?何か踏んだ
りゅうじ
何これ、キーホルダー?
りゅうじ
りゅうじ
待てよ....
りゅうじ
何で、何でみゆきがうつってんの?
りゅうじ
よく見えねぇから...
りゅうじ
ライトつけよ
りゅうじ
りゅうじ
なんだよ、これ....
みゆき
気付いた?
りゅうじ
お前、....
りゅうじ
そっか....
りゅうじ
りゅうじ
あの日、みゆきは....
みゆき
うん
みゆき
りゅうじ、悲しさのあまりに私は生きてるって思いこんでた
みゆき
だから、気付かれせてあげたかった
りゅうじ
俺、どうしよ
りゅうじ
みゆき....
みゆき
もう、りゅうじと会話は出来ないよ
りゅうじ
なんで....
りゅうじ
なんでだよ!
りゅうじ
そんなことって....っ
みゆき
私は、りゅうじに気付かせる事を条件に...
りゅうじ
うん...
みゆき
りゅうじと会話が出来る
りゅうじ
なら....
りゅうじ
俺に気付かせるなよ!
りゅうじ
俺と、もう会話したくねぇの...?
りゅうじ
俺の一方的な想いだったってこと?
みゆき
違うよ
みゆき
私も、りゅうじのこと大好きだよ
りゅうじ
じゃあ、なんで...!
みゆき
好きな人、ううん
みゆき
大好きな人の幸せを、私は願いたいから
りゅうじ
りゅうじ
なんだよ、それ
りゅうじ
そんなの、自分から逃げてるだけだろ!
みゆき
もう、さよならだよ
みゆき
りゅうじ、愛してる
りゅうじ
おい!
りゅうじ
待てよ!
りゅうじ
なあ、みゆき...
りゅうじ
返事しろよ....
りゅうじ
りゅうじ
みゆき...
続く...






