らーちゅん
ねー、フェニさん。
フェニックス
なんだ?
らーちゅん
キュウちゃん、帰ってくるの遅くない?
そんなに時間かかるほどの用事なの?
そんなに時間かかるほどの用事なの?
最後に家を出た日から4日もキュウビは帰ってこなかったので、2人は心配していた。
フェニックス
いや、そんなわけないんだが...
そうだよな、流石に遅いよな((ボソッ
そうだよな、流石に遅いよな((ボソッ
らーちゅん
ん?
フェニックス
ああ、いや、なんでもない。
キュウビの位置を調べてみるな。
キュウビの位置を調べてみるな。
らーちゅん
分かった。
魔力感知でキュウビの位置を調べ中
フェニックス
ん?これは...
らーちゅん
どう?見つけた?
フェニックス
ああ、見つけたには見つけたが...
これはまずいな。すぐに向かうぞ!
これはまずいな。すぐに向かうぞ!
フェニックスは、キュウビの弱まった魔力を感知した。それはつまり...瀕死の状態であることを指した。
らーちゅん
ええ?どうしたっての。
いったい何がまずいっていうの?
いったい何がまずいっていうの?
フェニックス
行けば分かるから、まずは外に出て俺に乗ってくれ...!
らーちゅん
わ、わかった!
らーちゅん
(なにがあったのかな?...嫌な予感がする。)
そして家を出たあとフェニックスは姿を変え、らーちゅんはフェニックスの背に乗った。
フェニックス(鳥の姿)
らーちゅん、乗ったな?
らーちゅん
うん、乗ったよ!
フェニックス(鳥の姿)
じゃあ行くぞ!
風で飛ばされないように、俺にくっついてろ!
風で飛ばされないように、俺にくっついてろ!
らーちゅん
分かった!
バサバサッ(飛ぶ音)
キュウビのところへ向かい中
らーちゅん
...っ!きゅ、キュウちゃん...!
フェニックス(鳥の姿)
おい、身を乗り出すな!危ないぞ!
らーちゅん
うん、わかってるけど、でもキュウちゃんがっ...!
フェニックス(鳥の姿)
ああ、分かっている。でも、俺の魔力を譲渡するから大丈夫だ!
※キュウビの体は魔力で回復することができます( ˇωˇ )
らーちゅん
う、うん...
らーちゅん
(本当に、大丈夫なのかな?なんとなくだけど、フェニさんじゃ足りない気がする...)
降りた先には、血を流しながらぐったりとしたキュウビがいた。いつもの元気なキュウビは、そこにはいなかった。
らーちゅん
キュウちゃん、キュウちゃんっ...!
フェニックス
らーちゅんに心配かけまいと何も言わずに出ていったのに、逆に心配させてどうするんだよ、キュウビ...!
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