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〜あらすじ〜 4日も帰らずにいるキュウビを心配して探しに来たが、そこにいたのは 血を流しながらぐったりとしたキュウビだった。
フェニックス
らーちゅんに心配かけまいと何も言わずに出ていったのに、逆に心配させてどうするんだよ、キュウビ...！
フェニックス
お願いだから、目を覚ましてくれ...！！
フェニックスは、能力の１つである 【魔力譲渡】をキュウビに使い回復を施したが、一向に良くはならなかった。
らーちゅん
どうして、こんなことに...嫌だよ、目を覚ましてよ(´；ω；｀)
フェニックス
(くっ、これ以上やったら命が...いや、それでも構わない。これでキュウビが目を覚ますなら...！！)
フェニックスは決断し、そして能力の上限を超えてまで回復させようとしたその時...
らーちゅん
フェニ...さん？いったいどうし...っ！
それ以上はダメ！！
それ以上はダメ！！
フェニックス
...っ！？
(らーちゅんにはこの能力を伝えていないはずだ。なのにどうしてわか...いや、まさかそんなはずは。だが、あの目は、青色の目は...)
(らーちゅんにはこの能力を伝えていないはずだ。なのにどうしてわか...いや、まさかそんなはずは。だが、あの目は、青色の目は...)
らーちゅんがフェニックスを止めた。その時、らーちゅんの右目の色が赤から青へと変わっていた。
らーちゅん
フェニさん、なぜかは分からないけど、それ以上はダメだと感じるの。
キュウちゃんが覚めてもフェニさんがいないんじゃ...
キュウちゃんが覚めてもフェニさんがいないんじゃ...
フェニックス
...すまん。
(まさか、前世の記憶が蘇りつつあるのか？いや...正確には蘇っていないようだな。)
(まさか、前世の記憶が蘇りつつあるのか？いや...正確には蘇っていないようだな。)
らーちゅん
フェニさん、それ以上やるなら私も手伝う。いえ、手伝わせて。
フェニックス
いや、それは...
(ん、待てよ？確かあいつの能力の1つは、なんでも回復すること。ただ、今の状態だと限度がありそうだが...)
(ん、待てよ？確かあいつの能力の1つは、なんでも回復すること。ただ、今の状態だと限度がありそうだが...)
フェニックス
フェニックス
なあ、らーちゅん。
キュウビを回復させることは可能か？
キュウビを回復させることは可能か？
らーちゅん
...直接なら無理ね。
でも、フェニさんを介してならできると思う。
でも、フェニさんを介してならできると思う。
フェニックス
そうか。
...手伝ってくれるか？
...手伝ってくれるか？
らーちゅん
...！ええ、もちろん！
フェニックス
頼む、その能力を俺に使ってくれ！
らーちゅん
わかった！
らーちゅんに能力を使ってもらい、フェニックスはキュウビを回復させた。
フェニックス
ふぅ...これで一応難を逃れたな。
キュウビ、目を覚ましてくれ。頼む...！
キュウビ、目を覚ましてくれ。頼む...！
らーちゅん
お願い、目を覚まして...！
キュウビ
ん、んん...
キュウビが起きた頃...らーちゅんの右目は、元の赤に戻っていた。
フェニックス
キュウビ！！
らーちゅん
キュウちゃん！！
キュウビ
フェニックスに、らーちゅん...？
どうしてここに.....
どうしてここに.....
らーちゅん
どうしてって...心配で来たんだよ！
良かったぁ(´；ω；｀)
良かったぁ(´；ω；｀)
フェニックス
いくらなんでも帰りは遅いわ、来てみれば瀕死の状態で倒れてるわで大変だったんだからな！
...でも、目を覚ましてくれて良かった。
...でも、目を覚ましてくれて良かった。
キュウビ
そ、そうなのじゃな...
2人とも、すまなかったのじゃ。
2人とも、すまなかったのじゃ。
らーちゅん
そうだよ！目を覚まさなかったら、どうしようかと...(ﾊﾞﾀﾝｯ
思っていたと言う前にらーちゅんは意識が遠のき、倒れた。能力を使ったので、限界がきたのだった。
キュウビ
らーちゅん！？
フェニックス
しー。らーちゅんは寝てるだけだから大丈夫だ。
ところでいったい何があったんだ？
それと、らーちゅんのことで言いたい事があるんだが、いいか？
ところでいったい何があったんだ？
それと、らーちゅんのことで言いたい事があるんだが、いいか？
キュウビ
分かったのじゃ。
我も言いたい事がちょうどあったからの...
我も言いたい事がちょうどあったからの...
フェニックス
そうか。なら.....
NEXT story...
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