借金を押し付けられまして。【NIZISANNZI】

いつの間にか家に 帰ってきている

みんなが迎えに 来てくれたのかな

と考えながら、私は傍に居た ロトを抱きしめた

ココア飲みたいなぁ

ふとそんなことを思い

私はベッドから降り

リビングに向かった

リビングに行くと

全員集合していて

この部屋に この人数入るんだ、、と

私は少し動揺した

膝の上をぽんぽん叩いて

座れという仕草をする

叶くんの上に私は座った

私は隣に座っている 灰くんに話しかけた

暫くしてハヤトくんが

私達に話をしはじめた

突拍子のないことで

私は驚きのあまり

ロトを 落としそうになった

突然の事に脳が ついていけなかった

私の心と身体の為？ ロンドン？引っ越し？

その後も説明は してもらったけど

私の頭には入らなかった

なんで、？

なんで、私の為に…？

みんながみんな

きょとんとした顔になった

けど、すぐに 穏やかな表情をした

また迷惑を かけちゃうかもしれない

また誰かを傷つけて しまうかもしれない

私は自分の服の裾を

ギュッと握りしめた

そして決意をした

わがままは これで最後にするから

これぐらいの贅沢くらい 許してください

神様。

あれから三年

ロンドンの静かな地域に ひっそりと暮らしている

みんな相変わらずだけど

本当に毎日が幸せで

笑顔で溢れていて

楽しくて______

あの時

一緒に生きる事を選んで

本当によかった

昨日よりも今日の方が 笑えるよう

1日1日を

大切に 生きていきたいと思う。

ねぇ ，貴女は誰 ?

じきに分かるよ .

これまでこの連載を 読んでいただき ありがとうございます。 空桜と皆の人生 いかがだったでしょうか。 この連載が終わると同時に 空桜達の人生は表からは 消えますが，たまに 思い出してほしいのです 確かに此処に空桜が居た， という証拠を 貴方達の記憶の中に。 コメントで感想を書いて 頂けると本当に嬉しいです。 出来れば今まで ♡だけや視聴だけで 支えてくれた皆様にも。 視聴数が一定数を超えると この連載を下書き保存に しようと思っています もし、残して欲しい場合は コメントにお書きください。 この物語から『翡翠彩』を 知っていただいた方へ ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ この連載は終わりましたが これからも私の他の作品も 読んでいただけると 光栄です。 もう一度読み返すと 数回程物語の書き方が 変わっていたり 、 コメントしてくれる人達が 減ったり増えたりと 最終話までの道のりには 沢山の変化があって 少し悲しくもあり 嬉しくもあります。 いままで ありがとうございました。 そして、 これからも 何卒宜しくお願い致します。

一話　11/24 最終話　1/24