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3回目の出場だ( ᐛ )

前回はもうストーリーゴミすぎたwww

今回は感動ものでいくか

ペア…←決めてない

あてんしょんはさんでからゆっくり考えます(((

今回の物語は

BL

nmmn

sxxn

が含まれます

上記について不明な部分がある方は閲覧をおやめ下さい

物語の中には

奇病

がございます

地雷等々がある方も、先程と同様閲覧をおやめ下さい

今回の奇病につきまして、 「消恋病」(しょうれんびょう) を使用させていただいております

Q.消恋病とは? A.恋をすればするほど記憶がなくなっていく奇病です。 今回は少し設定を自己流に変えさせていただいてますので消恋病をお使いになる方は自分で検索お願いします

紫水

コメントでは伏せ字を必ずお願いします

ありがとう

 

 

 

 

 

この世界にはとても珍しい"奇病"を持つ患者が存在する

奇病を持つものは「国」が管理する病院で過ごしている

奇病は1度かかるとその奇病の治し方じゃないと治せない

運悪いと患者は『死ぬ』

そんな危険しかない奇病を持った患者と

その患者を担当をする医師

そんな2人のストーリーをとくとご覧あれ

 

 

 

 

 

......(コツコツッ

いつ見ても雰囲気が悪く、暗い場所

風の音だけが響く

...が、それは1ヶ月程前までの場所だ

162......162...、...

ぁ、ここか

目的の「162号室」

患者は少ないのに無駄に多い病室

そりゃそうだ、亡くなった患者の部屋を使うと使用した人は死ぬから

禍々しい空気が漂う廊下で息を飲む

っふぅ......

大丈夫、相手は高校生

......(コンコン

失礼します

ガラガラ...

ガラガラ...

っ、!

初めまして、雨乃さん

初めま、ッ......して...

............

雨乃こさめ

高校生1年生で、15歳

後天性で消恋病

生まれつき奇病を持つ幼馴染を亡くしたらしく

幼馴染が亡くなる前に作ったものを食べて発症

ごく珍しい発症だ

奇病は先天性が多く見られる

後天性を担当するのは初めてだ

...んじゃ、質問していくから答えれるものは答えろよ

......はッ、い

発症したのはいつ頃?

......ッわ、かりま......せ、

なら、いつ分かった?

......親...ッ...に

気になっている人...がぁッ、いる...と

言っ......ッてて、......

ゆっくりでいいから、詳しくな

ッ゛......うぅ゛ッ...(ポロッ

言いたいことが口から出ず

涙が流れ落ちる

早く、自分の口動いてよ

......(ポンポンッ

っ、はぇ......?(ポロポロ

ん?苦手か?こういうの

......ぃ、いいえ...

涙止まんのはや(笑

続き、話せるか?

相手の緊張を和らげたい

そんな優しさの心が動いた

横の椅子に座り、雨乃の背中を撫でる

......ふぅッ、゛

そ、れでっ、......

親がッ...気になってた、人のことを...良くッ

聞いてッ、きてたんです...っ

なるほどなぁ...(サスサス

涙を堪えているのだろう

唇が震え、手も震える

それで......ッそれで...、ッ゛...

こさめ゛の......記憶ッ、にはないけど

完全に好きになっ゛...ッてか......ら

親の...、ッ質問に......答え゛

......ッ゛(ポロポロ

泣いていいから、落ち着け

.........(今日は、もう)

これ以上引き出そうとすると恐らく過呼吸になるだろう

どんどん記憶が消えていく

つまり最初は好きになったことを忘れただろう

これを進行させないようにし、治さなければならない

記憶が消えるのは"死んだ"と同様の扱いになる

殺されないように、殺さないように

丁寧に扱おう

 

 

 

翌日_

......

今日は朝から死体を迎えた

殺人病の子

良く生きたなと思う

深夜に見舞いに来てそのまま眠ってしまった大切な友達を殺したそうだ

その後、ショックで自分も殺した

良くあるケースだが、状況が酷かった

死体処理班が吐いてしまうほどだったらしい

こんなことを考えても意味がないが、頭だけは動く

そうこうしていると部屋に着いた

......(コンコン

入るぞ

っあ、

おはよ

おはよぅ、......ござ、ぃ...

ます、(ボソッ

さて、寝れたか?

.........あッ、んまり...

でっ......す、

......そうか

何時間ぐらいか覚えてるか?

......2時間、(ボソッ

...すっ......くねぇな

んじゃ、昨日の続きしてもいいか?

......、は、ッぃ

 

 

 

 

知りたいことを知れ、質問攻めを終えた

昨日みたいに頭を撫でたり、背中をさすったりすると少しは心を開いてくれた

ぁ、っの!

ん?

な......ま、ッえ、

......あれ、言ってないか

は、い......

入間(いるま)

※ここでは入間は上の名前でお願いします

いる......、ま、さん、?

嗚呼、好きに呼べ

ぃ、るまっ、くん!

......ふはっ、

可愛げのある声で名前を呼んでくれた

思わず撫でたくなってしまうが、手は出なかった

少しでも笑ってくれたら充分だと感じ、その場を去ろうとする

それじゃあ、なんかあったら呼びな

はっ、い......!!

名前を教えてくれた

見た目やイメージとすっぽりハマるような名称だ

最初に会った時は怖くなって言葉がより出ずらかった

が、

話していくとほんとは優しさに溢れていた

ぽっかりと空いた隙間を埋めてくれるような暖かみがあった

この人となら、"死んでも悲しくない"

あと、

くまちゃんのシール貼ってるの可愛い

 

 

 

雨乃の病気の症状は薄れていった

恋に飢えたりなどしておらず、奇病を持っているとは思えないほど気にしていなかった

毎日、毎日逢いに行く度に元気になっていってた

...でも、一瞬のミスにして状況は一変

俺は雨乃に持ちかけてはいけない話をしてしまった

「雨乃は、もう恋人はいらないのか?」

『...大切な人が記憶からいなくなるのは嫌なので、(笑』

『もう、これ以上は』

「...そうだよな」

「俺からしたらお前は忘れたくても忘れられない存在だな」

『ッぇ......』

「......」

「...?雨乃?」

「おい、雨乃、」

「ッ!応急処置室!!」

 

 

話していた途端雨乃が目を瞑る

糸が切れたかのように眠る

応急処置室に連れて行くが手は震え恐怖心が襲う

神経回路がぷつっと途切れたらしい

...頼むから、消えないでくれ

 

 

 

 

 

雨乃は目が覚めても言葉を喋らない

雨乃の話は1度しか記憶が消えていないはずだった

だが、違ったらしい

もう記憶が戻らないほど消えていた

"なにも"思い出せない

そんな嘘のような状態へ陥った

......

...失礼するぞ

あ、入間さん

あの、「僕」は...どうなってるんですか?

......簡単に言えば記憶がほぼない

自分の病気はわかるか?

びょ、病気なんて持ってるんですか......?僕、

...ッ、訳ありだがな

...あのっ!

......あ?

どした

そんな暗くいないでください!

入間さんはきっと、笑顔が似合いますよ!

にへっ(笑

ぁ、......

もう雨乃の元の一人称すらない

喋り方、発音の仕方、接し方

すべてリセットされた

でも、でも

雨乃が俺に言ってくれた言葉は同じっぽい

『いるまくんって笑顔似合うよね、こさめいるまくんの笑った顔すき!!』

昔の言葉が過ぎる

あぁ、そっか

こさめが勝手に片思いしたんじゃない

俺が片思いをしたんだ

......ッ、゛(ポロッ

!?!?

ぼ、僕なんかしましか、?

ごめッ、んなさい、

っ、(笑

違ぇよ......(ポロポロ

じゃあ...なんで......

いや、ただ、ただ

お前への感謝があっただけだ、ッ...

こさめ、ありがとう

お前の思い、受け取ったよ

 

 

 

ぎりせーふ…((

好評だったら奇病パロ連載化っ♪

反応良かったらやらせていただきます!

では、おつわい

この作品はいかがでしたか?

170

コメント

9

ユーザー

奇病って実は自分苦手だったん ですけど…この小説を読んで 気づいたら3周くらい読み返して いたんですよ!!!、ふっしぎ〜、 って思ってびっくりしました!! 控えめに言って最高です コンテスト参加ありがとうございます!

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