白い天井に白いカーテン。
脈と同じ速度で鳴る機械音。
俺を囲うようにして寝る兄弟達。
頭が付いて行けない。
ここは病院?
俺は死んでないの?
生きてるの?
そんな考えが頭をぐるぐると駆け回る。
かひゅ、
過呼吸になりそうで、
脈が上がる。
その時、
赤くん、?
長男の紫が起きた。
なッ、く、
苦しそうな俺を見て、
紫はそっと俺の手を握り、
呼吸の仕方を教えてくれた。
呼吸がだいぶ整った頃、
俺の頭を撫でていた手を離し、 焦った様子で
あ、ナースコールッ、
と言った。
結構な声量だったのか 他の兄弟達も起き始めた。
ん、あ、赤、?
ほんとだッ、
起きたの、?良かった...、
もう起きんのんかと思ったわ...
もう死のうとかすんなよ、
昔言ってた事と矛盾してるのに 苛立ちながら
うん、
小さな声で呟いた。
あれから何日か入院して
やっと退院出来る日がきた。
またあの嫌な日々が戻って来るんだと 思うと今にも逃げ出したいが、
今更そんなの無理。
『愛されたい。』
意味不でごめんじゃん( ;꒳; )
あらすじ読んでみてね。 続きは無いです。😌