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3月5日(水)

12:00頃…

今日も不登校になってしまった私は、昨日私を助けてくれた白い男の子に夢中になっていた。私にとっては高校一年生として、初めて抱いた恋心だった。

今まで友達も恋人も出来なかった 私にとって、これが初恋なんだと 実感した。

〇〇【夢主】

はぁー…。またあの男の子に会いたい…。でもどこにいるのか全く分かんない…。

私は「あの人にまた会いたい…。 あの人にまた会いたい…。」って ずっと呟いていた。

〇〇【夢主】

なに!今は気分が落ち込んでるんだよ!毎回話しかけてくるな!出て行け!出て行け!

今日も私の部屋に入ろうと して来る親に声をかけられては ついつい怒り出し、怒りながら親を部屋から追い返した…。

〇〇【夢主】

全く!部屋に入って欲しく無いのに、何で毎日毎日毎日毎日、部屋に入って来ようとするんだよ!私の事を心配し過ぎなんだよ!もう!

私は今日も親を部屋から追い返した後、やっぱり声をかけられた事に ついつい怒ってしまった…。

毎日声をかけて来る親が、私に とっては本当にめちゃくちゃ不愉快だった…。

〇〇【夢主】

昨日名前を聞けば良かった…。住所も聞けば良かった…。何で聞きそびれちゃったんだろう…。もう会えないのかな…?はぁー…。

私は昨日の白い男の子の事がどうしても忘れられず、ずっと会いたくて会いたくてたまらなかった…。

16:00頃…

私は今日は散歩に行かず、ずっと 部屋でくつろいでいた…。

〇〇【夢主】

昨日散歩したら、意地悪な先輩達に罵倒されちゃったな…。でもその時に、偶然通りかかって来た白い男の子に助けられたからね…。

〇〇【夢主】

でも今日も散歩したら、きっとまた意地悪な先輩達が通って来て、また罵倒されちゃうかもしれない…。

〇〇【夢主】

だから今こうして、部屋でくつろいでいるんだ…。

昨日散歩していた時、通って来た意地悪な先輩達に罵倒されたのが相当怖かったのか、部屋でくつろぐ事になり、散歩には行かなかった…。

〇〇【夢主】

はぁー…。こんな時はYouTubeでも見て、リラックスしようかな…。

私はスマホでYouTubeを見ながら、リラックスしようとした…。でも その時、突如スマホの画面が光り出し、私はスマホの画面の光りに 包まれた…!

〇〇【夢主】

うーん…。えっ!?ここは学校!?えっ!?学校なの!?

スマホの画面の光りに包まれた後、私の視界に広がっていたのは学校 らしき場所だった…。

〇〇【夢主】

えっ!?何これ!?えっ?入部届?

私の手には入部届があった…。私がこの状況に混乱していたその時…

はるてぃー

たまアリたまアリたまアリ!

〇〇【夢主】

ひぃっ!?…えっ?たまアリってなに?

はるてぃー

さいたまスーパーアリーナの事だよ!

うた

おい。何驚かせてるんだよ。あっ、ごめんごめん。新入生の方?

〇〇【夢主】

新入生?あっ、ごめんなさい…。私は部屋でリラックスしながら、YouTubeでも見ようとしたら、突然こんな所に来ちゃって…。

うた

ここは「青終高校」「みんな」になれない人が集まる仮想の高校。入部届を持っていると言う事は新入生だね?

〇〇【夢主】

みんなになれない?言ってる事がよく分からない…。

うた

僕らが想像する「上手くやれてる大多数の人間」の事。

〇〇【夢主】

上手くやれてる大多数の人間?やっぱり言ってる事が全く理解出来ない…。

うた

ごめんね…。まぁ…でもこれもきっと何かの縁。少し部活見学してみない?

〇〇【夢主】

部活見学と言うか…ここは一体どんな学校なの?

はるてぃー

よくぞ!聞いてくれた!

〇〇【夢主】

うわぁ!びっくりした!

はるてぃー

ここは「青終高校遊戯部」通称「メメントリ」ゲームを中心に色んな事をして遊んでるんだ!

はるてぃー

「さいたまスーパーアリーナ」でゲーム状況ライブをするのが夢!

〇〇【夢主】

ゲーム実況ライブ?(ゲーム実況ライブってなに?)

はるてぃー

俺は部長のはるてぃー!よろしくな!

〇〇【夢主】

よ…よろしくお願いします…。(はるてぃーが遊戯部の部長なの?)

はるてぃー

メンバーを紹介するぜ!まず最初はうた!俺と昔からの腐れ縁で、音楽を頑張ってる!

うた

よろしく。

〇〇【夢主】

よ…よろしくお願いします…。(うたははるてぃーとは昔からの長い付き合いって事なのかな?)

じおる

おや?

〇〇【夢主】

なんか執事っぽい人来た!

じおる

はじめまして。じおると申します。

はるてぃー

コーヒー好きの元ラッパーで、ビジネスマンでめっちゃ仕事が出来るんだ!

〇〇【夢主】

ビジネスマンとはすごい!(元ラッパーなのに、何で執事みたいな格好してるの?)

〇〇【夢主】

なるほど!どんな仕事をしているのかな?

じおる

予定は…

じおるは今日の予定を全て話した。

じおる

…ですね。

〇〇【夢主】

おお…!私より頭が良い…!

じおる

LEDライトのように光り輝きます!

はるてぃー

あとよく滑る。

〇〇【夢主】

はぁー…。

じおる

滑っても別に良い!

そろもん

じおるおもしろ~いwwww

〇〇【夢主】

うわぁ!なんか大きい!

そろもん

こんちゃ!そろもんっだっピ!

はるてぃー

こいつはそろもん!元野球部で、140km投げれるんだぜ!

〇〇【夢主】

元野球部なんだね…。(だからあんなにムキムキなのかな?)

はるてぃー

とにかく遅刻と忘れ物が多い!今日も遅刻だぞ!

そろもん

ハッハッハwwwwごめんっぴ!

うた

ボケがよ…。

じおる

ちゃんと反省してください。

〇〇【夢主】

私みたいに嫌われてるじゃん…。

そろもん

まあまあ!ここはあすたに免じて許してやって!

あすた

ちょっ!意味分からんて!巻き込まないで!関係ないから!

〇〇【夢主】

巻き込んでどうするんだよ…。(あっ!あれは昨日私を助けてくれた白い男の子!?どうしてこんな所に!?)

あすた

ごめんね…。変な人達で…。

〇〇【夢主】

ありがとう。なんかまともそう。(やっと会えた!また会えて嬉しい!)

あすた

ってうわぁ!知らない人だ!ブクブクブクブク…

〇〇【夢主】

ええええ!?(どうしたの!?急に!?)

はるてぃー

こいつはあすた!人見知りで緊張しいだけど、編集とデザインが得意で、裏側でメメントリを支えてくれてるんだ!

はるてぃー

俺らの活動に欠かせない大切な部員だぜ!

あすた

ヨヨヨヨヨヨヨヨ…

〇〇【夢主】

めちゃくちゃ震えてる!?(名前はあすたって言うんだ…。相当人見知りで緊張しいんだね…。)

はるてぃー

以上が部員だ!メンバーだ!そんな訳で、これからよろしくな!新入部員!

メメントリ 「よろしく~!」

〇〇【夢主】

ええええ…!?よろしくお願いします…!(今日から私はあすたくんがいる遊戯部の部員なの!?ええええ!?)

私は「あすた」と言う男の子にまた会えた事がとても嬉しかった。私は昨日、あすたくんに助けられたんだとようやく理解出来た。

でも青終高校と言う仮想の高校にある仮想の部活、遊戯部の部員になるのは正直物凄く驚いた。

こうして私はあすたくんにまた会えた嬉しさを隠したまま、驚きながら「よろしくお願いします…!」と挨拶をするのだった。

元サブメン達と自閉症の女の子

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