TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

3月6日(木)

16:00頃…

昨日、私は青終高校遊戯部に来た後、遊戯部に入部させられた。 昨日は驚きすぎて、全然自己紹介 出来なかった為、また青終高校遊戯部に来ていた。

メメントリのアイコンをタッチして部室に来ると言う移動方法だった。

〇〇【夢主】

えーと…私…「〇〇」と言います…。

はるてぃー

君の名前は「〇〇」なんだね!これからよろしくな!〇〇!

メメントリ 「よろしく~!〇〇!」

はるてぃー

〇〇、俺は何かを好きな気持ち、夢、気質とか変える事の出来ない自分だけの「呪い」を愛する事が出来た。

はるてぃー

だから俺はたまアリでゲーム実況ライブがしたいんだ。自分はそういう場を創りたいんだ。どんな苦難があっても、人生を賭けてやるんだ。

〇〇【夢主】

つまり、自分の中で抱えている気持ちなどが「呪い」なんですね。そしてどんなにつらくても、もう頑張るしかないって事なんですね。

はるてぃー

ここにいる奴らは「変」で欠けてて、それぞれ「呪い」を背負っている。だからこそ俺は自分だけの「呪い」を愛する事が出来る。

はるてぃー

「メメントリ」はそう言う欠けた奴ら、人生の最中苦しい時に想い返す「テリトリー」なんだ。

〇〇【夢主】

私なんかはずっと苦しい思いをして来た…。

はるてぃー

さいたまスーパーアリーナ、3万人入るらしいんだよ。

〇〇【夢主】

たまアリに3万人が入るの?

はるてぃー

3万人の変な奴らが集まって一緒に遊んだら、それはきっともう「変」じゃないぜ!

はるてぃー

そんな景色、超ワクワクしない?

〇〇【夢主】

いや…全く…全然ワクワクしない…。

はるてぃー

あなたはこんなインターネットの端っこの「メメントリ」に立ち寄った。きっとあなたも、自分だけの素敵な「呪い」を持ってる人じゃないかな?

〇〇【夢主】

…!(私なんかに呪いがあるの…!?)

はるてぃー

だからこそ、認めてくれる仲間が疑い出した時に想い返す場が必要だと思うんだ。色んな事を忘れて、熱中して遊べる青春の場が。

〇〇【夢主】

…。(どうせ私は青春なんて出来ないんだ…。)

はるてぃー

俺はゲーム実況が大好きだ!そして人生を賭けて、本気でたまアリでゲーム実況がしたい!
うたは?

うた

俺は音楽で飯食いたい!すげえ人達に比べたら才能ないしまだまだだけど、好きだから挑戦したいんだ。

うた

あとは〇〇したい。

はるてぃー

今言う…?

じおる

僕はとにかく仕事をして社会に貢献することで、自分を救ってくれたこの社会に恩返しがしたいのです。

そろもん

俺は友達が笑ってくれたら幸せ!

そろもん

あとは人の金で焼肉食いたい!

うた

この前の奢りじゃないから金返せよ。

あすた

僕は作品を通して、少しでも自分の世界を表現したいんだ。自信はないけど…。

〇〇【夢主】

…。(実は私もあすたくんと同じく自信はないけど…。)

はるてぃー

あなたは?

〇〇【夢主】

私は…

はるてぃー

勇気を出して。

〇〇【夢主】

私は…!

〇〇【夢主】

私は今の人生を変えたいです!

はるてぃー

〇〇は今の人生を変えたいんだ!

はるてぃー

と言う事は…人生上手くやってないのか…?なんと言うか…辛い人生でも送ってるのか…?

あすた

昨日〇〇ちゃんがここに来た時、あの子はこの前僕が助けた女の子だったと分かった。

あすた

あの…〇〇ちゃんの人生は一体どういう感じなの…?

〇〇【夢主】

実は私の人生は…

私は自閉症と言う障害、病気を患いながら生まれた人間だった…。

自閉症と言う障害は簡単に言うと、「人との会話が上手く出来ない」「人とは全然関われない」 「おかしなこだわりがある」と言う症状がある病気だった…。

私はこの病気のせいで、幼い頃から友達も恋人も全然出来なかった…。それどころか嫌われてしまい、 いじめられてしまった…。

高校生になっても、 全く変わらなかった…。

高校生になってからは時々、意地悪な先輩達にもいじめられるように なってしまった…。今までたくさん いじめを受けたせいで、私は心を 閉ざしてしまった…。

〇〇【夢主】

私はそう言う悲しい人生を歩んでいたんです…。

はるてぃー

なるほどな…。なんか…少しだけ俺みたいだな…。

はるてぃー

俺なんかは中学時代からずっとYouTubeやって来たのに、散々馬鹿にされたからな…。それに全く理解されなかったからな…。

〇〇【夢主】

はるてぃーさん…。それは相当辛かったんでしょうね…。でも…私の方がもっと辛いですよ…。

〇〇【夢主】

私なんかは意地悪な先輩達からは社会のゴミとか、

〇〇【夢主】

社会のクズとか、

〇〇【夢主】

社会のがらくたって、まるで差別主義者のような悪口を言われているんですよ…。

〇〇【夢主】

そんな感じで私はいじめられているんですよ…。

あすた

あの時、〇〇ちゃんをいじめていた人達は悪い先輩達だったんだ…。〇〇ちゃんの言う通り、それは本当に辛いだろうね…。可哀想に…。

はるてぃー

その悪い先輩達は一体どれくらい悪い先輩達なんだ?教えてくれないか?

〇〇【夢主】

極悪な先輩達なんですよ!私が時々学校に来ると、容赦なく罵倒しながら、私をいじめてくるんですよ!

〇〇【夢主】

時々いじめられるのが嫌だから、私はいつも学校に行けないんですよ…。

はるてぃー

そう言う事か…。悪い先輩達がいるから、学校に行くのが嫌になっちゃうって事か…。

はるてぃー

そりゃそうだよな…。嫌いな人がいると、学校に行きたくなくなっちゃうからな…。

あすた

〇〇ちゃん、さっき幼い頃からって言ってたよね…?一体いつから、嫌われ者といじめられっ子になってしまったの…?

〇〇【夢主】

幼稚園の頃から嫌われ者といじめられっ子になってしまったんです…。

〇〇【夢主】

幼稚園の頃はおかしい奴とか、変な奴って嫌われたり、

〇〇【夢主】

小学校と中学校の頃は汚い奴とか、不潔な奴っていじめられたり、

〇〇【夢主】

高校からはさっきも言ったように、悪い先輩達にいじめられるようになってしまったんです…。

あすた

うわぁ…。それはめちゃくちゃ辛かったんだろうね…。相当過酷な人生を送ってたんだね…。
〇〇ちゃん…。本当に可哀想過ぎる…。

〇〇【夢主】

そんなある日、私は散歩に行きました。

〇〇【夢主】

散歩に行った時、偶然通って来た悪い先輩達にいじめられていた所をあすたくんが助けてくれたんです。

じおる

なるほど。いじめられていた時にあすたくんが助けてくれたんですね。それは良かったですね。

そろもん

あすたのおかげで〇〇は助かったんだね!あすたに助けられて良かったね!〇〇!

うた

普段は人見知りなのに、〇〇がその最低な先輩達にいじめられていた所を目撃して、助けてあげたのはすごいな。

あすた

だってあの時は帰り道を歩いていたら、偶然いじめ現場を目撃しちゃって、これは早く助けないとヤバいって思ったから、助けてあげたんだよ。

うた

人見知りなあすたの事だから、絶対ビビって助けてあげられないかもしれないって思ってたよwwww

そろもん

そうだよなww緊張しいあすたの事だから、絶対怖がって助けずに逃げちゃうかもしれないって思ってたよなww

あすた

ちょっと!僕がそこまで放っておく訳無いでしょ!あの時は、これは流石に止めないとヤバいって思ったから、助けてあげたの!

じおる

〇〇さん、あすたくんに助けられて良かったですね。散歩したら、酷い先輩達にいじめられて、すごく怖かったんでしょうね…。

〇〇【夢主】

うん…。すごく怖かった…。めちゃくちゃ怖かった…。

〇〇【夢主】

あすたくん、あの時は助けてくれて本当にありがとう。

あすた

いいえいいえ…。当たり前の事をしただけだよ…。(照れながら)

はるてぃー

〇〇、いつでもここに来ても良いからね。この学校なら、安心して通えるからね。

はるてぃー

もし嫌な事とか辛い事があったら、ちゃんと俺らに相談してね。聞いてあげるから。

〇〇【夢主】

はい…!ありがとうございます…!(やった…!私この学校めちゃくちゃ気に入った…!青終高校遊戯部なら…安心して通える…そして安心して青春出来る気がする…!)

私はこの「青終高校遊戯部」をめちゃくちゃ気に入った。この学校 なら、安心して通える。そして安心して青春出来る気がした。

こうして「青終高校遊戯部」での 学校生活が始まるのだった。

元サブメン達と自閉症の女の子

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

44

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚