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愛が重いよ、金満君。

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愛が重いよ、金満君。

17 - プールサイドで足がヴェルダン

♥

15

2024年10月13日

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銭場 守

「おーい!善光〜!」

善光 優斗

あっ!銭場君〜!

銭場 守

夏の日差しが強い今日。善光とプールで会う予定をしていた。

善光 優斗

これ差し入れ!ジュース買ったんだ〜!良かったら仕事の合間に飲んで。

銭場 守

と、言っても、遊ぶ予定というよりは、俺がプールを監視するバイトするって話したら、妹と一緒に来るっつう話になったんだがな。

銭場 守

「おぉ!まじサンキュ!!」

優衣

銭場お兄ちゃん!

銭場 守

「優衣ちゃんも来てくれたんだ!嬉しいよ、ありがとな!」

優衣

えへへ〜

銭場 守

この子は優衣ちゃん。善光の妹だ。今年小学生になったらしい。なんで俺が知ってるのかっつうと、善光の家に遊びに行った時、ちょいちょい一緒に遊ぶからだ。

善光 優斗

優衣ちゃん偉いねぇ!挨拶できるの?!すごいねぇ!しっかりしてるよ!僕は優衣が妹で、とっても誇らしいよ!

優衣

えへへ〜

銭場 守

善光のやつ…相変わらずとんっっっでもないシスコンぶりだなぁ。挨拶しただけでそこまで褒めるかねぇ…。

銭場 守

あっ、そういえば…

銭場 守

「あの金髪ブタゴリラ(金満)は?あいつも急に来るって言い出しただろ。俺ら言ってねぇのに。」

善光 優斗

あー…僕のスマホ金満君に乗っ取られてるからね…全部バレちゃうからなぁ…。

善光 優斗

金満君なら水着に着替えた後トイレに行ったよ。そろそろ来るんじゃない?

銭場 守

そう話しているうちにデカい金髪の男、金満がやって来た。

金満 潤

ふにゅ〜ふにゅ〜

銭場 守

相変わらずキモいなこいつは。

金満 潤

ゆうとお兄ちゃんなんで先行っちゃうの?じゅんくん寂しんぼ。

善光 優斗

お兄ちゃん呼びやめてね。

善光 優斗

金満君トイレ長いじゃん。ちゃんと白いおしっ◯しーしーした?手洗った?

金満 潤

ううん。白いおし◯こ出ない。ゆうとお兄ちゃんやって。

善光 優斗

ダーメ。金満君もう高校生でしょ?一人でやらないと。

金満 潤

ふにゅぅ〜ふにゅぅ〜

銭場 守

「また金満のやつ銭光の水着見て盛ってんのか。」

善光 優斗

もうほんと病気だよ。なーんで僕がこんなデカい奴の面倒見ないと行けないかね…ったく…

優衣

お兄ちゃん、プール…

善光 優斗

あぁごめんね優衣。さっ、シャワー浴びてプール入ろっか!

優衣

うん!

銭場 守

善光は妹と一緒にシャワーに向かった。

金満 潤

ゆうと〜俺も行くぅ。

銭場 守

金満は半ベソかきながら遅れて二人の後を追って行った。

善光 優斗

パシャパシャ気持ちぃねぇ〜!

優衣

キャー!!キャ、キャ、キャ!!

金満 潤

優斗!俺にもかけてくれ!!優斗の濃いやつかけてくれ!!

善光 優斗

オッラァァァァァ!!!!!!

銭場 守

妹には軽く水をかける善光。だが金満には日頃の恨みだろうか、力いっぱい水をぶっかけている。

銭場 守

いいなぁ…俺もこんな暑いところで仕事なんてしてねぇで、俺もプールで涼みてぇな。

金満 潤

ゆっ、優斗ダメッ…!孕んじゃう、孕んじゃうよぉ!!

「おかぁーさーん!何あの人。」 「しっ!見ちゃダメよ!!」

銭場 守

けどあの中には入りたくねぇなぁ!同類って思われたくねぇなぁ!金満きしょいなぁ!!

優衣

銭場お兄ちゃん!

銭場 守

おっ!

銭場 守

声が聞こえて監視台から下を見ると、いつのまにか優衣ちゃんがプールから上がって、監視台の下に来ていた。

銭場 守

「どうしたー?優衣ちゃん。」

銭場 守

俺は監視台の上から優衣ちゃんに話しかける。

優衣

一緒に遊ぼ!!

銭場 守

お花みたいな、思わずこっちまで笑顔になるくらい楽しそうな顔をしてる。確かに、善光の気持ちもわかるわ。こんなに可愛い妹いりゃシスコンになるわな。

銭場 守

けどせっかくの誘いだが、俺仕事中だしなぁ…。

銭場 守

「優衣ちゃんごめんなー!お兄ちゃんちょっと今お仕事中なんだー!また今度、いっぱい遊ぼうな!」

優衣

そっかぁ…

銭場 守

しょんぼりする優衣ちゃん。めちゃくちゃ罪悪感が沸くな。

銭場 守

すると数秒で、またすぐにあの花のような笑顔になると下向いてた顔を上にあげた。

優衣

銭場お兄ちゃんお仕事頑張って偉いね!お仕事頑張って!!

銭場 守

優衣ちゃん…!

銭場 守

優衣ちゃんはそう言うと俺に手を振ってまたプールに戻って行った。

銭場 守

なんなんだよ…。

銭場 守

なんであんな出来た妹が、人を損得感情でしか見ない心が渇ききった奴の妹なんだよぉ!!善光テメェも見習えや!

銭場 守

善光の妹でいい人材じゃねぇよ…。俺もう善光と友達やめて優衣ちゃんと友達なろうかなぁ…。いいよなぁ、あんな人を利用できるかできないかで見てる他人に興味を持たねぇ冷めた人間よりも、妹の方が人間できてんじゃねぇかよっ!!!

善光 優斗

ねぇ。

銭場 守

「えっ?あぁ、善光か…。」

善光 優斗

なんでちょっと残念そうなの。

銭場 守

今度は、良くできた妹とは真反対の兄貴がやって来やがった。

銭場 守

「なんだよ珪藻土バスマット。」

善光 優斗

善光ね。

善光 優斗

ねぇ、いくら友達の妹だからと言って、高校生が小学生に手出しちゃダメでしょ。

銭場 守

ぬぅあぁーーにをぉ言い出すんだこいつぁっ!!

銭場 守

「出してねぇよ!出すわけねぇだろ!!」

善光 優斗

優衣の事、いやらしい目で見てたじゃん。

銭場 守

「見てねぇし!見れねぇよ!!」

善光 優斗

は?なんで?それ優衣の事侮辱してる?

銭場 守

「そういう目で見た方がいいのか悪いのかどっちだよっ!」

銭場 守

ジトーっとした目でこちらを見る善光。なんで俺が、そんな目向けられにゃならんのか。

善光 優斗

…ひょっとして、僕と友達なの、優衣に手出すため…?僕の事利用してるの?!

銭場 守

「テメェだろうがっ!友達利用してんのはぁ!!つーかお前の妹と知り合ったのお前の後だからな!!」

金満 潤

優斗〜どうしたー?

銭場 守

また話ややこしくしそうなの来たよ。

善光 優斗

金満くぅん…。

善光 優斗

銭場君が優衣に手出そうとしてるぅ。

銭場 守

「してねぇよ!あとそのねっとりした喋り方やめろ腹立つ!」

金満 潤

なに…?

銭場 守

ギロリと俺を睨みつけてくる金満。お似合いだよお前ら。

金満 潤

お前のような貧乏人が、俺の身内になるのか。想像もしたくないな。不愉快極まりない。

銭場 守

「俺も願い下げだよボケ。つか、いつまで善光の弟ごっこやってんだ。」

金満 潤

弟じゃない。義弟だ。

銭場 守

「あ、そこはちゃんと血繋がってない設定なんだ…。」

金満 潤

「優斗お兄ちゃん、ここ、すっごくコリコリしてるね…。」
「だっ、だめ…!潤くんそこはぁ…!!」
「優斗お兄ちゃんの乳首。俺に触ってもらって喜んでるね。ホラ、こんなにぷっくりしちゃって…これじゃあ人前でシャツなんて着れないね…。こんなエッチな姿で人前に出たら、変態だってバレちゃうもんね…。」
「ちっ、違うっ!僕は変態じゃない!!これは…これは潤くんがぁ…!」
「へぇ〜、俺が、なに?どうしたの?俺も確かに変態だけど…その変態に触られて感じてる、優斗お兄ちゃんの方が、もっとド変態だね…。」
「あっ、やぁっ…!だめっ…!やぁぁぁん!!」
「乳首つねられてイキそうになるなんて…優斗お兄ちゃんって、ホンット変態なんだから…。」
「あっ、だめっ!!下はぁ!!下はぁ!!」
「ほら、ここもびちゃびちゃじゃん…。大丈夫。俺がいっぱい、抜いてあげるからね…。」
「兄弟で…兄弟でこんなことしちゃだめなのに…。」
「え〜、そんな寂しい事言わないでよ。兄弟なんだから、隠し事は無しだよ。エッチな部分も、ちゃあんと見せないと。」
「んあっ!っっ!!あぁっ!!」
「優斗お兄ちゃん可愛いー。こんなに喘いで、女の子みたい。これじゃあ女の子とエッチ出来ないねぇ。…いっぱいエッチして、イキ癖つけようね。優斗お兄ちゃんの体、俺がもっとエッチにしてあげる…。兄弟なんだから、ずっと一緒にいないとね…ゆーうーと…。」

銭場 守

「……。」

銭場 守

「善光お前どーするよ、このバケモン。」

善光 優斗

…たぶん僕の他に優斗って名前の知り合いがいるんだろうなぁ。

銭場 守

「しかも途中にヤドンいたぞ。」

金満 潤

優斗お兄ちゃん近親相姦しよ。

善光 優斗

あっち行ってー。

優衣

ねぇ、お兄ちゃん。

善光 優斗

ん?あらぁ〜どうしたの優衣ちゃん。

銭場 守

金満と善光がバカな事やってると、また優衣ちゃんがやって来た。そして善光の手をくいくいと引っ張る。

優衣

優衣、真ん中泳ぎたい。

銭場 守

真ん中?あぁ、このプール両端の方は浅いけど、真ん中の方は深いもんな。

善光 優斗

えぇ〜、優衣それはダメだよ。危ないからね。ほら、お兄ちゃんと一緒に足の届く安全なところで遊ぼ。

金満 潤

優斗、俺今日安全な日だよ。

善光 優斗

金満君は向かい側の方ね。こっち来ないでねー。

銭場 守

「いいんじゃね?別に真ん中くらい。」

善光 優斗

はぁぁぁぁ!!!?

銭場 守

その瞬間、善光がくわっ!と目を見開き、早口で俺に捲し立てる。

善光 優斗

あのねっ!真ん中深いんだよ、足届かないんだよ!!もし万が一溺れたりしたらどーすんの?責任取れんの?取れないよねぇ?無責任な事言わないでくれる?!

銭場 守

「いや別に目離すわけじゃないだろ。善光と金満だって一緒にいるんだし、俺も見てんだから。」

善光 優斗

見てるっ?!見てるって何!!??やっぱ人の妹そういう目で見てんじゃん!!性的な目で見てるじゃん!やめろっ!優衣をそんな目で見るな変態!去勢してやろうか性犯罪者がっ!!SNSに晒すからな!!

銭場 守

「人の話ちゃんと聞けよ。フェミかテメェは。」

金満 潤

優斗!!銭ゲバにそんな事言うなっ!!俺にも言えっ!!さぁ!どすけべ淫乱性犯罪者の俺に犯されて荒々しい獣のようなセ◯クスで、俺のチ◯コでしか満足出来ないエッチな体にされました。って言えっ!!

善光 優斗

二度と喋るな金髪豚野郎!!引っ叩くよ!!

金満 潤

あっ…!あぁはぁん…!!ごめんなしゃい…!ゆうとぉ…!

銭場 守

「お前なんでちょっと嬉しそうなんだよ、マゾ野郎。」

金満 潤

なんだその口の利き方は。ぶち殺すぞ銭ゲバ。

銭場 守

「ホントお前面倒くせぇな。」

善光 優斗

優衣ごめんねぇ。お兄ちゃんこのデカくて人間かどうか怪しいバケモンの面倒も見ないとだから…ってあれ?優衣どこ行った?

金満 潤

俺のチ◯コが化け物級…?!

優衣

キャ!キャ!キャ!

銭場 守

「あっ!あそこ泳いでる!」

銭場 守

優衣ちゃんは俺達がバカなケンカしている間に、いつのまにか、プールの真ん中で浮き輪を付けて泳いでいる。

優衣

楽しいぃ〜!!

銭場 守

気持ち良さそうにパシャパシャ足をバタつかせながら泳いでいた。

銭場 守

「善光、別に大丈夫そうじゃ…」

善光 優斗

優衣!危ない!!

銭場 守

その光景を見た善光は血の気の引いた表情で、そういうや否や善光の奴は走り出した!

スタッスタッスタッスタッ…!

銭場 守

「プールサイド走んじゃねぇよ。」

善光 優斗

「今助ける!優衣ーーーーー!!!!」

銭場 守

「あっ!馬鹿!!飛び込むな!!」

ザッッッ!ブゥーーーン!!

金満 潤

優斗!俺も!!

銭場 守

「へっ?!」

ザッッッ!バァッーーーン!!

銭場 守

「馬鹿ッ!!」

銭場 守

あいつ…善光の真上に落ちやがった…!

銭場 守

慌てて監視台から降りて、プールの縁から二人の様子をじっと見る。

銭場 守

水面が揺れて、上手く見えないが、どうやら二人もみくちゃになってるみたいだ。

ゴポッ!ゴポゴポゴポゴポッ!!

銭場 守

二人が吐いた空気がゴポゴポいっている。たぶん生きてはいるな。

ゴポッ!ゴポ…ゴポッ…!!

銭場 守

しっかし、なかなか上がってこねぇな。

ゴポッ!…………。

銭場 守

…おいおいおい、大丈夫かぁっ?!

銭場 守

「善光!!」

銭場 守

慌てて俺もプールに入って、からみついている金満を善光から剥がすと、ぐったりしている善光をプールの外へ転がした。

銭場 守

「善光?!!大丈夫か?!」

善光 優斗

うっ、うう…ゲホッ…

金満 潤

どけ!銭ゲバ!!俺が優斗に人工呼吸する!!ほら優斗、ちゅー!

善光 優斗

あぁ、やめて…トドメを刺さないで…

銭場 守

「金満バカやめとけよ。」

金満 潤

あ?お前…ひょっとして、この俺から優斗を助けた手柄を取ろうとしているな…?この、金満潤から奪おうとするなんざ、いい度胸だ…。こいよ…地獄を見せてやる。

銭場 守

「うん、助けたの俺な。お前は、殺そうとしたの、善光を。んで、今トドメを刺そうとしてるのね。止めんだろ普通。」

金満 潤

他責思考も甚だしいな。俺が優斗を殺すわけ……無いとも言い切れないが、とにかくお前は不愉快だ。湿った石をどけた時なみに不愉快だな。

銭場 守

「お前そこはちゃんと否定しろよ。こえーよ。」

銭場 守

「あとなんだ最後の文は。俺の事ナメクジだとでも言いてぇのか。」

金満 潤

親戚だろ?

銭場 守

「こいっつぅぅ!!!」

金満 潤

何者にもなれず、何も成せず、何も得ず、何も残せない。無の人生を歩むお前に、この俺直々に殺されるという名誉をやろう。…いくぞ!くたばれ銭ゲバぁ!!優斗の隣は俺のものだ!!

善光 優斗

お待ちなさい。

金満 潤

っ……!

銭場 守

「お、善光おはよ。」

銭場 守

優斗がゆっくりと立ち上がってこちらを見てくる。なんか雰囲気が変わったな。プールの底で頭打ったか?

金満 潤

優斗でもっ…!

善光 優斗

控えなさい。

金満 潤

っ……!はい…。

銭場 守

「何見せられてんの?俺。」

善光 優斗

…先程は、金満の非礼をお許しください。彼は決して、悪気があったわけじゃないんです。悪意があるだけで。

銭場 守

「あるじゃねーか。」

金満 潤

優斗でもっ!こいつ俺の手柄を奪おうとしたんだ!!俺が優斗の事助けたのにっ!

銭場 守

「お前マジですげーよな。マジでそう思い込んでんだもん。普通出来ねぇよ。」

善光 優斗

控えなさい。

金満 潤

…すみません。

銭場 守

「なんなんだよお前ら。」

善光 優斗

銭場守。貴方の事を認めましょう。貴方になら、優衣の事を任せられます。

銭場 守

「はぁ?」

善光 優斗

優衣、こちらにいらっしゃい。

金満 潤

はい…。

善光 優斗

違う。

優衣

なーにー?

善光 優斗

優衣…ぐすっ…うぅ…大きくなったね…。

金満 潤

うん…。

善光 優斗

違う。

優衣

えへへ〜

善光 優斗

本当に…本当に、立派に育った。もう…お兄ちゃんなんて、必要無いくらい…。

金満 潤

や!ゆうゆずっと一緒…

善光 優斗

違う。

優衣

…ん?

銭場 守

何がしたいんだこいつら…?

善光 優斗

ぐすっ…優衣、この人なら、この男なら優衣の将来の旦那候補に含めてもいい…!善光家長男、善光優斗の名の下に彼を認めましょう。

銭場 守

「はぁあああああああ??」

金満 潤

ぐすっ…俺も正直、認めたくないが、優斗がそう言うなら、善光家次男、善光潤も守銭奴銭ゲバを認めてやろう。

銭場 守

「誰だよそいつ。」

優衣

???

銭場 守

あーあ、優衣ちゃん何一つ意味わかってねぇな。つーか、わからなくて当たり前だよな。こんなイかれた会話。俺に耐性が付いてるのがそもそもおかしな話なんだよ。嫌だな、こんな慣れ。

優衣

?優衣、銭場お兄ちゃん好きだよー?

銭場 守

「優衣ちゃん?!」

善光 優斗

っ……!!そうか…なら、もう彼で確て…

優衣

けど優斗お兄ちゃんは、もっともっともーーーーっと!!大好きだよっ!!!

善光 優斗

ゆぅぅぅぅぅぅぅぅいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!

善光 優斗

優衣ちゃーーーーん!!!!!!!

優衣

キャ!キャ!キャーー!!!

銭場 守

感極まって泣いた優斗が、優衣ちゃんをガシィッて抱きしめる。優衣ちゃんもそれに嬉しそうにぴょんぴょんと跳ねた。

金満 潤

優斗おおお!!!俺も!俺も!優斗の事ぶち◯したいくらい、大、大、大好きだぁーーーーー!!

善光 優斗

金満くぅぅぅぅーーーーーん!!!

金満 潤

キャー!キャーー!!あっ、イク…。

優衣

優斗お兄ちゃん。

善光 優斗

どうしたのー?優衣ちゃん、何か欲しい物あった?国とか?権力が欲しいの?

金満 潤

優斗のチ◯コが欲しい。

優衣

優衣ちょっと眠たいかもしれない。

善光 優斗

あらま!優衣ちゃん今日いっぱい泳いだもんね。そろそろ帰ろっか。

優衣

うん。

善光 優斗

ほら、銭場お兄ちゃんにバイバイして。

優衣

うん。銭場お兄ちゃん、バイバイ。

銭場 守

「…おう、またな。」

スタ、スタ、スタ、スタ…

「帰り道にアイス食べる人ー!」 「はーい!」 「優斗俺も!」 「じゃあ近くのコンビニで買って帰ろうか。」

「やった!やった!優衣タッツ食べる!!」 「優衣ちゃんそれ好きだね〜。」 「俺は棒付きアイス!優斗…俺が口いっぱいしゃぶっているところ…見て…。」

「ははは、一人で食べてね。」

銭場 守

談笑しながら帰るあいつらの背中を遠い目をしながら眺める。

銭場 守

「もう二度と、あいつらをバ先(※バイト先)に呼ばねぇ。」

愛が重いよ、金満君。

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