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後ろの席の金髪王子 satoshi

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後ろの席の金髪王子 satoshi

16 - 後ろの席の金髪王子 satoshi 16

♥

166

2019年09月11日

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ぉし。着いた!

ここって?

ニノのバイトしてる店

ニノがバイトしてる店?

にしては…

怪しくない?

お店の中に入る人たちはみんな、20代の派手なお姉さんたちばっかり…

…なにココ。

行こ

…ぇ、あ、ぅん

お店の中に入ると

ガンガン鳴り響く音楽。

そして、若いイケメンの男の人たちがお姉さんたちと楽しそうに喋ったり、お酒を飲んだりしている。

…接客業?

にしては、お姉さんたちにベタベタしすぎじゃ…

そこの可愛子ちゃん

…ぇ

俺と飲まない?つーかここじゃあれだし。二回の部屋行こ

ゃ、ちょっ、智く

隣を見ると、さっきまでいた智くんがいなかった。

どこにいるの?

そんなことを思っているうちに

薄暗い部屋に連れて来られていた。

キミ、可愛いね?

ぃやっ…

ふふ。男の人の力なんて勝てるわけないじゃん

そして

いつの間にか知らない男の人に

押し倒されてしまった。

ぃやッ!!

大きな声出しても無駄だよ?誰も助けに来てくれやしない

そ…んな

智くん…智くん。

助けて

怖い、怖いよ…(涙)

その泣き顔、ちょーそそるね?

ぃや…っ!

そそるね…

知らない男の顔が近づいた瞬間に

男の人が、脇腹を押さえて倒れこんだ。

ってぇ…、なにすんだよ!!二宮っ

和也

あ?うるせぇよ。この女に次手ぇ出したら、命ないと思えよ?

ニノ…。

ニノの見たことない不気味な笑顔。

目が…笑ってない…

聴いたことない低い声

私も怖くなった。

男はニノの威圧感で、情けない声を出しながら急ぎ足で出て行った。

するとニノは

さっきとは別人みたいに、ニコッて笑った。

和也

なにしてんの。(笑)ここにいてびっくりしたわ

…、怒らないの?

和也

怒らないわ(笑)つぅか無事でなにより

ごめん…なさぃ

和也

泣くなや(笑)つぅか、智は?1人で来たんじゃないでしょ?

ぅん。お店に入ったらはぐれちゃって…

和也

そっか。智も今頃焦ってると思うから、連絡するね

ぁの

和也

…ん?

ニノがスマホをタップしながら、私の方を見たとき。

私のスマホが

ブーブーと音をたてた。

…もしもし

優ちゃん!?

智くん…

今どこ!?すぐ行く!

今は…あっ

通話終了

通話
00:34

和也

今は二回の部屋の***号室にいるから。早く来いよって切れてるし(笑)

途中取られたケータイをニノに返してもらったとき

勢いよくドアがバンって開いた。

優ちゃん!

智く

智くんって最後まで言い終わらないうちに、智くんに抱きしめられた。

智くん

背中があつい…。

智くん…

何もされてない?大丈夫か?

ぁ…うん。私は大丈夫だよ?

和也

何が大丈夫だよ。俺が気づかなかったら、他の男に抱かれてだぞ

ちょっ、ニノっ!

和也

智もこういうところ連れてくんなや。それに、目離すなや

わりぃな。つか、その男…誰?!

和也

は?

優ちゃんを抱こうとした男、どこにいんの?!

智くんの怒った顔…

怖い…。

もしかして…

なにかする気?

ニノ、どこにいんの

和也

お前、なにする気。ここお店だし、優ちゃんだっているでしょうが!

んなの関係ねぇよ!俺は優ちゃんを怖いめに合わせたソイツを許せねぇんだよ!

和也

やめろや。優ちゃんだって怖がってるだろ

…っ

智くんは私を見て

もう一度優しく抱きしめた。

ごめん

ううんっ

智くんが私のために、そこまでしてくれようと

思っているキモチだけで、私は十分。

…だけど

今の智くんにそれを言っても聞いてはくれない。

俺、探してくる

え?

ニノ、優ちゃん頼むね

智くんはそう言って

部屋を出て行った。

和也

仕方ねぇな

ニノはそう言って、私の隣に座った。

和也

初めて見た

…え?

和也

智があんな取り乱してるところ

そう…なの?

和也

うん(笑)すげぇよ。優ちゃん、すげぇ愛されてんね

確かに…

自分で思うのもアレだけど、私は智くんからたくさんの愛をもらっている。

いつも私に優しくて

いつも私を1番に優先する。

和也

俺は、智みたいには出来ねぇな…(笑)

でもっ、美菜さんが私と同じことにあったら智くんと同じことするでしょ?

和也

今までの俺は、うんって言うね

ぇ?

和也

だってそんなことしたってあの人は、俺のコトなんて見てくれないし。(笑)

でも

和也

いいの。もう…終わったことだから

ニノはそう言うと

悲しそうに笑った。

優しい笑顔をしているのに、目は悲しそう。

ううん

悲しいんだよね。

ここまで来たのに

何もできなかったなんて 、情けない。

ニノの恋

応援したい。

したい。

ニノ…

和也

ん?

それでいいの?

和也

ん?

本当は、美菜さんと一緒にいたいんでしょ?だったら側にいてあげなよ。彼氏がいるからなに?私はニノのが絶対に美菜さんを幸せにできると思うよ!

一気に喋りすぎて、言いたいことが伝わったかどうか

わからない。

けど…

少しスッキリした。

だってニノが

笑ったから。

和也

ん。ありがとう

ニノがさっきの悲しい目なんてしていない。

少しは

変わったかな?

こんな私の言葉で、変わったかな?

でも

言いたいことは言えた。

私の役目は終わった。

だけど。

そんな中

私は凄く後悔もしてたよ。

智くん。

あのとき、智くんを強引にでも引き止めてたらって。

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