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私の記憶はアイツに食べられました。

第2話 - 隠された書斎

2020年03月08日

#ミステリー

#異世界

白咲楓

美波

あれ…？

美波

よく分からないけれど家の奥に行っちゃった…。でも、そっちには部屋なんてないよね…？

私はついて行くことにした

？？？

変わってないわね〜。懐かしいわ〜…。

美波

(懐かしい？そんなはずないよね。だっておばさんはもう16年もここに住んでるはずだけど…。)

美波

(それに声も違う。なんだか落ち着く聞き覚えのある声…。
一体誰なの…？)

？？？

確かこの部屋よね。あ、あったわ！

美波

(あれ…？この部屋って見覚えがあるような…。
それにしてもこんな部屋あったんだ。いつもはカーテンで隠れてて見えなかったのね。)

？？？

ふふっ…。パパの書斎も変わらないままね。良かった無くならなくて…。

美波

(書斎？パパって誰？)

？？？

さて、ここも開けないとね。
よいしょっと…。

ガタンッ！

美波

わぁ！？

謎の人影が本棚から本を引くと、大きな音と同時に本棚が扉のように開いた

？？？

あら？どなた…？

美波

(しまった！つい大きな声が…。まずい！？人影がこっちへ来る！！)

？？？

っ！？
あなた人間よね…。どうしてここにいるの？私の事がどうして見えるの？

美波

え…？

謎の人影は私のおでこをそっと触った

美波

(！？)

？？？

あなた人間じゃないわ…。
あなたはあの時の……なのね。

美波

(え…？なに？私はなんなの？？)

？？？

大丈夫…。きっとあなたを……けるから。それまで頑張ってい……ていてね。

美波

え？なんなの！あなたは誰なの！

？？？

それはあなたが知っているわ…。
私の名前はル…モア。

美波

(聞こえない！！うっ…なんだか意識が朦朧として…息が苦しっ…)

バタッ…

私は気を失ってしまい、倒れてしまっていた。

美波

(ん…？ベッド？でもなんで私ベッドにいるんだろ。そうだあの書斎！)

私は書斎へと向かった

美波

あれ…？居ないさっきまであの人が…
あの人？そうだ誰だったんだろ。

ガチャ！

美波

っ！？

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白咲楓

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