コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
放課後 教室
祟
あの後、数人のノイズ化を 目撃したが今は普通に 戻っていることを確認した。
帰りのHRが終わり教室の 生徒が次々と帰り始める頃、 俺は彼女に声をかけた。
祟
薊
祟
そして俺は“あの言葉”を 彼女にぶつけてみた。
祟
祟
俺はそう言い彼女の 返事を待った。 すると...
薊
薊
祟
祟
祟
祟
俺は改めて鬼怒川さんに 語りかけた。
祟
祟
と反応を待っていた 時だった。
薊
薊
薊
突然態度が変わったかと思うと 彼女はスタートダッシュ を決め、俺に襲い掛かった。
祟
俺は間一髪のところで避け いつでも逃げ出せるように 扉の近くまで来た。
祟
薊
薊
薊
彼女はそう言うと 再び俺に襲い掛かろうとした。
祟
俺は近くにあった机を 彼女めがけて投げつけた。
薊
彼女の声と同時に 俺は教室を飛び出した。
靴箱
祟
祟
俺は何とか1階まで降りて 彼女との距離を保った。
祟
祟
祟
俺がそんな考察をしていると 遠くの方で酷く不快な音が 聞こえてきた。
例えるのなら 黒板を爪で引っ掻いた ような音だ。
そしてその音はやがて 俺の前に姿を現した。
薊
彼女の手には包丁が 握られており 「殺す」とずっと呟いている。
祟
薊
薊
彼女は俺に突撃しようとした 途端、力が抜けたように 地面に倒れ込んだ。
祟
《ディンドン ディンドン♪》
祟
《警告、2回目》 《退場まで残り1回》
祟
祟
祟
俺は鬼怒川さんの手から 包丁を抜き取ると 傘立ての下に隠した。
そして俺は後ろを振り返らず 家路を急いだ。