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みぅ

…またまた日帝主人公…

みぅ

( '-' )スゥゥゥ.....⤴︎⤴︎

みぅ

いやリク日帝以外でもいいんだよ!?

みぅ

リクをくれ!!

みぅ

…すみません(情緒不安定)

みぅ

じゃあ、くじらの降る街×日帝

みぅ

どうぞ!

夏のぬるい風が僕の頬を撫でた

昇り出した太陽に 手をかざした

けたたましい サイレンが僕を微睡みから叩き起した

立った鳥肌 強くなる鼓動に

日帝

(僕はクラリとしたんだ)

僕らの真上を翔けていく影が一つ

日帝

(それはやけに大きくて、パラサイトに脳を侵されたような)

日帝

そんな嫌な寒気がした

甲高い音波が街へと響いた

モブ

ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!

遠くから鳴き声が聴こえたんだ

灰色のくじらが降ってくるのが

怖くて僕は

逃げだしたんだ

日帝

(街を埋め尽くす赤い潮が)

とても熱くて

おぞましくて

日帝

空は煙色

日帝

真っ黒なケミカル

昇る朝日と沈むくじら達

日帝

広いこの島に降ってきたのは

日帝

長い行く先を

遮るくじら

日帝

嗚呼

空に数多 昇っていくバルーン

日帝

それは僕らの命で膨らんでいる。

何処まで行けど 聴こえるのは

日帝

誰かの泣き声 叫び声…だけ。

阿鼻地獄のそのまた奥の

悪夢を見ているみたいだ

焦げついた街の中を走る

日帝

(生き残ったのはラッキーなだけ!)

モブ

(死にたくない)

と強く思った

決意を抱いた15の昼

この空を隅から隅へと見渡せる

日帝

(ような雲一つない晴天に)

甲高い音波が街へと響いた

ドォォォン

日帝

遠くから鳴き声が聴こえたんだ。

日帝

この消えた日常が

誰かの叫びが

怖くて僕は

日帝

逃げ出したんだ…

日帝

(灰色のくじらが居なくなれば…)

と僕は願った

日帝

(灰色のくじらが降ってくるのが)

怖くて僕は

日帝

逃げ出したんだ…?

街を埋め尽くす赤い潮が

とても熱くておぞましくて

日帝

空は煙色 真っ黒なケミカル

昇る朝日と沈むくじら達

日帝

(さよならさえも言えないままに)

日帝

("消えたくない"と)

僕は叫んだ

日帝

……小さなくじらが、街を呑み込んだ。
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