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25
#初心者なので、文章が拙いです
ぜ
48
#短編
sky
38
105
コメント
1件
読みました〜!! 冒頭の「僕は僕じゃだめなのか」って叫びに胸がギュッてなった……。女の子らしくって周りに合わせてきたのに、それでも自分を見てくれない切なさがひしひしと伝わってきたよ。紬先輩の「そのままの紬先輩が好きです」には本当に救われた気持ちになった😭💕 性別とか境遇とか関係なく、ありのままを受け止めてくれる人がいるっていう希望が見えた第1話。続きも気になる〜!! あるさんの繊細な描写、素敵でした🌸
短編製作所
──始まりはいつでも
些細な事から .
──
トランスジェンダー
──
男の心を持つ、“僕”の事を、周囲は見てくれない
──
小さい頃から、髪はベリーショート。
──
外で遊ぶことが好き。
──
意見は主張するし。
──
何より青や黒の方が好きだった。
──
──
でも、虫を取ってきても。
──
青の折り紙で兜を作っても。
──
外遊びでどろんこになっても。
──
両親や周りは 僕 を見てくれやしなかった .
──
──
ある日、ダンゴムシを母に見せた時に言われた .
──
「貴方は女の子なのよ」
──
少し怯えるような、
──
異物を見るような目で。
──
声で。
──
言われたその言葉が
──
今だって、
──
脳裏にこびりついて剥がれないんだよ .
──
──
「だから何だ」
──
「何がいけない」
──
「 僕 は 僕 じゃだめなのか」
──
. . .
──
…
──
──
──
──
──
──
──
女の子として、本来の性別通りに過ごした .
嫌いで動きづらいスカートだって履いたし。
道具箱もえんぴつも自転車もピンク。
繊細で嫌いな絵やピアノだって習った。
お昼休みはいつも本を読んだ。
外遊びはしなくなった。
──
手は汚れないように。
──
汚れてもすぐに洗い流すように。
──
ピーンポーン
──
…そうすれば、皆は“私“を見てくれたから .
──
そうやって、馬鹿な事をした結果がこれ .
──
「お前が女の子らしくするのは当たり前」なんだって .
──
だって、 女の子 なんだから .
──
──
女の子ってなんだろう。
──
今となってはわからないし。
──
どうでもいい。
──
小学校の卒業式の日、気付いたんだ .
──
真の意味の“自分”を見てくれる人は、
──
もうここに居ないのだと .
──
…親の仕事の転勤で、あの後結局引っ越した。
──
中学校の入学にはぎりぎり間に合わなかったけど、
──
僕 にとっていいスタートだったと思うな .
──
──
両親は仕事が忙しくなった。
──
…それから、自分は男で有りたいようななんなような
──
よく定まらない感情に身を委ねてきた .
──
そうやって、馬鹿な事をしていた結果がこれ .
──
女子ってバレて。
──
後輩には引かれるな。
──
部活は退部しようか。
──
進路も、自分も、周りからの目も、
──
もう全部全部 どうでもいい .
──
いっそのこと、
──
──
──
──
──
『否定して』
──
『「馬鹿」って止めて』
──
『怒って』
──
『叱って』
──
『私を見て』
──
もう 僕なのか私なのか
──
ぐちゃぐちゃでよくわかんない
──
──
──
── 神様
今は
この感情に
──
──
男装女子
「否定して」「「馬鹿」って止めて」「怒って」「私を見て」 「こんな馬鹿みたいな事してる私を、否定して欲しくて ッ ! 」
トランスジェンダー 男の心を持つ、“僕”の事を、周囲は見てくれない
小さい頃から、髪はベリーショート。外で遊ぶことが好き。意見は主張するし。何より青や黒の方が好きだった。 でも、虫を取ってきても。青の折り紙で兜を作っても。外遊びでどろんこになっても。両親や周りは 僕 を見てくれやしなかった .
ある日、ダンゴムシを母に見せた時に言われた . 「貴方は女の子なのよ」 少し怯えるような、異物を見るような目で。声で。言われたその言葉が 今だって、脳裏にこびりついて剥がれないんだよ .
「だから何だ」「何がいけない」 「 僕 は 僕 じゃだめなのか」
…
女の子として、本来の性別通りに過ごした .
嫌いで動きづらいスカートだって履いたし。道具箱もえんぴつも自転車もピンク。繊細で嫌いな絵やピアノだって習った。お昼休みはいつも本を読んだ。外遊びはしなくなった。手は汚れないように。汚れてもすぐに洗い流すように。
…そうすれば、皆は“私“を見てくれたから .
そうやって、馬鹿な事をした結果がこれ . 「お前が女の子らしくするのは当たり前」なんだって . だって、 女の子 なんだから . 女の子ってなんだろう。今となってはわからないし。どうでもいい。
小学校の卒業式の日、気付いたんだ . 真の意味の“自分”を見てくれる人は、もうここに居ないのだと .
…親の仕事の転勤で、あの後結局引っ越した。 中学校の入学にはぎりぎり間に合わなかったけど、僕 にとっていいスタートだったと思うな . 両親は仕事が忙しくなった。
…それから、自分は男で有りたいようななんなような よく定まらない感情に身を委ねてきた . そうやって、馬鹿な事をしていた結果がこれ .
女子ってバレて。両親にだって最悪バレる。後輩には引かれるな。学校もう行きたくないな。部活は退部しようか。
進路も、自分も、周りからの目も、
もう全部全部 どうでもいい .
いっそのこと、
『否定して』 『「馬鹿」って止めて』 『怒って』 『私を見て』
もう 僕なのか私なのか ぐちゃぐちゃでよくわかんない
──あぁ
神様、
今はこの感情に
身を委ねても良いですか