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単なる疑問ですが、すまない先生は英雄を辞めたのだろうか?にしても、塀を壊された人は可哀想だな。
ふぁぁぁ……!良かったなぁ…… やっぱすまないスクールは卒業式も……いや卒業して大人になってもすまないスクールだね にしても先生がみんなに会おうと言ったのは単に『会いたかったから』なのかぁ…… その思いを行動にできるところもまた先生らしいね 全話全て素晴らしかったです!
完結おめでとう!全話面白かった! 銀さんもすまない先生もライラック聞いてたんだね〜!なんか仲良しって感じ!すまない先生!医者になってるじゃん!めっちゃあってるじゃん!なるほどね、皆に手紙を送ったのはただ単に『会いたさ』だったのか!先生らしくていいね! 先生医者やってても人類最強なのでは…?塀壊すんでしょ?
ガタン……ゴトン……
帰りの電車に揺られながら、俺____ミスター銀さんはちょっと早いが思い返す
行きでは近付いているんだと感じたが、今は少し名残惜しい
Mr.銀さん
Mr.銀さん
Mr.銀さん
Mr.銀さん
Mr.銀さん
Mr.銀さん
Mr.銀さん
Mr.銀さん
当たり前のように言っているが決して普通では無い事くらい分かっている
というか分かっていなければこのクラスで生き残ることが出来ない
Mr.銀さん
Mr.銀さん
Mr.銀さん
Mr.銀さん
Mr.銀さん
Mr.銀さん
Mr.銀さん
Mr.銀さん
急に深く椅子に座り直すと、持っていたカバンをぎゅっと握る。そして、清々しく深呼吸
Mr.銀さん
Mr.銀さん
Mr.銀さん
灯台もと暗しとはこのことを言うのだろうか?考えれば不思議な話だ
今までの間、つまり今日集まるまでのこの数年間、それぞれクラスメイトと分かって関わっていたのは誰も居ない
プライベートで遊ぶ様なことも絶対に無かった
すまない先生は何を思って集めたのだろう……?
行きは隣の人の事、いわば赤ちゃんだった人が誰か考えていた
が、帰りはすまない先生のことを考えてしまう様だ
Mr.銀さん
Mr.銀さん
ふう、と息をつくとイヤホンを取りだして、音楽を聞き始める
行きは聞かなかったが、帰りはのんびりと考える事にした
スマホに映る曲名。
その名は……
「ライラック」
過ぎていくんだ今日も
この寿命の通りに
限りある数字が減るように
美しい数字が増えるように──
すまない先生
急いで曲を止める。この今日は聞いたとしても真面目に聞いた事がなかったので、聞いていたのだが…
それはまた後になりそうだ
さっと座ると、いつもの様に患者が入って来る
適切な判断をして、患者にあった結果を出すのだ
僕は意外とこの仕事……「医者」に合っているのかもしれない。 気づけばもうとっぷりと日が暮れている
すまない先生
人
お大事に、と言って2分くらい経つと、仕事仲間の女性が入り、もう帰っていいと伝えてくれた
ありがたいが、僕は首を傾げた
すまない先生
人
女性はそっと笑い、平気です。と言う
その動きに、僕は自然と笑みがこぼれた
人
すまない先生
すまない先生
人
人
すまない先生
人
すまない先生
挨拶を交わすと、帰宅をして病院を出る
出た時に、暖かい清らかな風が、体を包み込んだ
今日は綺麗な満月に輝いている
僕は月を見ながら、帰り道を歩く
すまない先生
すまない先生
すまない先生
すまない先生
すまない先生
ニコニコ顔で帰り道を急ぐ
歩いて帰るつもりだったが…いつの間にか。
いつかの先生並の速さで家に突っ込んで行った
ズドーン!!
すまない先生
すまない先生
すまない先生
恐ろしい独り言を言いながらガチャリと扉を開け、中に入った
バサッ!
一通り済ませて、ソファに寝転がる 普通とは時間が早いので、いつもよりゆっくりしていた
すまない先生
すまない先生
カバンからスマホを取り出す。聞きかけの曲を聞こうと思ったのだ
イヤホンを付け、深く座り直した。その姿が、電車の中の銀さんと重なった
あの頃の青を
覚えていようぜ
苦味が重なっても光ってる
割に合わない疵も
認めてあげようぜ
僕は僕自身を
愛してる
愛せてる
すまない先生
すまない先生
何気なく聞いていたが、そこが流れた途端、体に衝撃が走った
青春。思わず笑いがこぼれる
そのまま写真をいじって、やけに写真が多いところ…僕が先生だった時に撮った写真だ
すまない先生
すまない先生
すまない先生
すまない先生
スマホをじっと見つめる。その時、一瞬顔が曇ったが… すぐにがばっと顔を上げ、封筒を引っ張り出す
七つ。 そして、ペンを折る勢いで紙に書いて行く。宛先は……
七人の生徒達へ
すまない先生
嬉々とした声を、いつの間にかあげていた
すまない先生
すまない先生
すまない先生
すまない先生
すまない先生
すまない先生
出した声も、上擦っていた。自分で隠しきれていなかった
原因はすぐにわかる。ため息、いや優しげな息を着くと、そっと壁にかけられている写真を見る
それは…「卒業式」
生徒達が卒業した時の物だ。駄目だ、全員前のめりになってごたついている
これは誰かさんの悪戯で真後ろにあった爆弾が爆発した直後に撮影されたものだからだ
でも、こっちの方が「僕たち」っぽい
すまない先生
呟いて、置いてある棚へ目線を移す。 その横に、惚れ惚れする程美しい剣が飾られていた
「草薙の剣」───その言葉が頭をよぎる
すまない先生
すまない先生
フフフッ、と小悪魔のように笑うと、改めて棚に手を伸ばす
そこにはまだ新しいアルバムが入っていた
開く。たったそれだけの動きで…
笑ってしまった
再会のクラス
ー[完]ー