いれいす日常

透血病

情花病

透血病「とうけつびょう」 その名の通り血の色が赤ではなく 透明又白色 この病気は血液の色が無いだけではなく、血液の働きを半分程しなくなってしまうため治りが遅くなったり体が弱ってしまう。それにより走ったりすることが出来なくなったり日を浴びることが出来なくなる場合がある。

情花病「じょうかびょう」 感情が変わる事に体に咲く花が変わる 似たもので虹彩病などがある。 身体の花は栄養を少し使っているため体力減少の原因となる。 咲く花は 無:つぼみ 喜:マリーゴールド 怒:黒百合 哀:チコリ 楽:鈴蘭 それ以外の感情の時はのちのち

本人様とは何の関係もありません。

エセ関西弁あり

ｶﾞﾁｬ

久しぶりに外に出れる…

俺みたいな奇病患者なんか

あぁみんなに軽蔑される時がきっとまた来るんだろうな…

夜

俺は親から挨拶を返して もらったことがなかった

この時から、自分は感情を出すことは悪い事だと思っていた。

初めて聞かれた言葉はこれだった 俺は嬉しくて色々なことを笑顔で沢山話した

俺は感情を捨てた

学校でも言葉を発することが苦手になった。

感情 これがあったらどれだけ楽しかったかな。

誰かにわかって欲しかった

気づいて欲しかった

そこからだった

俺へのいじめが始まったのは

いつしか俺は本当に感情が分からなくなった 痛覚もどんどんと薄れていった

中学に上がった頃

そこで意識が途切れた

俺の体に花が咲いていたその時は つぼみが着いていた

手には透明な液体がついていた

その時が体の限界だったんだと思う

透血病

人を信用するのが怖い

誰も居なくなった。

気遣わせて

無理させて

助けを求めてや

おめでとう！

ありがとｯ！

｢情花病｣ 症状:感情に合った花が体に咲く 　 体の体力が花に奪われる

治療法は

自分を本当に必要としてくれる人に出会うこと