会議後、私は一足先に会議室から抜け出し今はのんびりお散歩中
しかしそんな時間を邪魔するバカがいる…世の中そんなもんだ
プルルルルルッ…プルルルルルッ…
鏡華
隊員)ラルフ隊負けました!
鏡華
隊員)なので今すぐ来てください
鏡華
隊員)早くして下さい
鏡華
隊員)大体そこから左に500
鏡華
隊員)馬鹿ですかメートルですよ
鏡華
電話を切り諦めて事件現場に向かうとラルフ隊がぶっ倒れていた
事件現場
鏡華
隊員)ラルフ隊の事嫌いになりました?
鏡華
隊員)はい、犯人は現在調査中です
鏡華
隊員)はい、日本支部の隊の幾つかと連絡が取れないからラルフ隊に任せたと…
鏡華
ラルフ達に回復を施し「さて、どうしましょうか」と言う時にラルフ隊に任務を任せた「葡萄原菜月」が突然声を上げた
菜月)皆さん下がってください!
鏡華
菜月の方を見ると底には星神柱の奴らが居た
鏡華
懐から銃を出そうとしたらココ最近聞いた声が聞こえた
??)紅花 焔一輪
鏡華
??)僕は晴樹さんみたいに優しくないからね…君たちみたいなやつらが死のうが何も感じないし、何も思わない…
鏡華
光一
鏡華
光一
鏡華
光一君は私を後ろから抱き締め「ラルフの奴らがしくじったって聞いてね」と言って頬を擦り寄せてきた
鏡華
光一
鏡華
光一
鏡華
鏡華
光一
鏡華
光一
鏡華
光一
鏡華
隊員)うわぁ…可哀想
鏡華
部下)さ、さぁ?
光一
鏡華
光一
鏡華
光一君は部下を引き連れ現場から離れ…少し時が経つと光一くんから電話がかかってきた
プルルルルルッ…
鏡華
光一
鏡華
光一
鏡華
光一
鏡華
ぶつくさ文句言っても仕方ないため送られてきた位置情報にとりあえず向かう
鏡華
現場に着くと血だらけの黒雪君とそれを抑える光一くんが居て何故か紫さんまでいる
鏡華
黒雪
鏡華
光一
鏡華
紫)黒雪と小夜ちゃんを庇いに来たのよ、殺されちゃたまったものじゃないわ
鏡華
鏡華
黒雪
鏡華
鏡華
紫)あなたが来てくれて良かったわ、変に人を殺すことになったかもしれないからね
鏡華
こうして少し1悶着あったが私と黒雪君、紫さんと話し合う事に
黒雪
鏡華
黒雪
鏡華
黒雪
鏡華
黒雪
鏡華
黒雪
鏡華
黒雪
鏡華
紫)目標が見えたのはいい事よ、でもその前に…
紫さんが突然黒雪君の後ろに現れ札を貼った
黒雪
紫)はい黙って
そう言って唇に人差し指を押し当てる
紫)少し我慢なさいね
紫さんが何かを唱えると黒雪君は咳をしだし跪いた
紫さんは黒くなった札を剥がし「体の調子はいかが?」と聞いた
黒雪
黒雪
傷だらけだった黒雪君の体はすっかり治り心做しか元気になっている
紫)そう、陰陽術の一つで対象の怪我や疲労、呪詛といった苦しみを霊符に全部移す術
紫)術式が複雑だからあなたには向いてないかもね
紫)それに半端な霊符じゃキャパもたかがしれているから尚更ね
黒雪
紫)そうね、術式と道具がさえあれば誰にでも出来るわ
紫)でも中には術式に不向きな人もいてね、異能力だったり武具に頼った方がいい人も多いのよ
鏡華
鏡華
紫)ま、それが悪いとは言わないけどね
鏡華
黒雪
黒雪
黒雪
鏡華
黒雪
紫)結月に何かあった…と考えるのが妥当ね
紫)まぁ、式神が祓われたところであれらは所詮替えが利く代替品よ
紫)それともなぁに?あの子に思い入れでもあるのかしら?
黒雪
黒雪
黒雪
鏡華
紫)そうね、冷静な状況判断ができるようで助かるわ
黒雪
紫)何か言ったかしら?
黒雪
小夜ちゃんに近づき額に手を当てる
鏡華
黒雪
鏡華
鏡華
鏡華
鏡華
黒雪
鏡華
鏡華
黒雪
鏡華
黒雪
黒雪
黒雪
黒雪君は絶望からなのか地面に膝を着き絶望に浸る
黒雪
黒雪
黒雪
黒雪
黒雪
黒雪
黒雪
紫)(心の方にガタが来た…ってところかしら?)
紫)(まぁ、無理もないわね)
紫)(言ってしまえば、あれはただの男子高校生…この界隈には一生関わること無く青春を謳歌していたはず…)
紫)(この子じゃあ…なかったのかしらね…)
鏡華
黒雪
鏡華
鏡華
鏡華
鏡華
黒雪
鏡華
シュルッ…
鏡華
黒雪
鏡華
鏡華
鏡華
黒雪
黒雪
鏡華
紫)これは…ラストスペル……?ちょっとちょっと…面白すぎるでしょ
鏡華
黒雪
黒雪
黒雪
鏡華
紫)待ちなさい
鏡華
紫)あなたなら見てきたでしょう…ずっと……色んな人の成長を
黒雪
黒雪
黒雪
黒雪
黒雪
黒雪
黒雪
黒雪
紫)それにしても珍しい技ね、過去の文献にも無いみたいだし…もしかして新しいケース?
黒雪
紫)呼んだ!?
鏡華
黒雪
紫)うぉっけい!
黒雪
鏡華
黒雪
鏡華
黒雪
鏡華
黒雪
鏡華
黒雪