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主。
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ここから本編入ります!! いちおワンク↓↓ 今回のメインカプ:ktytg (※リアル軸、二人は両思いで付き合っています) 両思いのatmzも出てきます!!今回の短編では結構存在感強めです!! こちらはnmmn作品となっております。 ご本人方とは一切関係がありません。無断転載・拡散はお控えください。 地雷さん・作品を読んでいて苦手だと思った方はブラウザバック推奨
以上が大丈夫な方のみの閲覧をお願いいたします!!
主。
Tg
八月もそろそろ終わるという頃、 おれは号泣しながら同じグループのメンバーであるAtくんの家に凸っていた
At
At
急に凸ったおれにも怒らないで優しく頭を撫でてくれる彼にくっついて グスグス泣きじゃくりながら、おれは叫ぶ
Tg
At
Mzたんとおれで、浮気したっ!!
At
おれの叫びを聞いたAtくんが目をまんまるにしてそう返す
At
Tg
Atくんはおれに苦笑いのような笑顔を向けながら、 こんなことを尋ねてきた
At
At
Tg
Tg
At
At
At
Tg
At
なんだか歯切れの悪いAtくんにむっとして、 おれは彼の腕をぐいっと引っ張った
At
Tg
Tg
Tg
おれが泣きそうになりながらそう言うと、 Atくんは少し考える素振りを見せた後おれにとある提案をしてきた
At
そんなに気になるなら、二人であいつらのこと追跡してみる?
Tg
At
At
Tg
At
Tg
ぐうの音も出ずに押し黙ったおれを見て、 Atくんは心底おかしそうに笑っていた
At
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おれの返事を聞いて彼はニコッと大人びた笑顔を浮かべると、 ちらっとその視線をおれから外して手元のスマートフォンを眺めた
At
Tg
At
Tg
おれの言葉にうなずいてととんっと軽くスマホを操作したAtくんが なんだか普段より楽しそうに見えたが、 おそらく気のせいだろうとスルーすることにした
At
Atくんと約束した日曜日におれが指定された集合場所へ向かうと、 そこにはすでに彼がいた
Tg
At
Tg
彼はおれの姿を確認した後、 スマホを一瞬だけチェックしてポケットにしまった
At
Tg
Tg
泣いてしまいそうになっているおれを見て Atくんはまあまあとおれをなだめると、優しい声で続けた
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At
At
At
Tg
Tg
At
どうやらAtくんは自分の意見に相当自信があるらしく、 表情ひとつ変えずにそう言ってのける
彼があまりにも自信満々なのは、彼がKtyのことを信用しているからだろうか
Tg
Tg
Tg
一人でぐるぐるとそんなことを考えているのを わかっているのかわかっていないのか、Atくんは 弟を見守る兄のような優しい眼差しでおれを見ていた
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Kty
Kty
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At
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Atくんの案内の元おれがたどり着いたのは、 高価でオシャレなアクセサリーが売っている上品なお店だった
おれは身長が低いのでよく見えないのだが、 二人はなにやら真剣な様子でなんらかのアクセサリーを見定めていた
At
Tg
At
Tg
おれの隣でAtくんが何かを言った気がしたが、 本人はなにも言ってないのとのことのなので そうなのかと納得しておれは二人に意識を戻す
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Kty
Kty
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Kty
Kty
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Kty
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Kty
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Kty
二人は店内にいておれ達は外にいるので会話内容は聞こえないが、 二人がちょっとだけ照れた様子で話しているのはわかる
やっぱりKtyの本命はMzたんなのかも、とショックを受けているおれの横で 無関係なはずのAtくんが若干苛立っているように見えるのは気のせいだろうか
At
Tg
普段より低い声で何かをつぶやいた彼は、 はあ、とため息をついておれの手を握って店の中に入っていく
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At
Tg
おれの疑問にそんなよくわからない返答をしたAtくんは、 会計を済ませたMzたんの肩にぽんと手を置いて 少しだけ甘い声で彼の名をよんだ
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Mz
Mz
MzたんはAtくんにいつもの調子で答えるが、 しっかりと繋がれたおれとAtくんの手を見ると固まってそこを凝視した
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急にはちみつ色の瞳を真っ黒に染めてAtくんに問い詰める彼に おれが面食らっているうちに、Atくんはニコッと笑っておれの手を離した
At
At
Atくん言葉を聞いたMzたんは、 彼の顔をしばらくじーっと見つめた後その瞳にいつもの輝きを灯した
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Mz
At
人目を気にせずぎゅーっとAtくんに抱きつくMzたんと 彼の頭を撫でているAtくんのバカップル具合におれが目を点にしていると、 レジの方からKtyがこちらに向かって歩いてきた
Kty
Kty
そう言っておれの元に駆け寄ってくるKtyはいつもと変わらない 優しくてかっこいいおれの彼氏で、おれは直前までKtyが Mzたんと楽しそうにしていたことを忘れかけてしまう
すんでのところで忘れずに済んだおれは、 Ktyの手をぎゅっと握りながら震える声で尋ねた
Tg
Kty
Tg
Kty
心底意味がわからないという顔をしてる嘘のつけないKtyに おれが混乱していると、MzたんといちゃついていたAtくんが 彼に補足説明らしきものをした
At
Kty
At
Kty
真剣な表情でKtyと言葉を交わしたAtくんの腕に 不服そうに絡みついたMzたんが不満げにAtくんにこぼした
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At
また二人っきりの世界に行ってしまったAtくんとMzたんを 少し呆れた様子で見ていたKtyが、 おれの手を少し強く握って優しく微笑んだ
Kty
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おれの手を包みこむKtyのあたたかい手から彼の愛が流れてきた気がして、 おれはなんだか安心して泣き出してしまいそうになった
Ktyがおれの手を引っ張ってやってきたのは、人のまばらな公園だった
ここは以前おれがKtyに気持ちを誤爆してしまった場所なのだが、 今となってはそれもいい思い出である
近くのベンチによいしょと座ったKtyは 自分の隣のスペースをトントンと叩き、おれにそこに座るように促した
おれがそこにちょこんと腰かけると、 Ktyは何よりも愛おしいものを見るかのように目を細めて微笑み、口を開く
Kty
Tg
Kty
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驚いて目を丸くしたおれを見たKtyは、照れくさそうに頬を掻きながら続けた
Kty
Kty
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Kty
Tg
Kty
Kty
言われてみれば思い当たる節がありすぎて、 おれは失礼にもAtくんにイラッとしてしまった
Tg
Tg
Kty
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ついさっきバカップルな二人を見てしまったので本気で意味がわからなくて おれがそう返すとKtyは、あはは、と苦笑いをした
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Kty
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Kty
Kty
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Kty
Ktyはきれいな空色の瞳に涙をためて笑ったあと、 「それでね」とおれの瞳をじっと見ながら続けた
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Kty
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大好きな恋人の優しい言葉に感極まってしまったおれは、 だぱーっと涙を流しながら彼に抱きつく
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Kty
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Kty
Kty
Tg
Ktyはしばらく何かを思い出すような顔をしたあと、 少し顔を赤くしながらあの顔の理由を教えてくれた
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思わぬ方向からの攻撃におれが固まっているうちに、 Ktyはどんどん無自覚な追撃を仕掛けてきた
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おれの言葉に迷う間も無くそう答えたKtyは、 ふうっと息をついて小さな箱をおれに手渡した
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Kty
Kty
Tg
後日、9月2日の0時になった瞬間に開けた小箱には おしゃれなピンクのトルマリンをモチーフにした 女性用の婚約指輪が入っていた
Ktyがおれの誕生日にその指輪を送ってくれた意味を理解して 上機嫌でそれを左手の薬指につけていったおれが Atくんにからかわれたのはいうまでもない
そのAtくんの手首にもアメジストのブレスレットがついていて、 それを見たMzたんが嬉しそうにしていたのは言及しないでおいてあげた
主。
主。
主。
主。
主。
主。
主。
主。
主。
主。
主。
主。
コメント
12件
はい…今回も神でした… atmzのバカップルが見れたのは、 大前提として、 tgちゃんの嫉妬が可愛すぎる…!! それに対して困惑してるktyも 可愛すぎたぁ… 毎回神作ありがと!!! 個人的には、バットエンドから見たい!
え!?5日連続?神がいますここに!!!!けちゃちぐ可愛い!!!ちょっとドロドロなあとまぜからけちゃちぐにいくと温度差凄い笑愛の重さ的なのは変わってないけど差がすごすぎるぜ😏みんなそれぞれ惚気てるの可愛すぎるよ!!! メリバからハピエン見たいかな〜!
5日連続投稿とかもう目が幸せです🤩🤩 なんか一連の流れを全部知ってるatくんがにやにやしてるのめっちゃ想像できます笑 ktちtgちゃんの色気話atくんにもmzたんにもしてるの愛つよつよなのめっちゃ伝わってきます🤩 atmzっていつもmzたんツンデレなのに今回は嫉妬したら俺だけだよね?みたいな感じ大好き過ぎます🫶🏻🫶🏻🫶🏻好きすぎてこのストーリー3週しました😆😆😆