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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

ユウノ

よ・み・き・り

ユウノ

よ・み・き・り

ユウノ

こんばんわ
こんにちは
おはよう☀

ユウノ

うん

ユウノ

いってらっしゃい

おい 話すことないからって…雑すぎんだろ

ユウノ

ふん

明穂

それじゃあ、○月□日にね〜

市架

うん!楽しみ〜

そう返事をして、LINEの画面を見えないように下にして置く。

市架

すごく久しぶりだなぁ
前遊んだのは6月だったっけ

市架

……

受験した中学校に入学して、もう五ヶ月近く経つ

小学校のときの友達はみんな別の中学校に通っているから、なかなか会うことは無くなった

最後にあったのは、公園で遊んだ六月

今日から1週間後の日曜日、市架は小学校の時特に仲が良かった四人と遊ぶ約束をした。

市架

……もう、あれから三ヶ月くらい経ってるのか…

市架

なんかあっという間だったかも

市架(いちか)は明穂(あきほ)とのLINEを読み返す

市架

「行く」ってまた返信しちゃった

普通なら嬉しいはず

久しぶりに会える友達

なのに心は曇り模様

市架

友達…のはずなのに…

市架

私がいけないんだ

明穂

市架ちゃん久しぶり〜!

市架

久しぶり!

すごく久しぶりだな 今日はいい日🎶 たのしみ!

亜実

中学校どう?楽しい?

市架

、うん!
楽しいよ

うそ。ちょっときつい。 学校一回休んじゃった…

朱音

そうなんだ!

慣れない環境でストレスだよ 泣きそうだよ

笑顔で言わなきゃ 本当のことなんて言えるわけない あとあと面倒になる

紗凪

あそこのベンチ行こ!

紀呼

よぉい、ドン!

紀呼(きこ)の掛け声でみんな走り出す

朱音

わっずるい

市架

えぇ〜!まってまって!

朱音(あかね)と市架は運動が得意ではない。慌てて走り出す

紗凪

まて紀呼、追い抜いてやる!

紗凪(さな)は紀呼と同じくらいの速さ。お互い運動が好きだから、ちょっとライバル心があるみたい

楽しみだな!

紗凪

それで〇〇が…

亜実

まじで!?

朱音

それ見たよ!同じクラスだし。〇〇まじ可笑しいって!

明穂

えー例えば〜!?

市架

ニコニコニコニコ

公園に着いてから、3時間くらい経った

お昼ご飯を食べてから集まったため、 あと30分くらいで終わるだろう

最初はお菓子を買いにコンビニに行ったり、遊具で鬼ごっこをしたりしていた 今は、スマホやおしゃべりタイムである

〇〇って誰?みんなの学校のことばっかりだね。わからないよ…知らない人のこと話されても、みんなみたいに楽しめないよ…わからないことばかりなのに

もっと、みんなわかる話題にしない?

亜実

ほらこれ!

あ、話題変わった

紗凪

あ、この子かわいいよね!

紀呼

でも確か前に炎上してたよね

Twitterらへんの話に入ったようだ

市架

見せて〜

そう言ってスマホを覗き込む

うん、知らない人

紗凪

このダンスできるよ!

紗凪はそう言って真似をし出した

市架

練習したの?

紗凪

うん!笑笑面白そうだったから

市架

へぇ〜!

また、中学校の話に戻った

みんな夢中だった とても、楽しそうだった

だけど市架には分からなかった。知らない名前がどんどん出てきて、あまり笑えなくて ついていけなくなった

市架はそっとその場を離れてみた

みんな夢中だし…気づかないよね

かなり開けたところにでた 後ろを向いて、少しつま先立ちをすれば、みんなの姿が見えるくらいの、みんなと近い位置

…みんなの笑い声が聞こえてくる

市架

私が…悪いのかなぁ…友達なのに…みんなに混じって楽しくできないのは…私だけ?

市架

もっと気にして欲しいって思うのは、私の我儘?

知らない話題で置いていかないで 私を見つけにここに来て欲しい

市架

…なんで、来てくれないのかなぁ…

四人の笑い声が今も聞こえる 市架がいないのに気付いてないのか、それとも自動販売機などに行ったと思っているのか

5分くらいだっただろうか 後ろから声をかけられた

紗凪

市架ちゃん

バッと後ろを振り向いた

来てくれた…!

朱音

そろそろ帰ろうって話になったんだ

亜実

いこー!

市架

あっ、もうそんな時間なんだ!わかった〜準備するね

走ってベンチの方へ戻っていく

帰る…帰るんだ それを伝えに来たんだね

市架

なんのために、集まったんだっけ?

市架はぽそっとつぶやいた

誰も彼女の問いに答えることはなかった

市架

前はお世辞にも楽しいって言えなかった…

市架

あんまり行きたくないけど…こんな理由で断ったりしたら…

市架

来週こそは…二の舞にならないよね

市架の母

市架ー
夜ご飯できたよ。下降りてきて

市架

わかったー

市架は気分を入れ替えて、階段を降りていった。

次の日の月曜日

真絃

あ、市架ちゃんおはよう!

市架

土田さんおはよう!

いつものように、駅のホームで会う 土田真絃(つちだまお)に挨拶をする

真絃

あ!あのね!

真絃

私昨日ね、緋奈呼ちゃんとゆめタ行ったよ!

市架

え!すご〜い!私も今度二人と遊びたいな

緋奈呼(ひなこ)は、乗り換えする駅で会う友達

今まで、あんまりそういうことしないイメージあったけど、いいなぁ。

真絃

市架ちゃんは何した?

市架

え?あ…えっとね、小学校の時仲良かった人たちと公園で遊んだよ

しばらくたわいもない会話をして電車を待った。

とても、楽しい時間

市架

………あのさ

市架

友達から遊びに誘われた時、あんま行きたくないなーって思ってても行くって返信した方がいいのかな…

真絃

?え?

真絃はキョトンとした

真絃

なに?今本当にあってること?

…バレたし笑笑

市架

……うん

真絃

断っていいんじゃない?

市架

え、でも…用事もないのに断ったら「なんで断ったの。」とか「いやなのかな」とか思われて、不快な思いさせたり…なんで断ったのとか理由聞かれたり

真絃

そんなことになったら、そのくらいだったんじゃないかな

真絃は市架を真っ直ぐと見つめ、キッパリと言った。

真絃

市架ちゃんの時間は市架ちゃんのものだよ。市架ちゃんが好きに過ごしていいんだよ。相手に縛られて、別に絶対しないといけないものでもないものに、市架ちゃんの時間を使わなくてもいいんじゃない?使う必要はないと思うよ。

真絃

市架ちゃんの時間は市架ちゃんが使いたいように使わなきゃ。

市架

真絃の言葉は、目は、まっすぐで自信にあふれていた。

なんか、悩んでたのがあっという間に終わっちゃった。

なんで、悩んでたのかなぁ笑

市架

うん、ありがとう!

心から笑い、お礼を言った

真絃は真面目で優しくて、その時その場を誤魔化すようなことを言うような人ではない 市架もそれを分っていたから、素直に信じることができた。

真絃

役に立てたなら良かったです笑o(^▽^)o

市架

また相談、乗ってくれる?

真絃

もちろん!いつでもどうぞ。
ただし!市架ちゃんも私の相談乗ってね!いつものようにね

市架も、真絃の今かなり複雑な状態について相談に乗っていた。 ただ愚痴を聞くだけでも、真絃の力になるように

真絃はいたずらっ子のような笑顔を見せる。

市架

もちろん!いつでもどうぞ。

真絃

あー真似っこ

市架

ふっふっふ

カンカンカンカン

真絃

あ、電車きたね

二人は座っていた椅子から立ち上がる

いつもの光景が目の前には広がっている

ただ違ったのは、市架の心が軽くなっていたことだった

自分の時間は自分のもの…自分が使い方を決めていいのか…

市架は静かに微笑んで、電車に乗り込んだ

ユウノ

はーい、お疲れ〜!

ユウノ

それでは、読切恒例(恒例って言ってもまだ2個目)のこの話を書こうと思った理由を言っていこー!

ユウノ

えー今回のテーマである「時間」は、私の中学校で出来た友達が本当に言っていた言葉から思いつたんだze⭐︎

殴る

ユウノ

やめてぇ!
警察に訴えるぞゴラァ!

いや 一行目と二行目でなんか雰囲気違うし

ユウノ

ふっふっふ

ユウノ

あ、脱線したじゃんかー

はいはいごめん

ユウノ

ユウノ

だから、真絃が言っていた言葉ってのは、本当に私の友達が言ってた言葉なんだ〜

ユウノ

あ、言葉は完全に復元はしてないっす
できないよ完全には覚えてないから

ユウノ

…うんまあ笑

ユウノ

その子の言い方(まっすぐな言い方)や、その子の性格(その時その場誤魔化しの言葉を言うような子じゃない)も真絃の説明の文に入れてるね

ユウノ

その子はお人好しで真面目でどこか抜けてて明るくていい子。ほんといい子

ユウノ

私はこの言葉を聞いて目から鱗よ

ユウノ

今まで生きてきた中で実際に聞いて心に刺さった言葉No. 1

ユウノ

「私も悩んでるよ〜」って人がいたら、この言葉を参考にしてみてね!

ユウノ

それでは!

ユウノ

恒例の

ユウノ

じゃんけーん

恒例ちゃうやんけ

ユウノ

最初はグー✊

ユウノ

じゃんけん

ユウノ

ぽん!

ユウノ

パー✋

ユウノ

私が出したのはー
パーでした!

ユウノ

みんなは何を出したかな〜
出来たら教えてほしい(p_-)

ユウノ

負けた人はね…また読みなお((

ぼかっ

ユウノ

痛いじゃないかーひどいなー

無視))それでは、さよなら〜

ユウノ

もう…仕方ないなぁこの優しい優しいユウノ様が許してやろう
さよなら〜

1話1話で完結する短い話集

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