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小さい頃から、私は『お母さん』が大好きだった。
仕事で遅く帰って来るのも少なくなかったが、
それでも大好きだった。
母
母
華
母
母
父
華
華
華
母
母
父
華
決して裕福な家庭ではなかったが、
家族3人で幸せな生活を送っていた。
あの日までは……。
ある日。
お母さんが連休を取り、家族で旅行に行く事になった。
とても楽しくて、とても嬉しかった。
父
華
母
華
華
華
母
父
華
それが、両親と話した、最後の会話だった。
目が覚めると、私は病院にいた。
華
看護師
華
華
看護師
華
看護師
看護師
そこからの事は、あまり覚えていない。
ただ記憶にあるのは、私が寝ている間に、
お父さんが運転を誤って、事故を起こした。
そしてそれで、お母さんとお父さんが死んだ。
それだけだった。
その後、私は親戚のおばさんに引き取られた。
おばさん
華
おばさん
おばさん
おばさん
華
その時のおばさんの顔が、今でも忘れられない。
醜く、恐ろしく、何より怖かった。
それから何年かは私を可愛がってくれたが、
すぐに飽きたのか、数年後には、
おばさん
と、言われた。
20歳の誕生日。
私はようやく、おばさんの家から出られた。
〜現在〜
華
華
でも今は12月の半ば。
凍えはしないが、肌寒くはなってきた。
華
公園のベンチで横になり、目を瞑った。
その時。
夜月
夜月
華
…誰だ、この人。
華
華
夜月
夜月
華
なんなのこの人。
人の事情にズカズカと。
華
夜月
夜月
夜月
夜月
華
華
夜月
夜月
夜月
華
夜月
夜月
夜月
夜月
夜月
華
夜月
夜月
夜月
華
夜月
華
華
夜月
夜月
夜月
華
〜家到着〜
夜月
夜月
華
それにしても、推しで着いてきちゃったけど、
本当に大丈夫かな。
なんか不安になってきた。
華
でも一晩泊まらせてもらうだけだし。
夜月
夜月
華
夜月
夜月
華
寝たくて寝ようとした訳じゃ無いけど。
…それにしても、凄く整った顔してるなぁ。
外人さんっぽいけど、ハーフかな?
夜月
夜月
華
夜月
華
夜月
華
夜月
華
華
夜月
夜月
夜月
やっぱりそうなんだ。
華
夜月
夜月
夜月
夜月
華
夜月
華
これが、夜月との出会いだった。