一覧ページ

転生したらスライムだった件

第32話 - オークディザスター

104

2021年12月05日

#夢小説

#転スラ

#ファンタジー

時雨︎⋆̩☂︎*̣̩カッチーン

ギュイイイン((遠くから誰か飛んできた))

リムル

うおっ、なんだ？

ゲルミュッド

これは一体どういうことだ！？

ゲルミュッド

このゲルミュッド様の計画を台無しにしやがって！！

ヴァー二ー

いきなり飛んできて何を喚き散らかしてんの？こいつ？てか誰？ゲルミュッド？

リムル

俺も知らねぇ……誰だ？

ガビル

あの方は……！

ゲルミュッド

このノロマが！貴様がさっさと魔王に進化しておればわざわざ上位魔人であるこの俺様が出向く必要なかったのだ！！

リムル

魔人……？じゃあこいつがトレイニーさんの言ってたオークロード誕生に関わりのある魔王の手の者か。

リムル

にしてはちょっと小物っぽいけど

ヴァー二ー

いやだいぶ小物じゃない？少なくともあのオークロードよりかは全然弱いと思うけど虎の威を借る狐みたいな？

リムル

ボロクソに言うな。

ヴァー二ー

あ、なんかごめん〜。

オークロード

魔王に進化……とはどういうことか……？

ヴァー二ー

ん？オークロードの方は計画ってやつを理解してないのかしら？

ゲルミュッド

チッ！本当に愚鈍なやつよ……っ

ガビル

ゲルミュッド様！我輩を助けに来てくださったのですか！？

ガビル

申し訳ない、ラプラス殿から警告は聞いていたというのに……

ゲルミュッド

……がビルか。いいところに来た

ガビル

え？

ゲルミュッド

デスマーチダンス！

ｽﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

ゲルミュッド

あのトカゲを食え。オークロード。使えぬ奴だったが一応この俺が名を与えた個体の1つだ。貴様を魔王に進化させるだけの力はあるやもしれん

リムル

お前、複数の魔物に名づけしてんのか、それも計画の一端か？

大賢者

告。個体名リグルの兄にかつて名を与えたものも｢魔王軍の幹部ゲルミュッド｣という情報です。

つまりこいつ、と言うよりこいつを抱えてる今回のオーク侵攻の黒幕と見るべきかな

ゲルミュッド

なっ……き、貴様……

ヴァー二ー

いまのが本気の攻撃？もっとちゃんとしたのよこしなよ〜

ゲルミュッド

だ、誰だお前ら！

※ヴァー二ーは気配や見た目、声色などを変えているので魔王ヴァー二ーとはバレてません

ガビル

ゲルミュッド様……なぜっ……吾輩には見込みがあると……いずれは右腕にしたいと仰ってたでは無いですか！？

紅丸

自分の役に立たないやつは消す。それがそいつのやり方なんだろう

リムル

……そうだ、ゲルミュッドという名には、もうひとつ聞き覚えがある

紅丸

ようゲロ……じゃなくてゲルミュッドか。

ヴァー二ー

自分が名付けた魔物殺そうとする魔人、ゲロミュッドでいいんじゃない〜？

リムル

やめたれ。w

紅丸

オーガの里で全員に突っぱねられた名付けは順調のようだな

ゲルミュッド

き、鬼人！

シオン

我らの里をオーク共に襲わせたのはお前だな？

ゲルミュッド

∑ ( оωо )

ハクロウ

違うのであれば早く弁明をしなされ。無限に湧き出るオーク共の狩りにも飽きていたところ。

ハクロウ

明確な仇がこれと分かれば殺る気もでるというものぞ

ゲルミュッド

くっ……

ゲルミュッド

……ああそうだよ。それがどぉした！？上位魔人を舐めるなぁッ！！

ｽﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

ゲルミュッド

( -ω- `)ﾌｯ

紅丸

お前の方こそ鬼人を舐めすぎだ

ザシュッ

ゲルミュッド

ギャァァッッッ！！！！！！み……みみっ……耳がァァァ！！！

紅丸

そんなもんじゃないぞ。

紅丸

親父は俺と妹のシュナを逃がすために死んだ。親父だけじゃない。多くの仲間が、生きたまま食われた。

紅丸

そんな程度の痛みじゃなかったはずだ。

ゲルミュッド

ﾋｨｨｯ

ゲルミュッド

くっクソが！

シオン

ん？

シオンの足元にゲルミュッドが居ました。

シオン

（ ˆᴗˆ ）ﾆﾔｧ

ゲルミュッド

こんな……こんな馬鹿な！こ、この俺が追い詰められて……！？

ガビル

げ、ゲルミュッド様……

ヴァー二ー

やめときな？ガビル。あの小物は君のことを殺そうとしたんだよ？躊躇いもなく。君の命を救ったのは私とリムルと、君の仲間たちでしょう？

ガビル

お、お前たち……

ランガ

我が主よ。

リムル

来たかランガ。あれには手を出すなよ

ゲルミュッド

ギャァァッッッ！！

ランガ

はッ

リムル

((それにしても気になるのはオークロードだ。ほかのオークに比べてたしかにオーラは強力だが、どうにも鈍そうに見える。ゲルミュッドのピンチ無反応だし。むしろ傍に控える鋭い目つきのオークの方が強そうだ))

大賢者

解。数多ある種族の力を得た結果、オークロードの意識はその力に侵食され、混濁しています。

リムル

((そうなのか))

リムル

((ゲルミュッドに操られているのなら気の毒だがこれ以上森を食い荒らされる訳には行かないし、トレイニーさんとの約束もある。))

リムル

((ベニマルたちの決着を待つこともないな。俺が終わらせてやろう))

オークロード

進化……魔王……

ゲルミュッド

うぉぉぉっデスマーチダンスぅぅぅ！！

ﾄﾞﾄﾞﾄﾄﾞ

ゲルミュッド

((ここは一旦引く！あんな化け物共を相手にしていられるか！))

ガクン

ゲルミュッド

！？

ゲルミュッド

なんだ……か、体が……っ

ソウエイ

逃がすわけがないだろう。

ゲルミュッド

！！

ソウエイ

貴様には我らが失った同胞と同じ数だけ報いを受けてもらう。

ゲルミュッド

！お、俺を助けろ！オークロード！いや……ゲルド！！

ｽﾞ……

リムル

お、動いた。

ゲルミュッド

そうだ、恩を返せ！行き倒れのお前に飯をやったのはこの俺だ！

オークロード

俺は、ゲルミュッド様の願いを叶えル

紅丸

こいつを助けるつもりなら、相手になるぞ。聞いた限りじゃこいつが黒幕らしいが、俺たちの里を直接滅ぼしたのは貴様らオーク共だ。

紅丸

やるとなれば手心を加えるつもりは無い

ゲルミュッド

((これはチャンスだ……逆にゲルドが鬼人を食えば、とんでもない強化がみこめる！そうとも、俺はこんなとこで死ぬ男じゃないんだ！！))

ズシャッ

((ゲルミュッドの首を跳ねた))

ゲルミュッド

……え？

ボリッグチャグチャ

紅丸

……おいおい

ヴァー二ー

うわぁー、食ってるよー、

確認しました。個体名ゲルドが魔王種への進化を開始します

リムル

魔王種？

リムル

((大賢者、今の声お前じゃないよな？))

大賢者

解。世界の言葉です。オークロードが、ゲルミュッドの要望に応えるべく進化を望んだと思われます

リムル

！

大賢者

━━━警告。

リムル

離れろ！やつから溢れるオーラに触れるな！

ヴァー二ー

わー、すごい、オークたちの死体が溶けた！

ヴァー二ー

一瞬チョロっと触っただけでほらこの通り、腐食しちゃった。

リムル

触んなっってるだろ！？

ヴァー二ー

治るからいいじゃん〜

リムル

魔素の無駄遣いだ！

リムル

((にしても腐食させるオーラ、これが奴の能力か。))

リムル

((……これはちょっと予想外だな))

……成功しました。個体名ゲルドは

オークディザスターへと進化完了しました。

転生したらスライムだった件

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

104

2件

はぁはぁ可愛いねぇヴァー二ーちゃんぐへへ((((

時雨︎⋆̩☂︎*̣̩カッチーン

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

転生したらスライムだった件

第32話 - オークディザスター

作者の他の作品すべて見る

#夢小説の新着小説
一覧

関連するタグ

転生したらスライムだった件

第32話 - オークディザスター

作者の他の作品すべて見る

#夢小説の新着小説一覧

関連するタグ

#夢小説の新着小説
一覧