嫌われ私と6人の王子【完結済】

青兄？

青兄がいるってことは桃兄もいるよね。

だったら、、、

なんで、分かるの？

そうして青兄は自分のブレザーを私に掛けた

大丈夫かな、紫兄たち許してくれるかな、

そんな不安が青兄に伝わったのか

青兄はそう言った

ずっとこの場を見てたいじめっ子が声を上げた

嘘！？

青様と！？

だったら黄様たちとも、、、？

やめて、それ以上、、、

も、やだ、紫兄､､､､

橙兄、、！！

買い物袋を持っていた

帰りか。

そして私は家に急いだ

ガチャ

黙っちゃった、、、

怒られる、、！

優しい、、

そうだ昨日の

もう一つの話、

相変わらず部屋綺麗だな

兄弟じゃないんだ

ｻﾞｧｧｧｧ

あれは雨の日

お母さんが歩いてる時に

〇〇を見つけたんだ

〇〇！

雨の音でほぼ聞こえないはずなのに

〇〇は笑顔で小さく頷いた

私は泣いていた

私を捨てた親への悲しさと

そんな優しいお母さんを助けられなかった

弱い自分に

だから嫌われてたの、、？

ホントの兄弟じゃないから、、

バタン

扉の音を合図に私は夢へと堕ちた

秘密の仕事🖤🪶