TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

あなたの1番になりたい

一覧ページ

「あなたの1番になりたい」のメインビジュアル

あなたの1番になりたい

5 - あなたの1番になりたい(5話)

♥

165

2019年10月19日

シェアするシェアする
報告する

ナワーブ・サベダー

なんか最近元気ねーよなアイツ

イソップ・カール

え?

ナワーブ・サベダー

イライだよ、最近妙に静かだろ?

僕はチラッとイライさんの方を見た。

イライ・クラーク

……………

イソップ・カール

やっぱり…何かあったのかな…

ボソッとそう呟くと、ナワーブさんが口を開いた。

ナワーブ・サベダー

何?お前らなんかあったの?

イソップ・カール

えっ…?あ…いえ…

ナワーブ・サベダー

ふーん……

ナワーブさんが僕の方をジロジロと見てきた。

イソップ・カール

な、なんですか…

ナワーブ・サベダー

別にー?なんもねぇよ?

イソップ・カール

…………

ナワーブ・サベダー

じゃ、俺試合行ってくるわ

イソップ・カール

あ…はい、頑張ってください…

ナワーブ・サベダー

おう

ナワーブさんはニコッと笑い、そのまま待機部屋に向かって行った、すると…。

イライ・クラーク

イソップくん

急にイライさんが話しかけて来た。

イソップ・カール

イライさん?どうしたんですか?

イライ・クラーク

…………

イライさんは真剣な顔をして僕の顔を見ていた。

イソップ・カール

イライさん?

イライ・クラーク

少し、僕の部屋に来てくれないか?

イソップ・カール

えっ…?わ、分かりました……

そして僕はそのままイライさんについて行き、部屋に入った。

イソップ・カール

お邪魔します

イライ・クラーク

イソップくん

イソップ・カール

は、はい……

イライ・クラーク

単刀直入に言う

イライ・クラーク

僕達、一緒に居ないほうが良いかもしれない…

その言葉に僕は、一瞬時間が止まったと思った。

イソップ・カール

………え

イソップ・カール

なんで……

イライ・クラーク

理由は…言えない…

イライさんはフード深く被り俯いた。

イソップ・カール

っ……急にそんな事言われても困ります!理由くらい教えてください…!

イライ・クラーク

…っ言えない…

イソップ・カール

何でですか!

イライ・クラーク

仕方ないだろう!

イソップ・カール

っ…!

イライさんは声を荒らげたが、すぐにハッとしていつものイライさんに戻った。

イライ・クラーク

っ…す、すまない……

イソップ・カール

っ……もう…いいです…

僕はボソッとそう呟きイライさんの部屋を飛び出した。

イライ・クラーク

イソップくん!

イライ・クラーク

っ……もう…どうすれば良いのか分からない……

僕は何も考えずに走った…

イソップ・カール

っ……

すると、誰かとぶつかった。

ナワーブ・サベダー

いってぇ…

イソップ・カール

っ…す、すみませっ……

顔を上げると、そこにはナワーブさんがいた……。

ナワーブ・サベダー

イソップ…?

イソップ・カール

っ……

僕はそのまま走ろうとしたが、ナワーブさんに腕を掴まれた。

ナワーブ・サベダー

ちょっと待てよ…お前、なんで泣いてんだよ?

イソップ・カール

っ……

僕は思わず目を逸らした…。

ナワーブ・サベダー

どうしたんだ?

ナワーブさんは心配して僕の顔を覗いた。

イソップ・カール

っ……うぅっ……ひっく…

ナワーブ・サベダー

…はぁ…ったく…

ナワーブさんは、僕が落ち着くまで背中をさすってくれた…。

………………

…………

ナワーブ・サベダー

落ち着いたか?

イソップ・カール

っ…すみません…

ナワーブ・サベダー

別に気にしてねーよ、それに…なんでお前泣いてたんだよなんかあったのか?

イソップ・カール

っ……イライさんと喧嘩しちゃいました…

ナワーブ・サベダー

……お前ら、なんかあるなとは思ってたけど…まさか喧嘩する程…仲良かったんじゃないのか?

イソップ・カール

……………

ナワーブ・サベダー

……はぁ

ナワーブ・サベダー

まぁ…無理に聞き出しはしねぇけどさ、イライもいろいろあるんだよ

そう言ってナワーブさんは、僕の頭を乱暴に撫でた。

イソップ・カール

わっ……

ナワーブ・サベダー

なんかあったら俺に言えよな相談乗ってやるから

イソップ・カール

ありがとうございます…

ナワーブ・サベダー

イソップ・カール

少し元気出ました…

ナワーブ・サベダー

そうか

僕はナワーブさんにお礼を言ってそのまま部屋に戻った。

イソップ・カール

はぁ……

イソップ・カール

イライさん…怒ってるよね…

謝っても許してくれないと僕は思った…。

イソップ・カール

イライさんに嫌われてたらどうしよう……

イソップ・カール

イライさん……

……続く……

loading

この作品はいかがでしたか?

165

コメント

4

ユーザー

ぁぁぁぁ納占大好きいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい

ユーザー

ああ、もう好き…好き ナワーブかっこいいなおい

ユーザー

展開が発展しましたね…! 楽しみにしてました!! ナワーブさんの反応に惚れました笑

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚